誰がきみを愛してくれるのか
誰がきみを必要とするのか
誰がきみに近づくのか
誰がきみを気遣ってくれるのか


走り続けた青春
砕けた強化プラスチックは
叶えられないきみの夢
 ....
私が死んだらどうか
庭には一面青い花を植えてほしい

春にはシラーとアリウムが
夏にはマツムシソウとラベンダーが
秋にはクジャクソウとリンドウが
冬にはミスミソウとヒヤシンスが
それぞれ ....
荊の棘の中に
隠れるように咲く

愛する者以外
誰も触れるなと言うように

かたくなに
鋭い棘に身を隠しながら

来ない時を
ただ待つように

花は
こんなにも愛らしく
や ....
むかし泊まった
民宿の部屋で
小説を書くことにした

スキーに来たのに
雨が降っていて
しかたなくこの民宿に
もう一泊することにしたのである

窓から雨の雪 ....
  雨の日は布団を首に巻いて
  死にませう

  雨と 雨の。
  いたずらな溶解に聴力を奪われて
  雨 雨 雨の仕草をマネて眠り



  雨の日の首の ....
ほそびろく
美しい
その眉

この手で
触れて
すーっと
なぞれたなら
君はコクンと
うなずくだろうか

君のコクーン

なれるだろうか
冷蔵庫のなかで安いメロンを抱えています

やわらかくなるまで

実は新鮮な果物が食べれないのです

くしゃみが出てくればそろそろ短い夜も終わり

熟睡の季節に
あなたのこと ....
こないだパチ屋で四万つっこんだ














休みとか貰ってもやる事なくて










 ....
優しさで、



黒ずんだキレイなキレイな
優しさでさあ


僕の心臓、さあ一思いに。







君にはできっこないよ、




君は優しさなんて ....
明日を手に掴もうとした
地球の裏側を私は踏みしめた
私の未知のひとときを無数の人間が訪れた
今夜も 未来の中を 生きた
私は 過去の中を 夢見た
誰も知らない湖の脇を、ひとり言葉を無くして私は歩いていた。あなたは子供のようだったけれど、でもよく見るとそのようには思えなかった。だからあなたはきっと僕の友達なんだと理解した。僕にとってきっと、身近で .... 黒いサングラスをかけて見れば
世の中真っ暗だ
青いサングラスをかけてみれば
太陽さえ病んでいる
だが世の中終わりじゃない。
黄疸の赤ん坊は黄色いミルクをよく飲むし
血まみれの群集は市営プー ....
Please stop tempting me.
My head becomes amusing and seems to be crushed.
Please stop tempting me. ....
息が詰まるほどの
狭苦しい都心のバーで
ビートルズを延々と
聞き流しながら
炭酸で割った
スピリッツを飲む

気心の知れた
大学からの友人と3人

「疲れたね」
「煤けたね」
 ....
くっくくるくるくるまの子

るっくくまのこくるまの子

くるまな子

くるまの子

おーい、くまの子くるまな子

おーい、くまの子くるまの子


みんなのおもいでつまってる
 ....
いっぱい泣いたら
いつか笑える
と無責任に言い放つ
そのあとに続くことばを
のみこむ

そこは新しい世界
きのうのなみだを
キラキラ輝かせても
それは別世界
壊れたもの戻らない
 ....
胎児が
私の胎盤の上で
静かに発狂する

どんな夢を見ていたの

胎児と同じ夢を見て
脳漿がミルクのように
流れた

眼球が零れて落ちた
鼻は溶けて崩れた
外耳は鋭利に折りたた ....
白い貝殻を拾ってネックレスを作るように言葉を組み合わせるの、と
詩を書くあなたは言うけれど
私はビー玉をころころと太陽に透かすように
光のかけらと じゃれていたい

ノープランの恋愛ですが  ....
大人はうそつきだから
子供の反論はそれです

二つの間を
誰も座っていないブランコが

きしきしと ぎこちなく
ざわざわと せわしなく

さらなる高みを目指そうと
宙をくるりと回り ....
ぼくは良家の息子の匂いをぷんぷんとさせている

K先生に新しい患者さんに間違われても

おまえと平気にインドまでゆくような男だから

百一匹わんちゃんが連れられている夕方の街路樹

お ....
昔 うちの父さんは
カレーライスにソースをかけて
スプーンをグラスに突っ込んで
上から下までぐるぐる混ぜて
それはそれはおいしそうに頬張っていた

ある日 それを友達に
なにげなく話した ....
それはだれかに

しってもらいたいから

そんなだれかに

ほめてもらいたいから


宇宙のかたすみに

おれがあらわれたのは

きっとその理由からさ

宇宙のかたすみで ....
砂漠ですから砂の岸辺
いろいろなものが
打ち上げられもするのです

特に砂嵐のあとや
遠くの土地での季節の豪雨が
泥水の大海嘯を送り込んできた後などには

紙の本は水には弱い
水のみ ....
何かの拍子に
     君の香り

     ふわり

         懐かしいような
           切ないような
             涙ぐみそうな
          ....
「ばかものよ!」

なんて言い切れるなら良いのだけどね

「もしかして」

そんな枕ことばで思いの丈をごまかしたり
まるで何事も無かったかのように
飼いはじめたばかりの小鳥の世話を焼い ....
 
 
鳩時計が次々と子どもを産む
子どもたちは皿になる
皿がとぐろを巻いているので
妻も娘もそれはヘビだと言う

ヘビなら料理など
のせられるはずもないのに
やはりとぐろを巻いてい ....
真夜中の 誰もいない教室に
女たちが なだれこむ

レジャーシートを敷いて
だらしなく座り
シャンパンを開ける

おつかれえ 今週も仕事 頑張ったね
うちらまだまだ いけるじゃん 若い ....
今でも 思い出す
泡の見えた 瞬間に
引き上げられた 自らの身体と
父の 大きな手を

秋田の出戸浜海岸
多分 こう書くんだろう
毎年の 恒例だった

幾つもの トンネルを抜けて
 ....
無限の光
夢幻の夢
この小さな身体は何処へ

光の中
闇の中
小船は何処へ辿りつく

華は散らない
風に過去を舞い散らせ

春は消えない
笑顔が消えぬ限り ....
物語を読み終わったあと
夢うつつに思いを馳せる
形のないものをふちどる
魔法みたいなことができる
まぶたの裏では鮮明に
雨が降り 夜が来て
風が吹き 夕暮れを迎える
知らないことを知 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
きみのいない街寒雪010/10/5 10:02
ブルーガーデン[group]未有花20*10/10/5 9:42
荊姫雨音些末110/10/5 8:29
小川 葉210/10/5 5:10
雨のヨルノテガム310/10/5 4:05
コクーン佐和110/10/5 3:25
安いメロンアラガイs2*10/10/5 3:07
10月2日・トップワン五条・慶次TAT3*10/10/5 2:31
よろしくおねがいしますサワメ210/10/5 2:29
味ワイン番田 210/10/5 2:01
ある日の日のこと210/10/5 2:01
大統領salco4*10/10/5 0:59
Long TimeSEKAI ...010/10/5 0:54
狭苦しいバー真島正人3*10/10/5 0:39
あそびうた吉岡ペペロ110/10/4 23:57
なきごと水中原動機210/10/4 23:19
胎児はな010/10/4 23:05
虹の出そうな空だことアズアミ5+10/10/4 22:54
思考の公園唯浮210/10/4 22:46
K先生の狂詩曲吉岡ペペロ210/10/4 22:16
カレーライス鵜飼千代子20*10/10/4 22:14
理由吉岡ペペロ310/10/4 21:40
地中の蜘蛛海里3*10/10/4 20:56
君が ふわり雨音些末310/10/4 20:30
陽だまりのひと恋月 ぴの27+*10/10/4 20:04
とぐろたもつ410/10/4 19:48
ピクニックAkari ...3*10/10/4 19:43
魅惑の スパイラル藤鈴呼2*10/10/4 19:25
夢轍ポー0*10/10/4 18:52
こまやかなぼくらゆうと4+*10/10/4 17:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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