「あの‥突然ですが、ボロクソな恋を綴るこの惨めな男の詩は 改訂を繰り返し ながら継ぎ足されてゆく気配です
予め お断りしておきます 。」


俺がリリーに夢中になったのはもうか ....
苦しみの海に舟を浮かべている

あまった人生
わたしは人より多く
時間を与えられたんだろうか

忘れたくない
ここが好きだった理由
ここに居てくれと頼まれたからなのだった


 ....
伯父は
酒に酔うといつも僕を責めたて

僕も内心で怒りながらそれらを無視し続けた

伯父は僕の生き方が気に食わなかったし
僕が内気で口数の少ないことが更に腹を立てた

あるとき伯父は
 ....
なにかがはじまるのだな この場所で
川の流れのように
地を這う蛇のように
ゆっくりとした確かなものが

季節のように訪れるのだな この場所で
変化に気づかない愚か者も
木々の彩りに目を奪 ....
泣かないで。私がいるよ。
怯えないで。大丈夫だよ。
一生、なんて、軽々しく誓わない。
けれど、あと50年くらいは、一緒にいたいな。

俯かないで。良い天気だよ。
閉じこもらないで。出かけよ ....
{引用=


硝子をつたう小径に
痛みは流されて
遠い海に向かう


曇天の淡い輝きの下
たゆたう調べに 今日も
あなたを浮かべてみる




想像でしかなかった白い肉体 ....
シュワシュワと無音の時計の一秒一分一時間を
見ていた
見ていた
見ていた


奇声と罵声といくつかの睦言をすり抜けていく十字路で
見ていた
見ていた
見ていた


耳の奥に響く ....
役所も山田も引っ込んでろよ、、、













ガタゴトガタゴト縦貫抜ける




 ....
雨雲の上には、大空があること

大気の外には、宇宙があること

太陽系の向こうには、銀河系があることを

いつどんな時でも忘れぬように

まぶたに落ちた雨粒ひとつも

そっと、 ....
心の琴線 バイバイ
他人の夢など知らず
喧騒に伏す 僕は何処
あの絶望をどうしたら否定できるだろう
   どんなふうにしあわせか、というと

   晴れの日も雨の日も

   あなたのうでをむねにぎゅっとして
   
   おしゃべり楽しく散歩する

   おうちで二人ごろんとし ....
キスして踊ったら彼が迎えにこないかしら
宇宙のはじっこで震えてたあのこは今じゃ華麗なダンサーなのに
だれかが教えてくれなきゃ気づけないような小さな星で眠ってるあのこだって
夢を捨てずに頑張ってる ....
こんなにもいとしい生き物が

かつて宇宙にいたのだろうか

ゴッホは弟をさがしていた

テオはこんな顔をしていた

きっとこんな顔をしていた


にまいめの写メにはおまえが写って ....
千代田線で
背の低い女が
目の前に立ち
ぼくは痴漢と間違われないように
満員電車ではいつも
腕を組むか
両手でつり革をつかむか
本を読むことにしている


暑すぎる夏の朝だった ....
小綺麗に整頓された
博物館というのは
謎めいた怪しさがなくて
つまらない
里山のジオラマが
自然を嘘臭く見せる

小さい頃見た
博物館の陳列は
モノのそっけなさが
却って
世界を ....
昨晩よりも丸い月になります
天象航路
あふれてありふれるべきもの
月光

示準化石としてのアスファルト
示相化石としてのコンクリート
昔、日本があった場所

ストーンサークル・オルゴ ....
風に揺れるカーテンに
包まれながら

あたしひとりだけ
まるで黒点のように
体温が低かった





ずっと遠くで
白い線に沿って走るあの人は
なにに急いでいるんだろう

 ....
がたがたの地面の上で小さく微笑む。

どうしたら綺麗に私らしく笑えますか。

胸を張って笑える人になりたい、それが今の私の願い。

お腹の中に悲しいことが響いてもいいから。
こことはちがうどこかで
わたしとはちがうだれか
いまとはちがういつかに
わたしのことをおもっていた

そんな想像するたびに
生きているの退屈になる
今日すれちがった友人より
ずっと近く ....
ハレヤカな日は
ハレルヤ
アレルヤ

金も地位も無くし
しょんぼりしていた
マイダーリン

人間性同様
みるみる
ちっちゃくなった

うなだれた彼を
洗濯バサミでつまんで
 ....
目を閉じて
太陽が昇り
沈んでゆくように
視線を動かし
頭の裏側の出来事をみる

頂点はいつも気持ちがいい
沸点で水と水蒸気がとけあっているから
熱くまじりあっていて
苦しくてあぶな ....
全能の主なる美幼女神は支配者であられる
この世の領国は我らの主とその信徒の国である
そして彼女は今より永遠に統べ治め給う
諸王の王
主の主
ハレルヤ!

権力

智恵
誉れ
 ....
泣き顔が
僕の世間の片隅で
次第次第に数が増え
しかも奴らはでかい顔
僕の居場所を奪ってく

泣き顔が
僕の世間の真ん中で
どんどんどんどん数が増え
しかも奴らは湿っぽく
僕の顔も ....
一輪のバラは
永遠のものとなった。
水も栄養もいらない。
枯れる事を知らない。

金があるとろくな事をしない
車内で煉炭を炊いた
亡くなる4日前に会った。
もう助けられないと思った。
 ....
近所の学校
小学校
高いところにいく
歩いていくしかない
水泳はできる
津波が来たらおしまい
辞書にも載っている
切ると助かる、喉とか
嫌いなものを食べていくうちに
 ....
‥などと言えば
マラドーナの疑惑のゴールだったり 至高の国宝工芸を造りだす人のことを指したりするわけだが
或る人によっては何やらよからぬ癖などを想像したりもして
ニヤリとするなんてこともある ....
{画像=101015121000.jpg}


君はどこに行っていたのと
神話が問いかける
ここまで
ずいぶんと時間をかけて
きたのに
ほんのちょっとの不在で
だいなしにしたね、と
 ....
想ってるってなんだろ
あなたのためになりたい
それは空回り

待ってるってなんだろ
あなたは自由にしてて
それは嘘

叶わないってなんだろ
あなたに託した
それはあたしの勝手

 ....
水は重く、水は重く
地に深く沈みこんでいる

岩陰に臍のように窪んだ一角
降り井戸の底の暗がりに残された一匹の
赤い鎧を着た魚
地の底よりふたたび湧き出してくるものを
みつめる黒 ....
 明るい心臓の奥深くに
 私のかたちに似た木が一本
 ひっそりと佇んでいる

 その木は、
 常緑と呼ぶにはいささか
 難解で
 落葉と呼ぶにはいささか
 陽気である

 そし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
アノ〜チョットいいデスカ?アラガイs4+*10/10/16 1:43
終りの惑星Akari ...3*10/10/16 1:21
Porter710/10/16 0:24
乱反射瀬崎 虎彦210/10/16 0:18
伝説の魔法使いさつき110/10/16 0:10
秋の雨がまどろむ海月6*10/10/16 0:09
炭酸水の海さつき410/10/15 23:44
十三人の現場TAT1+*10/10/15 23:41
ひとつぶの雨よりさつき6*10/10/15 23:36
悪夢tam210/10/15 23:25
「あなたがしあわせを感じる時は?」[group]逢坂桜110/10/15 23:08
見つめる先のちいさな荒野に有村410/10/15 22:50
にまいめの写メ吉岡ペペロ310/10/15 22:24
朝の乳首はだいろ2+10/10/15 21:22
科学博物館フクスケ3+10/10/15 21:02
月光ドレッシング海里1*10/10/15 20:03
グラウンド、時のとどろきみぞるる310/10/15 19:41
山岸美香3*10/10/15 19:27
いつかどこかのだれかさんカナシミルク110/10/15 18:33
マイリトルフリークスハイドパーク2*10/10/15 17:59
日曜日の光と雪さだあいか ...210/10/15 17:27
感謝一 二0+10/10/15 17:13
泣き顔……とある蛙5*10/10/15 16:06
遊びは人間をダメにするペポパンプ3*10/10/15 15:35
避難1カエル310/10/15 14:22
Godhand〜神の手アラガイs5*10/10/15 13:41
合作「星たちの邂逅」瑠王8+*10/10/15 13:40
うそほんと朧月110/10/15 12:52
井泉楽恵13*10/10/15 11:03
私のかたちに似た木豊島ケイトウ13*10/10/15 9:25

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