赤色
青色
黄色
緑色
漆黒の闇に
浮かんでは消える
光の徒花


一緒に見上げていたきみが
光の洪水の中に
消え入りそうで
思わず
きみの手を握り締めた
飲み屋を流れた
飲み屋の片隅で いつも 話しかけられなかった
BOSEがある部屋で
話しかけられなかったのは スピーカーだった
そして そこにたぶん 君には 誰もいなかった
誰もいない その ....
濡れた亜麻色の髪

*オフィーリア*


小川のせせらぎ


ぼくが死ねないのは


まだ夢をみたいから


羽に眠る白い肌


足もとには小さな星屑 ....
{引用=


またここに来てしまった

まだここにいない

接続される

胸が急に
うずくように
切なくなる

痛くなる、
とは区別された
切なくなる

それが
 ....
不必要な話はしない
ぼくたちにはもうあまり時間がない
飾りもときには必要だけれど
いまはそういうときじゃない

死んだ蝉が生き返ることはない
でも地面の下では
蝉の幼虫たちが生きていて
 ....
口では

「もういい」とは言うものの





頭では

「なんで連絡が来ないんだろ」と考えている










口では
「居なくても平気だし」と ....
窓辺からずっと虫の音がしていた

部屋をくらくしてそれを聴いている

目を閉じているのか

目を暗やみに開いているのか

もうわからなくなるくらい

虫の音につつまれていた

 ....
風邪ひいた
鏡の私が情けない顔で
くしゃみを3発
脳味噌が揺れる
くしゃみを3発
モナ・リザもくしゃみをする
その時
?泣く女?もくしゃみをする
アイスランドもくしゃみにぶれる
世界 ....
布団の中から
天井を眺めている
眠ることも
立ち上がることもできない
この忌まいましい心身
そんな折り
よく人の言うように
木目の模様が人の顔になったりはしない
そもそも天井に ....
温かい土の中
屈んでしゃがんで
ただ陽光を待つ
「大丈夫だよ大切な君たちをきちんと残せたから」
寂しくない
寂しくない
笑顔で居られる
いつかまた日を見る時を
「すごく眩しいんだろうな ....
ススキの穂の群れの中でキスをしました
高く澄んだ青い空が見えました
ここは心の中にしまっておくための
誰にも邪魔されない場所だから
あなたとわたしは幸せでした
サワサワと穂が揺れて包むものだ ....
懺悔はタダだけど





赦してもらうには金が要る









うっかり床にグラスを落としちまった






オイラ ....
燃えたあとには
かわいた灰だけがのこる

開いた森に
自らに似たものが
点々と横たわり
その足跡のようなくぼみの
ひとつ、ひとつ、に
降りつもるものがある

それらがどのように
 ....
学校のかえり道
キミはいつも
あたしに
宿題をだした

それは
2次関数だったり
パズルだったり

 次までにがんばって

キミはいつも
白い歯をみせて云う

理数系の苦手 ....
札束のように
飛行機が束ねられている

花屋には
お札で折られた
鋭利な花が並ぶ

愛想の良いあの子が
配っているアメは
お札で包装されていて

巨大な紙幣のバルーンが
デパー ....
夕飯後の消化不良を酒で紛らわす
夜長だね。
こんなとき薄い水割りはいくら飲んでも酔うことはない

(ちっ ‥いやな奴らだ )
考えれば 考えるほど孤立した理由に腹 ....
ゆるい水枠に
日常が
切り取られていく

何もかも
光をよそに
不確かさを帯びて
透けている

取り壊されてしまうと
そこに
どんな家があったか
わからなくなってしまうように
 ....
あと何分
同じ事 話し続けるんだろう

向かい合わせで
喋るなんて
テーブルを発明した人はデリカシーが足りない

雨に叩かれる窓
明かりが強すぎる店内
雑然と
雑念が
入り交じる ....
今夜わたしが泣くための哀しみのレシピは
あなたが神様であることです。


(こまやかにその肌をついばむ)


中身はわたしとおなじであるのに
慈しみだけですべてをゆるされて ....
おおきな雨のあとだった

朝の坂道を電動自転車であがっていた

坂道のうえの空がいつもより狭く見えた

木々のみどりがせり出していたのだ

夏も終わろうとしているのに

せり出した ....
ごはんにしようよ
エサじゃなくてごはんにしようよ
木の実が入ったパンがいいな
鶏肉は断固拒否だな
果物あるといいな
お酒はTullamore Dewにしてね …びばげかい♪…
ねぇねぇ テ ....
近しい言霊が

電気になってやってくる



時々、感電するので浮かれていると

まっ黒こげに・・





とほほ



途方にくれまして



 ....
笑いましょう
話しましょう
喜びましょう
歌いましょう

泣きましょう
悲しみましょう
落ち込みましょう
嘆きましょう

怒りましょう
叱りましょう
誉めましょう
互いに愛す ....
 
 
かみひこうき とんだ
ゾウをのせて とんだ
キリンのくびに ひっかかり
かきひこうき おっこちた
ゾウはキリンの つののうえ
ノッポのしいくいんも とどきやしない
 
+
 ....
紅い金魚をお祭りで買ったのは
小学校のとき
本当はミドリガメが欲しかったんだ
けれども
最後まで言えず仕舞いだった

金魚ばちに一匹の金魚は
夏休みの終わりとともに
死んでしまって裏庭 ....
車窓を流れる景色を
ぼくはだらしなく
ぽかんと口をあけたまま見ていた

「あれが、ベガ」
「あれが、アルタイル」

向かいのおじいさんが
皺くちゃの指で硝子をつつく
どれがどれな ....
水の作り方を
書き留めておこうと思う
水素とヘリウムと鉄と酸素
それからスーパーノヴァ

水の巡らせ方も
書き留めておこうと思う
雨の落とし方と土地の刻み方
呼吸と光合成、涙と氷河
 ....
わななきたまえ
アロワナ
アロアナなんて呼ばれても
君のせいではないし

鳥葬という習慣が
ただそこでは自然な行為であったように
魚葬という習慣も
ただあるのだろうアロワナ

龍魚 ....
吐き出せば言葉になる

何度も舌の上で転がせば
溶けてなくなってくれるような気がしたのだけれど
ただ焦がれるばかりだった


私はあなたの背中しか見ないよ
ああ でも
揺らい ....
舌を出してニヤケてら
毒舌をふるい
常識を知らない女の子
人を馬鹿にする。

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな
{ルビ遜=へりくだ}って、
互いに自分よりも優れていると思いなさい。
un ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
花火寒雪010/9/19 7:36
ある日飲み屋で番田 310/9/19 3:32
ノクターン ‥をわざとらしくアラガイs0*10/9/19 3:05
メディウム真島正人1*10/9/19 3:00
不必要な話はしない佐々宝砂610/9/19 2:49
天の邪鬼くゆら210/9/19 1:52
すこしあるこうか(2)吉岡ペペロ710/9/19 1:21
微熱salco11*10/9/19 0:39
銀河鉄道の夜の足シホ.N2+*10/9/19 0:31
待機中秋也010/9/19 0:20
仙石原にて西日 茜4*10/9/19 0:04
白いとこだけ踏んで辿り着けたら、、TAT1*10/9/19 0:03
秋の地図岡部淳太郎410/9/19 0:03
Homework森の猫4*10/9/18 23:56
幸運のコインAkari ...010/9/18 23:34
余愁の水割りアラガイs2*10/9/18 23:20
ゆるい思い出Akari ...1*10/9/18 23:12
boring man3*10/9/18 23:02
かみさまのレシピあぐり310/9/18 22:14
すこしあるこうか吉岡ペペロ310/9/18 22:08
itchy黒い翼2*10/9/18 22:00
赤とんぼ4*10/9/18 21:44
喜怒哀楽ペポパンプ2*10/9/18 20:57
ファザー・グース(7)[group]たもつ310/9/18 20:48
首に鈴を付けたジプシーの人魚板谷みきょう1*10/9/18 20:47
銀河鉄道青井とり210/9/18 20:21
水のレシピ海里3*10/9/18 19:58
高原、真珠、淡水魚、そして嵐の神110/9/18 19:58
金魚青井とり210/9/18 19:49
スイカ姫ペポパンプ3*10/9/18 19:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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