イガタアヤコとランチに出掛けた
会うのはメールでセックスしていらいだった
ファミレスにはいった

となりのテーブルに四人の女とこどもが一人いた
アヤコもシンゴもおなじことを考えていた

 ....
言葉に鳴る
言葉に生る
言葉に成る
うん
やっぱりいい感じだ
言葉になる
言葉になるぞ
「神はいない」
そんなことを考える時点で
神を肯定したことになる
存在の認識
父がいて
母がいて
兄がいて
妹が産まれて
ずいぶん飛ばして
君に出会って

たったいま楽しくしゃ ....
よるのくぼんだくうきのなかに

あしおとをさがしにいく

たくさんのみずが

とおいところからくるのです

くものなかで

みをよじっているものがいる

とどいたてがみを

 ....
どうも右肩が重いので、

塩を部屋の隅に置き、

てっぺんをつぶす

大きな声が聞こえたような気がしました

タクシーの無線みたいな

声がどんどん右と左の耳に溢れるように、聞こえ ....
わたしたちは
違うところへゆく
わたしのゆきたかったところでも
あなたのゆきたかったところでもなく


わたしの胸に
あなたの涙があつい
あれが朝ひだったらよかったろうか
しかし夕ひ ....
鳥獣達は歌い出す
シルクを身にまとい

るるりんるるららるっらっら
るるりんるるららら

僕は鳥獣達の歌を覚えている
るっららるっららるんらんらん
るんらんらんらららん

シルクを ....
僕等の語らう間には 
遠い昔から 
暗闇を照らして燃える 
暖炉の炎が、揺らめいている 
今年の仕事を終えたら 
君に贈るであろう恋文を 
旅先で開けば 
ぽつん、と雨が落ちて来て 

便箋は、嬉し涙を 
てらてらと浮かべていた 
君の母の納骨式が行われた日の夜 
朗読会の司会を終えた僕は 
仲間達に手をふって 
高田馬場駅に近いコンビニの公衆電話から 
( 今、終わったよ・・・ )と、君に言った。 

久 ....
さようならはきらい
またね、はもっときらい
だってどちらも
えいえん、になった

わたしはわたしに
さようならする
だからといって
えいえんにあえやしない

しってるよ
遠いちいさな丘のうえで
初夏の梢が水草みたいに揺れていた
命あるもので揺れていないものは無かった
揺れながら皆まっすぐ天を指していた
ひとつとして同じ形の枝は無かった
ところどころ折れて歪ん ....
青葉萌えゆる
初夏の夕暮れ時

生え立つ草と
触れ合いながら
夢みながら
草の小道を歩こう

緑の爽やかさを足元に感じ
涼やかな風に身を任せよう

何事も語らず
何事も思わない ....
久しぶりのドライブ

秋空の青梅街道一直線
スピードは
制限速度 プラス10キロ

濃紺の軽キャブの
エアコンはいつもオフ
夏も冬も

半分開けた窓から
秋風が頬をなでる

 ....
彫像のように
毛羽立つ猫が
呼吸をする

冷たい膣のなかで
八度の熱が
震える

誘われた虫たちに
私たちがしてあげられることを
数える


そして幼い記憶 ....
今日は朝から



雲がぐずぐすしていた



私の体もぐずぐすしていた



バイト先に到着して



気休めの栄養ドリンクを



一気に飲み干し


 ....
さよならは嫌いだから

「またね」を強請る私。

またねが嫌いだから

「さよなら」という君。


でもお互いに好きな物もあって

何か大事な事を決めた後には

必ず小指を絡 ....
西へ向かう風ですが
ついでに何かお運びしましょうかって
せっかくだから
几帳面にたたんだ言葉のひとつでも
裸のままで
お願いしてみようかしら
闇を超えて
芸術を超えて
あなたに
あな ....
人間は 誕生日から 次の誕生日までの間に
普通に生きてさえいれば
少なくとも 2%ぐらい能力的に成長するらしい

毎日で割ってみれば 僅かな数値しか出ないけど
日々 起きるたびに あ ....
とヲく見つめる先
時間が来てから追い
昇りながら下がる
螺旋巻き回転
それなりの向こう

とヲい故
明日を比較する
断裂的な破片
記憶が曲がる
捩じれながら直線を描く
それより大 ....
 死んだら二十八グラム体重が少なくなるって
 それがひとのタマシイの重さらしいよ
 と、どこから聞いてきたのか
 娘が言う

 父はおもう
 タマシイに重さがあるなら
 物質 ....
水溜まりは弾かれた

跳ねる水滴
破壊される水面の映像
雨上がりの虹と
両足のダイブ

行き交う雀は
ピーチクと
その青空を謳歌する
河川敷の上、
髪をポニーテールにして
サン ....
          さやさやと
     緑の褪せたわくらばが
       揺れて慰め合う秋
 羊田には渡り鳥が集いはじめる

プロムナードで自分に呼びかける
   さぁ ねこぜをそらさ ....
見えなくなる薬をくれ


僕が飲んだら他人が
見えなくなる薬をくれ
嫌いな人間が透明に
見えなくなる薬をくれ
僕の大好きな彼女も
見えなくなる薬をくれ
息が詰まりそうだから
 ....
何もかもが過ぎて行く
そして何もかもが帰って来る
落とし、奪われ、失くした何もかもが
心の中では連綿と紡ぎ直されてつながって行く
これをウィーヴィングと呼んでいる
トリックとまでは行かない修 ....
                101031



風の夜に
眠りこける
九官鳥を起こす
眠い眼で顔を上げ
朝が来たかと呟いた
風が無い日に
のんびりと
そよ風探して飛ぶのだと
 ....
やっぱり戦争は
起こらなかった

歌いつくした歌手の
少し疲れた喉が
歌を歌っている

午前3時を過ぎた頃
すっかりと時代は
変わってしまった

アスファルトが
材質を取替えら ....
 
 
やねのうえを
あめがあるいている

なかにはいりたくて
しかたがないのだ

しめわすれたまどから
なかをのぞいて

さんのあたりを
なみだでぬらして
 
 
ひとりで深夜に大量の酒を飲みながら、何も思わない私も浮浪者と眠るそこで何一つ思わないから多分自由なのだと思える。様々な物事についてをひとりで考えながら、雨の中の散歩道を風のように過ぎ去りながら駆け .... 1
公営であるタクシー乗り場でボッタクリのタクシーと交渉し、着いたばかりの体はくたくたに疲れ果てていた。何か迷い子のような気のする私には確かな風景などそこには無いように思えた。彼らはフランス語はでき ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
音のない洞窟吉岡ペペロ110/11/1 1:12
ブレインふゅーちゃー派生秋也010/11/1 1:12
認識言葉存在笑顔010/11/1 1:06
やくそくミゼット1*10/11/1 1:05
想像する体に憑依する妄想はうめぜき010/10/31 23:58
あかいかぜkawa410/10/31 23:56
鳥獣擬画甘衣 恋010/10/31 23:30
暖炉の炎 服部 剛0+10/10/31 23:16
無題110/10/31 23:12
銀杏の葉 310/10/31 23:10
明日110/10/31 23:06
創書日和【揺】樹の記憶[group]大村 浩一14*10/10/31 22:57
散歩一 二110/10/31 22:54
ラフ森の猫4*10/10/31 22:42
いのちいっと010/10/31 22:17
ノンフィクションぐずぐずくゆら210/10/31 15:44
ala4*10/10/31 15:38
シナモンアズアミ210/10/31 14:58
2%仮説yumeky...6*10/10/31 14:33
それなり、それより流希-Яuk...110/10/31 14:29
結界を出入りするもの石川敬大2010/10/31 13:40
飛んでけOz210/10/31 11:40
暗いちから(七)信天翁110/10/31 9:40
くれ寒雪110/10/31 8:35
燃えないごみの日salco6*10/10/31 7:24
風の夜にあおば7*10/10/31 5:18
戦争/戦争/戦争真島正人6*10/10/31 4:03
小川 葉1210/10/31 3:29
ロケ地の窓から番田 110/10/31 2:45
あの10ユーロ4*10/10/31 2:44

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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