文字化けカボチャ万聖節
黄昏のキングコング孤影
いいえあれは
彼は
蜜柑色のジャック・オランウータン
秋の木の葉色の森のひと
それに一人でもないようです
ジャック・オー・ランタン ....
金曜日ないし週末はカレー
と決めているひとも少なくありますまいが
うちは水曜日にポトフ
毎週すいとんをいれて
すいとんのフーガ
すいとんのエクトプラズム
すいとんのスィート
....
博士はデーターを解析して
ある法則性を見出した。
不自然な動き
その原因を突き止めた
博士は図と考察をまとめ
報告書を提出した。
友達には無理だと
笑われ侮辱された。
博士は金 ....
1
窓
表面積に
くちづけ
2
空が
墜落する
ポケットへと
3
ひたひたと
歩く
電信柱を
4
痛み
翼を ....
秋のイチョウ並木道
枯れ葉を踏む音が哀しい
でもこの音が好きだ
リズムが少しずつ元気をくれる
だから哀しさはあっても
寂しくはない
夏の命の抜け殻となってもなお
心に響く木々 ....
にんげん、の思考が災害として認識された起源は不詳だけど、
れきし、が21世紀で終わっているのは、僕の日記の日付が証明している
そら、が青く高いから夏はまだ続いていく、最後のページが濡れていた ....
たぶんそうなのだろうと僕自身の心に、少しづつ黒いネズミの微笑みを刻み付けて。
一体本当に、この私は誰なのだろうと
ながしそうめんを、横取りしてそこで食べても、同じ
なんとなく何かを見てい ....
シャープペンシルの
芯が折れて
ツーと
黒い線を
引きながら
転がっていった
そこは
白い机の上で
その白さを保つために
消しゴムで消すのだが
黒鉛の名残が
更に
淡い線を引く ....
じゅげむよ じゅげむ
ねむいか ねむいよ
いま きみにひつようなのは
べんきょうでもない
しごとでもない ねむりなのさ
さいわい しばらく こいもない
つかれるゆめは みませんように
お ....
はく
はく
はく
はく
はくだけ
はいたら
あとは
はいたぶん
はいる美しさ
まんべんなく塗り潰された
午後からの狂想はふたなりだ
気分次第で
どんな快楽にも飛べる
吐き出すも飲み込むもお手のもの
トップレスの神官はすでに出来上がっていて
....
川面のゆるやかな歩みに
目を潤ませるきみを
こらえきれず
背中越しに抱きしめた
作詞 余皮伸太郎 作曲 小林多汗症 編曲 山下辰五郎
ズンズンズンズン
チンポズコズコバコン
ズンズンズンズン
チンポズコズコバコン
ゾウの覆面レスラーは
しわしわマスク
剥い ....
いつもの帰り道を
いつものように歩いていると
知らない道を歩いている
どこかから寝息が聞こえるので
誰かの夢の中だとわかる
寝息を頼りに知らない道を歩いていくと
知らない家にた ....
年の瀬も押し詰まった一日の終わり、僕は故郷のあ
る地方都市で、レイトショーのチケットを買った。ビ
ロード張りの椅子の上で二時間余りを過ごした後、映
画館から外へ出てみれば、夜空からみぞれ ....
孤独な布団の中で眠りこけていた
真っ白な頭の思い描いた リニアモーターカーに乗って
山麓の岸壁の ほったて小屋の中で
監獄の 岸壁の友達を 案じていたりもしたのだけれど
いなくなっている予感が ....
私は街の色のくすんでいる
時の流れのその中で
思う形が 壁にぼやけている
金を 人は 手中にする
その 輪郭の明確な色彩に
人の心はぼやけている
灰色のぼやけている 柱で
明確 ....
漁村の上空には
薄墨を流した
空が広がる
風つよく
斜めに傾く
松はつらく
ゆられている
歩調をゆるめ
この白灰色の村
確かにあるはずの
日常を
一歩ずつ
踏み潰してゆく
お ....
※
「あの‥突然ですが、ボロクソな恋を綴るこの惨めな男の詩は 改訂を繰り返し ながら継ぎ足されてゆく気配です
予め お断りしておきます 。」
俺がリリーに夢中になったのはもうか ....
苦しみの海に舟を浮かべている
あまった人生
わたしは人より多く
時間を与えられたんだろうか
忘れたくない
ここが好きだった理由
ここに居てくれと頼まれたからなのだった
光
....
伯父は
酒に酔うといつも僕を責めたて
僕も内心で怒りながらそれらを無視し続けた
伯父は僕の生き方が気に食わなかったし
僕が内気で口数の少ないことが更に腹を立てた
あるとき伯父は
....
なにかがはじまるのだな この場所で
川の流れのように
地を這う蛇のように
ゆっくりとした確かなものが
季節のように訪れるのだな この場所で
変化に気づかない愚か者も
木々の彩りに目を奪 ....
泣かないで。私がいるよ。
怯えないで。大丈夫だよ。
一生、なんて、軽々しく誓わない。
けれど、あと50年くらいは、一緒にいたいな。
俯かないで。良い天気だよ。
閉じこもらないで。出かけよ ....
{引用=
硝子をつたう小径に
痛みは流されて
遠い海に向かう
曇天の淡い輝きの下
たゆたう調べに 今日も
あなたを浮かべてみる
想像でしかなかった白い肉体 ....
シュワシュワと無音の時計の一秒一分一時間を
見ていた
見ていた
見ていた
奇声と罵声といくつかの睦言をすり抜けていく十字路で
見ていた
見ていた
見ていた
耳の奥に響く ....
役所も山田も引っ込んでろよ、、、
ガタゴトガタゴト縦貫抜ける
....
雨雲の上には、大空があること
大気の外には、宇宙があること
太陽系の向こうには、銀河系があることを
いつどんな時でも忘れぬように
まぶたに落ちた雨粒ひとつも
そっと、 ....
心の琴線 バイバイ
他人の夢など知らず
喧騒に伏す 僕は何処
あの絶望をどうしたら否定できるだろう
どんなふうにしあわせか、というと
晴れの日も雨の日も
あなたのうでをむねにぎゅっとして
おしゃべり楽しく散歩する
おうちで二人ごろんとし ....
キスして踊ったら彼が迎えにこないかしら
宇宙のはじっこで震えてたあのこは今じゃ華麗なダンサーなのに
だれかが教えてくれなきゃ気づけないような小さな星で眠ってるあのこだって
夢を捨てずに頑張ってる ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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