名前なんてない
僕の詩に名前は存在しない
固定概念はいらない
先入観なんて必要ない
自由な詩なんだから
題名に
とらわれる必要なんてない
縛られる必要なんてない
ただ自由に
思うがま ....
思ったよりも
今年、松茸は豊作で
そんなに苦労しなくても
すぐに見つけることができました

君が松茸に
顔を近づけ
スーッと鼻から息を吸い込み
うっとりと目を閉じて
「ああ、いい、に ....
朝のテレビ画面で
十羽ひとからげにされる
「我々一般庶民」
街頭マイクの前の
うわずった自己主張の
オジサン達
丸暗記したような
青年の模範回答
日本の天気のように
安々と扱われる
 ....
やっぱ秋だものね

いつのまにか下腹のあたりに不吉な弛み
食べ過ぎた覚えないんだけど
運動不足ってこともありそうだし

いつのまにか

そう、いつのまにかなんだよね

いつのまにか ....
自分の詩が
暗い
残酷だと
悲嘆する
ゴルゴダの聖者よ

世の中が
暗くて
残酷なのだから
それはそれで良い

目立たない
色と柄の生地を使い
スーツを仕立てるようで
とて ....
ババアどもの井戸端会議がうるさいぜー!
俺は夜な夜なドラゴンクエスト8をやっている
煙草もやめちゃったしお金もないし
この間ビデオボックスに行ってしまったからね
15分間女の子がついてお手手の ....
野球ボールを股間に移植して
合併症を起こして私は死にたい
何故というほどのわけもないのさ
思いつきで言ってみたに過ぎないのさ
君はいつもそうだ融通のきかない頭
野球ボールを股間に移植して
 ....
お前の彼女と週2でセックス
保土ヶ谷区のトラベルロッジで
お前の彼女と週2でセックス
誠実さが自分の長所だって
自己ピーアールに書いてた俺
でもそうは思えませんよねだなんて
お前が俺を圧迫 ....
茫漠とした大地
背徳の海
失われた太陽
犇めく雲

折り畳まれたパイプイス
薄汚れたプラスチックテーブル
丸まったダンゴ虫

横たわる彼ら
端整な顔立ちに
淡い微笑み

銃口 ....
今現在のぼくと
理想のぼくと
ぼくはどっちを大切にすればいいんだろう
大きな夕陽の中に
君の背中が逆光に
振り向かない君に
僕は問いかける

人生はこんなものなのか
CTでスキャンすれば
楽しい時もあった
輝かしい時もあった
苦しい時もあった
惨めな ....
一日中 しとしとと降り続いた雨ははたと止んでいる
ガラス越しに稜線が見える
夕焼けに染まった稜線
砂漠の上をラクダがとおる
ゆっくりゆっくりラクダは右に動く
あまりに美しく あまりにも悲しす ....
秋を洗う
ダイヤモンドの花
プラチナの雨
慈愛





このオレンジの果てを
思う
果てに止まない開花があるとして
それが 想像が及ばないほどに 美しいとして  ....
 
 
この街の
いたるところにかけられた
モザイクを撤去する
工事がはじまっている

モザイクがかかっていた
懐かしい街並は
高層マンションに立て直され
その中の暮らしは
モザ ....
夜明けまえ 午前五時の街の空は 僕を女にさせる
精液を吸いつくすのだ
その滑らかな静けさに
まるで 見たこともない両性具を着けた生き物として
この世には自分一人しか生きる権利は ....
「あのね、

から物語は始まり、
彼女は電話をきったのです。
金木犀の香りの詰まった壜に、あなたの名前を書いてる、
「か・こ」

シャーレに
なつかしい-あなた
あたらしい-わた ....
茜の空

僕も染めて

白に 埋もれる前に
 
 
 
幸せな人はなぜ
不幸せな人が
見えないのだろう

生きている人はなぜ
成仏しない魂が
見えないのだろう

ほんとうは
見えているはずなのに
見ようとしないだけ

も ....
オズ

悪夢で目が覚めた朝は ここが何処だか分からなくなるね
おんなじように太陽は昇って また君の場所を照らした
昨日に何かが終わって そしてまた今日に何か始まる
止まることは許されぬまんま ....
黒い雨にうたれて

赤い涙を流す

黒い雨にうたれながら

この夜に消えてしまいたい
ひとつだけほんとうのことを入れて

あとは架空のことを書いてみる

ほんとうのことは

架空を補強するパーツになっていたり

まったく違う意味合いになっていたりする

そんなとき詩 ....
■1


 少女は握る手鏡に
 映した顔を
 正面から
 斜めから
 上目使い
 下目使い
 順ぐりに眺めまわしたあとで
 呟きました

「こんなの あたしの顔じゃない
 ....
周囲の音
ベッドに横たわる
凍結
電車の何両目か
ゲーム音楽
たしかたしか
時計の音
螺子は巻けているかい
ソレ
オメガ
ディオール
アルマーニ
パーキンソン
ぶらんどみたい ....
愛しい人の
前にいると
鼓動がトトトト、ト と
ミシンのように
動き出す

愛しさへ向かう
なかに
なにかを
縫い合わせていくのね

スカートが
できるなら ぐるりと
花を
 ....
まっしろなノートを脳内に広げ

インクの切れたペンを端に置く

そしてそうっと目を閉じた僕は

誰かが喋ってくれるのを待つの

僕の中には何人かが住んでいて

僕はオンボロのアパー ....
運転間隔調整のため、少々停車致します。

後続電車が遅れているため。
前の電車が止まっているため。

早くおいで。待ってる間に。
早くおいで。追いつかないと。

早くおいき。待ってる間 ....
珍しい駅で降りた。

どこかくたびれた地下道を歩く。

忙しないOLとすれ違う。

看板で地理を確認する。

慣れてない階段を登る。

ネオンや街灯の少ない地上が広がった。

 ....
子午線を越えて先進国に出荷してやるから穏便に死ね













イオンモールのお惣菜コーナーの酢豚の主役を張らせてやるか ....
 
 
マリアナ海溝の深さに目が覚めてしまったので
朝刊を配りに出かける僕の毎日が
あちらこちらから、それは誰の所為でもないけれど
くの字や、みの字になって寝ている家族の
まぶたが開いてそ ....
片道30分10kmのチャリ通勤を毎日
いつの間にかスリムボディに戻った
そうだ、あこがれのスキニーに挑戦しよう
お店のオススメ商品はどれ?
研究会や協議会の日は皆スーツだけど
地味なのは嫌だ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
no title詩月410/10/18 19:53
帰りたい僕[group]花形新次210/10/18 19:19
市民フクスケ110/10/18 18:56
忍び寄るひと恋月 ぴの19+*10/10/18 18:48
反ひまわりハイドパーク1*10/10/18 18:28
思いのままにペンですらすらセガール、ご...010/10/18 16:43
放擲110/10/18 16:42
老舗110/10/18 16:42
andOz110/10/18 13:51
ぼくとぼくの間で寒雪010/10/18 10:46
浜辺に腰掛けて夕陽を見ている……とある蛙12*10/10/18 10:04
稜線のラクダ山人2*10/10/18 9:26
「この世界」(はっとりんおめでとうリミックス)たちばなまこ...10*10/10/18 8:25
モザイク小川 葉510/10/18 6:11
宇宙のはなし ‥Ⅰアラガイs5*10/10/18 5:44
理科室/わたし桐谷隼斗410/10/18 2:26
晩秋に願う徘徊メガネ310/10/18 1:54
死なない蛸の殺し方小川 葉0*10/10/18 1:33
オズitukam...010/10/18 0:48
黒い雨にうたれていのせんと210/10/18 0:47
うその技術吉岡ペペロ410/10/18 0:25
鏡、三題佐倉 潮310/10/18 0:20
What秋也010/10/17 23:59
ソーイングAkari ...4*10/10/17 23:58
オンボロアパートの独白さつき4*10/10/17 23:35
鈍行3*10/10/17 23:25
You may know210/10/17 23:22
コック・サック・ブルース 【18禁】TAT3*10/10/17 22:31
朝刊配りたもつ310/10/17 22:26
めざせ!才色兼備西日 茜3*10/10/17 22:00

Home 戻る 最新へ 次へ
3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 3221 3222 3223 3224 3225 3226 3227 3228 3229 3230 3231 3232 3233 3234 3235 3236 3237 3238 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.09sec.