いいよ。
いいね。
よかった。
いいですよ。
いいですね。
よかったです。
「いい」は、カメレオン。
すごく
とても
さすが
まさしく
いい。
別に
そん ....
{引用=
記憶は生きていない
記憶は動かない
ので
それは生命を超越し
古い古い地層に
固定されている
こことは違う時間では
時間は
固定されている
ここと ....
影の中に風景を見つめて
私は 何となくそこで 目を閉じる
夢のイメージは そこには無いのだと
そこにある日だまりに座り込み
そこにある体の疲れで
目の中のそこで 眠る
目は眠る ....
みんな
幸せを被爆して
少し口数がふえた
いつの間にか
置換された退屈が
白い部屋から溢れだしていた
記憶の破片が降る
僕の肩に、額に
瞳に
鋭い角を立て
時の欠片が容赦なく降る
夕陽を浴び
舞う
髪に散る雪のごとく
溶け
傷を残さず
僕を傷める
過去の破片が降りかかる
眼の上 ....
信仰という確信的な迷妄
その心地好い陶酔 自我に奥深く祝福される切ない悦び
エウテルペが宿した 重く病んだ遠い夢
闇を蓄えた天空から 銀色の稲妻走る脳裏に
白金の灰が降る それは ....
創世記
毛の生えたチーズ
毛の生えた石けん
毛の生えたキャンディー
毛の無い性器
手っ取り早く金持ちになる方法
花束を買って帰る
(鉢植、観葉植物は不可)
摂 ....
言葉が欲しい
労わりでも気遣いでも
何だって良かったけど
とりあえず優しさがあれば良い
時間が経過していきます
永遠に向けてゆっくりと
そこで終焉を迎えてはやがて
ある時点でそんな事 ....
すき焼き食べ過ぎちゃって動けないのよ
太田胃散ちょうだい
久しぶりだから
久しぶりだから
松茸なんかいれるから
食べ過ぎちゃったのよ
中国産だろ
韓国産だ ....
銀に回転する木霊 切り裂く稲妻は金
雷鳴 砕け散り 緋色の星群
飛来する箒星 末尾 流れ 弾け
灼熱の 列火 連なり 街は 黒く 崩れてゆく
その様が スプーンを 真似た 冷たく 固い
....
プルプル
携帯電話がプルプル
マナーモードでプルプル
プルプルのゼリー
ゼリーの中に子ども
子どもは内側から食べる
だからますます
ゼリーは大きくなり
携帯電話は擦り切れ
....
とけるまでかさねた
はなびらは
がらすでできているから
ぬるいおとがする
の
あしをおろす
きずをほしがって
あしをおろす
ね
こえがきこえる?
....
今夜はブギウギ踊ろうぜぃ
ノリノリのリズム♪
ノイシュバンシュタイン
広間で大舞踏会
ヒールをカーペットに
こすり付け穴を開ける。
ボーイに注意される。
腹癒せにワインをこぼす
....
豪雨の中で
身を寄せるこの樹に
百年降り注いだ雨がどれほどか
俺にはまったく想像できないが
すればいいのだ
想像しろ
たとえば
いや例えるな
けれども
いや逃げるな
まっすぐに見 ....
マルコヴィッチの穴に入ったメルヘェン
おいてきぼりにされた楽譜がみつかった
こんなにもかわってしまったわたしに
地球にとけたピアノは
はりたおしたいからだと云っている。
今夜も張り切って
ゆこう
今晩も徹マン
スモークされる
起きろ!寝るな!
お前は馬鹿ホンしかやらないな。
いい加減にナクのはやめろ。
盲パイしてチャンスをつかむ
勉強なんてする ....
私が手紙に張り付く前の
素晴らしき体験
私は美しき少女に舐められ
そのとき私は愛しい恋に目覚めた
私は愛しき人に直ぐ様
接吻を返そうとしたが
すでに遅く
すぐに旅立ちを迎えねばな ....
むかし住んでた
田舎の家を
ブラリ訪ねてみたら
知らない人が住んでた
わけを話すと
快く歓待してくれた
晩御飯はカレーだった
給仕をしてた奥さん
突然ブラジャーごと
セーターをた ....
きょうも会話しても
1分も続かないというか
30秒×4くらいのセットしか
なかったので
だめっぽい
かいわがつづかないので
だめなかんじがする
ふくとか
ほめたり
したりとか
....
秋の夕空は切ないね
全てを真っ赤に染めて
あんなに五月蝿かった喧騒も
やがて静かになり
完全な静寂がやってくる
私の人生の最期も
このようでありたいと思う
荘厳な夕日は
明日の夜明 ....
君の機嫌が良いとき
靴下を買ってきたとき
仕事帰り
今日も駅の中の靴下屋で、カラフルな靴下を、一万円分買ってきた
押入れの中には、君の靴下がいっぱい詰まった箱が2箱ある
「わたし ....
いやなの
不安な雨
戻れない時間
みえない明日
全部なくせば
不安はまた生まれる
別の場所から
思い通り
ならないのは生まれたときから
ヒトの意思なんて
地球には関係ないか ....
うそついてもいいぜ
その代わり
オレが安心出来るよう
上手にうそをついてくれ
奥深い森のなか
大蛇のような泥の河を下り
僕が猿の真似をする
ヤノマミがそれを見て笑う
彼らはよく知っている
人間がそのむかし猿の王者であったということを
僕は踊る。覚えた ....
あるのか
ないのか
わからない
ドーナツの穴を越えて
オートバイは走っていく
いつか
行き着くかも
しれない
あるのか
ないのか
わから ....
あなたはわたしに「ななし」と名付けた
それ以来わたしは薄い皮膜を漂っている小さな虫。
光らない星、開かない窓、結ばれない紐、濡れない傘、
ない。ない。ない。ということでしか ....
風邪を引き発熱
いつもの常用薬を取りにいけない
本人でなくては
許可がでない薬
1日目なんとか
パキシルを残して
抗ウツ剤1錠で乗り切る
2日目 パキシル1錠のみ服用
風邪 ....
失ったものが一つある
失ったものが一つだけ
春でした
たとえようもなく春でした
どこの世界でも
一人で生きていました
それはほんとうは勘違いで
僕はたとえようもなく惨めでした
....
海岸沿いに見えた風景の中を
走り抜けて行く ネズミ色のトラックや
何も無い 瓦礫の街の壁を
背景に 街を彩ろうとする
青い海の観光地が 見えている
思い思いに 空の中へと どこま ....
このまま 静かに眠らせて
肉体は灰になり この切なき魂は
愛しい貴方の元へ 届くから
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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