夕暮れの喫茶店

夕焼けの陽の
 黄金色
 雲間に沈む
 湖の
 喫茶「シャレー」
 の窓ガラス

 キャンドル・ライトの
 ほのゆらぎ
 秋は去りゆき
  ....
ふと 横を見ると
あのひとがいた

1年前 
恋こがれて
夜の渋谷の坂を
走って追った ひと

横顔 今もすてきだ
30センチも離れていない
ところにいる

あっ

彼は  ....
使い古した
陳腐になった
聞き飽きた言葉


使い古したのは
陳腐にしたのは
言い尽くしたのは


誰だ
誰だ
誰だ!?
誰かを傷つける誠実さと、自分を護る狡猾さなら、いったいどちらが罪だろう
わたしたちは
皆で手を繋いでいることができない
綻び、繕い、
それを誰かが押し拡げ、
ちがう誰かが埋め立てる
 ....
ここでいいんですかね
もったいないような気がしちゃいますね

きみとあの子のくれたプレゼント
itモヤモヤ
咀嚼して味わいます

帳面に書いてるんです2005年からずっとね
ここでいい ....
 
 
おしっこしたくなって
かいだんをおりた

まよなか
だれもいないいまで

きえたテレビが
ぼくのかおをうつしてる

それいがいにはなにもない
いまのいまを
 
 
死んだらこ
の心をどこ
に埋めよう
か考えてい
る。街には
電球のちら
つく光だ。
(朝に向か
って逆走し
たいよね。
日付変更線
とかものさ
しではかっ
てじぶんの
さび ....
また動物の話をはじめた

彼女はたまった動物番組を見ながら

いっしょに歩くように話してくれる

自然が好きなの、山登りじゃないよ、そういうんじゃないの、

やわらかな鼻声がかわらしく ....
お母さんはビールを呑んで


喋りだします


今にも泣きそうになりながら


姉が買ってあげたメガネをかけて

わたしを見ます



そのレンズを通して


 ....
なにがあってもきみしかいない
いま、ぼくの生涯がつくられている
かたちを変えてゆく
まだあたらしいいきもの
きみはその、ひとりで
ひとりきりなのに
てのひらふたつもっていた
それ ....
隣の部屋ではカップルがセックスに勤しんでいる
一人きりの僕はそれを聞きながら涙を流し
この世に蔓延る不公平さを嘆いている

目の前は暗闇 光さえ入らず
人生の荒波 揉まれ続ける
この恋はと ....
君の ありがとう に

心は桃に色づく

君が使う 数少ないタメ口に

愛おしさが あの波のように押し寄せる



気づいたら 君から

人の愛し方を学んでる。
全てを手に入れたとき

人は人でなくなる


金に溺れ
人に溺れ
自分自身に溺れる


幸せとかけ離れた

『寂しい』人生を歩むことになるだろう



信頼を築くよ ....
  .
まあるい風船を同じ容積の四角い
函に押し込めそうして密封した
函をたくさん重ね隙間無く積み
重い閂を掛けた建物が目路の限り
  .
立ち並ぶ未明の波止場キリコの
少女もそこにはい ....
今夜、Ben'sCafeという詩の家に集う僕等は、 
日常の全ての仮面を脱ぐだろう・・・言ノ葉
を愛する思い一つを胸に認めて、見えない風
に背を押され、見えない糸に引かれ、一つの
夜に ....
私の情報は
私だけしか知らない。
いくら説明しても
言い足りない。

親よりも知っている
貴方!でも私ではない。
見方が違うから全くの別物。

神様だけは全てを知っている。
だから ....
子供はうんこ大好き
大人はうんこって言わない
子供はうんこって言うと
それだけでparty time
なんでかな
子供はね
バカにしてるんだよ
うんこって言えない大人を

叫べよ
 ....
くまさんはひとりでした
森の中
誰にも出会いませんでした
花咲く森の道
くまさんは
ひとりでした

孤独なくまの気持ちは
孤独じゃないくまには
けしてわかりません

ある日森の中 ....
青き薄手の衣に馳せる
真の美への想いと
寒空の下で肌に感じる暖かさ
柔らかな美の面影の眼差し

冬陽に祝福されし
この寒空の下で
ただ…この子を愛している…
ただ…精一杯愛している…
海流を眺める
油絵の具を指で擦った様な道
夜の灯りをギラリと跳ね返し
いくつもの美しいラインが交差する

背泳ぎを見ている
行く先も見えずにただ進む
後に残る軌跡は直ぐに消える
いつか ....
井戸の底には穴が空いていて、
そこはどこへ通じるのだろう と
ぬめる穴ぐらを進んだ先が
知らぬ間に埋もれていて知らぬ間に掘り進んでいて
けれど決して上に登ることがないのなら
果たしてその横穴 ....
もはやすべての会社なんてろくでもないのだけれど、
(なぜなら資本主義社会の終わりももう末期だから)
いち個人として、会社のいいところは、
会社が終わったあと、じつに開放感が味わえることだ。
あ ....
ぼくが泣く理由を君はきかないから ぼくはいつもしらけてしまうんだよ 傍に居て何ができるの たとえ考えた末の沈黙だとしても こっちにはなんもわかりゃしないんだよ 君はきまづいんだろ こいつめんどくせぇと .... かなしいおもいに とらわれる
ひまわりを みおくったよ
くまさんが あるいてきた

とてもじゃないけど いきがつづかない

ほんとに もう とどかないよ

あたしは ここで さけん ....
ピンチに直面したとき

ひとは
おもってもみない 
チカラ
が でてくるものだ

追いつめられた猫が
威嚇するように

火事場で
オンナが箪笥を
動かしてしまうように

不 ....
いつからか小鳥が来なくなった
名も知らぬ小鳥たちが
毎朝訪れ、よちよち歩いているのを見て
囲いのある私の生活も
悪くないと思えていたのに
いつからか朝の声はしなくなっていた


流浪の ....
全ては言葉で始まった。

ものは言葉で存在し

言葉で言えないものは無い
存在しない

絵に描けなくても言葉になって

人の間に漂って

人の気持ちも言葉になって

言葉が無 ....
ぜんぶ理由があった

理由なんて

意味がなくなるくらいたくさん


さびしい11月

きらきらひかる

水いろの空とか

ゆんゆんわたる


ぜんぶ理由があった

 ....
只今リハーサル中
きみが来るまでの間に
やれることを全部やってしまって
気持ちの戸棚を整理してしまおう


テーブルを挟んで
向かい側に
きみが座って
ぼくに微笑みかける
 ....
 
 
静かな時計の匂いが
降り積もる教室で
僕らは眠るための訓練をしています
皆、先生に買ってもらったばかりの
蓮根を大事に抱えて
明日の晴れる日を想像しています
教室の隅には
か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「夕暮れの喫茶店」生田 稔5*10/11/26 8:52
と・き・め・き森の猫8+*10/11/26 8:37
言語的異人へ寒雪110/11/26 8:35
あさいゆるしはるな110/11/26 7:55
正露丸カチキ410/11/26 4:51
夜の居間小川 葉110/11/26 1:24
詩ね桐谷隼斗210/11/26 1:04
この世のひかり吉岡ペペロ710/11/26 0:48
6年振りに親子くゆら410/11/26 0:46
血潮ゆうと110/11/26 0:31
ああSEKAI ...0*10/11/26 0:21
べたべたらぶそん短角牛210/11/26 0:10
とわ010/11/25 23:47
ギイ・ド・M師にGiton2*10/11/25 22:35
黒い小さな舞台の上で服部 剛210/11/25 22:21
世界に一人だけの私ペポパンプ3*10/11/25 21:44
ほくそ笑む奴等skc210/11/25 21:38
星のくまさんチアーヌ610/11/25 21:32
冬の中の夏一 二210/11/25 21:13
嗚咽という沈黙プル式810/11/25 20:58
地底の産声鶏卵010/11/25 20:42
女は呼ばないはだいろ110/11/25 20:34
森本隼310/11/25 19:51
ロジオンⅡかとうみぞれ110/11/25 19:06
チカラ森の猫4*10/11/25 17:19
断線within7*10/11/25 16:23
ことばはことば……とある蛙6*10/11/25 14:37
理由吉岡ペペロ510/11/25 11:33
劇は始まる寒雪010/11/25 11:01
合宿たもつ310/11/25 6:01

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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