散らばった石灰
触れて  ぴりり
溶けなかった

なあんだ
雪かと おもったのに

散らかしたビーズ
触れて   ころん
溶けなかった

なあんだ
飴かと おもっ ....
     その女は
     目も耳も鼻も利く
     しかし
     見たことにも
     聞いたことにも
     嗅いだことにも
     関心がなかった。

女の背後 ....
三千世界の一世界

ぼくと君との前世は

こっちの世界でいうとこの

天使と悪魔の二極化で 天使と悪魔に別れてた

神と魔王を頂点に ふたつの階級ピラミッド  



ぼく ....
ひとつの音楽だ 
風だった 流れる それらは
吹き続ける
自分でもない世界を歩いていく


会いたいと思っていた人に
君でもいい
いつも流れる夢を風の中に見ていた
自分を高尚な人間だなんて思うなら
おれから一メートル半径には近づかないでくれ
酒がまずくなる
行かないで正解だったよ、とか
来て正解だったな、とか
終わってから言う
何かしてしまってから言う

生まれてきて正解でしたか
生きてきて良かったですか

失敗でも
生まれてきて良かっ ....
苦し紛れの着地点がどんどん正しい方向に流れて行く
みたいな感じで毎日を乗り切って
一ヶ月に一回くらいは中くらいの事故にあう
それが正しい事故か間違った事故かは知らない
そこから再び苦し紛れに飛 ....
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒をくれなきゃ死んでやる
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒をくれなきゃ泣いてやる
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒が無くなりゃ寝てしまう

酒が喉を通る時
今日 ....
 痕痕痕
 痕傷痕
 痕痕痕
風は髪を激しく弄んでいくけれど

奪い取らないでいてくれる



昨日纏わせた
桜の香りだけを
上手に連れ去って


どこまで行くのだろう


素敵なあの人の
嗅覚に感じ ....
いくつもの気持ちが空のふちを彩って、あさ。
燃える気持ちも、冷えて凍る気持ちも。
空白も、郷愁も、憤りも、悲哀も、すべて携えて、あさ。
別れのように、あたらしい出会いのように。
両極も、矛 ....
  .
旅立とう言葉の彼方へ
開け言葉の前への扉
目を瞑り 口を閉じよ
堆{ルビ=うずたか}く積まれたぼくら
の時代の言葉 先祖たちの
言葉の渦を踏み越えて――
  .
言葉の煉瓦を積 ....
愛してる
愛してるぜベイベー
好きよ
好きなのよダーリン
もうあなたしか見えないわ
俺もだぜベイべー
ああ 会いたくて会いたくて
寂しくて寂しくて
どうのこうので
ラブ&ピース

 ....
公園で
ひとりで
マックを
食べたいな
と思って

話しかけてきて
ちょっとうとましく思って、ちょっと
うとましい人だった

だいたい一人で、お弁当
食べてるんですけど
寝てる ....
ごちゃごちゃしているぞ
魚釣りもした
もぐってウニをとる
海の近くに住む
六ヶ月
子宮
家か
私か

わあー動く
動いてるわ
じっとしてても
うーとか
あーとか
ちょっとぐ ....
ともだちのところ
こっちに来たのが今年の四月
関西のほうに
知り合いの方がいて
慣れれば
意外と大丈夫でした

動物園とか水族園とかが好き
上野
ディズニーランドの近く
ひとりで行 ....
 いくつもの
 ヒルとヨルとを重ねあわせた
 一枚の都市の風景画と
 そこのみで生きる人物が描かれているとして
 かれは
 どこのマチカドを
 いくど
 折れまがり
 バス ....
一人もいない 部屋の中で
私は 一人の 孤独な演奏家だった
音楽を そこで 奏でている
手紙を 一人で 読んでいた


終わることすらない 遠い日の 手紙として
何度も いくつかの文 ....
人のいない私は
一体 私は 誰だろう
眠りに落ちていく 
風の行方を見させられた


自分の外に
一体 白い壁の前で 何をしている
夢を見ている 
私は見させられている


黒 ....
唸り声をあげ奥深い夜の森を駆け抜けた氷の風
冬は痛々しい姿で朝陽を浴びる〃針葉樹の霧氷はさらに美しい〃
ひとつ白い息を吸い込んで吐いた
孤独だろうと、そっと目を閉じれば、 広い母屋にひと ....
実が実を噛んで
光は動く
うねるかたちが
午後をなぞる


あたたかい布
罪びとは
そこにそのまま
あたたかいまま


咽 骨 頬
まるい羽
かたち ....
ひとりでぐるぐると迷いながら
ため息ついても
考え事は出てこない

道すがら色とりどりの
洋服や靴 メイク道具
ウィンドウには花が咲いてる

地下道を抜けて回り道
ネオン輝くお星様
 ....
リンリンリリン
リンリンリベルリン
リンリンリリン
壁崩壊
リンリンリリン
リンリンリベルリン
リンリンリリン
壁崩壊
リンリンリリン
リンリンリランラン
リンリンランラン
どこ ....
男なら堂々と
自分の道を歩めばいい。
人目を気にしすぎずに
わが道を懸命に進むべし!

目標を持って進むべし!
一生勉強!一生精進!
男なら困難に耐えろ!
決して音を上げるな!

 ....
果物をむく手つきで
言葉を探る
タダシイ方向へただゆきたくて

薄いカップで淹れる飲み物のような
少し冷たい感情ももっている

私の今日も北風みたいな想いがありました
このたくさんの星 ....
ある時は見知らぬ土地で
はっ と我に返り
目覚めた帰巣本能がこころを
身体を突き動かし
帰らなくては
家に帰らなくては
その一念で歩みを進めた

またある時はごく親しい町で
突然 道 ....
3日分かけた月みてたら
あなたにあいたくなった

いしがよわいの
いしはかたいでしょ

ヒステリック疾走すてたく
スパークするメードインしずおか
かっさらって裸のあたま
つや消し音は馬とびしながらす ....
夕暮れの足下を
通り過ぎて行く
初めての
木枯らしが
ほんとの冬の
始まり
冷たく狂った
風に
ゆっくりと
凍える
からだの指先

私ではない
誰かのもののように
冷えて ....
君の指はとても冷たい
その冷たさはつららのよう
君の白い息は夜に溶けていく

君の指はとても冷たい
すべてのものから遠ざかっていくよう
君の細い髪は夜風と遊ぶ

僕は君の手を握る
て ....
暖かな 君の声
穏やかな 眼差し

暗闇から飛び出した
原色の光

春休み 空の
朝日昇る頃に 君は微笑んで 手を振り 首傾げるの


奏でる 君の想い
力強い 眼 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
境界人一酸化炭素1*10/12/16 15:51
そこらへんにいる女錯春210/12/16 14:05
前世は 悪魔の音楽家北大路京介12*10/12/16 13:43
風雨の歩く中を番田 210/12/16 13:13
似非寒雪110/12/16 12:05
短足太陽小池房枝710/12/16 10:58
日の出まで(そう、日の出まで)虹村 凌5*10/12/16 10:03
アル中ぶるーす……とある蛙4+*10/12/16 10:00
交わり[group]水穏(みおん...210/12/16 9:29
レイヴ1*10/12/16 8:34
あさはるな310/12/16 6:27
『旅の印象』Giton1*10/12/16 4:33
世界にはラブソングがあふれている4*10/12/16 2:09
避難24カエル110/12/16 1:06
避難23210/12/16 1:04
避難22110/12/16 1:02
戦場の外れにあるコーヒーショップで石川敬大13*10/12/16 0:57
妙で寂しげな演奏家番田 210/12/16 0:38
あるペインターの帰宅210/12/16 0:38
追憶アラガイs7*10/12/15 23:49
ノート(ひとつ けだもの)[group]木立 悟410/12/15 23:39
迷路2*10/12/15 23:18
ベルリンの壁崩壊[group]花形新次1*10/12/15 22:42
男なら我慢しろ!ペポパンプ3*10/12/15 22:32
夜の駅朧月610/12/15 22:12
ずっと帰る家を探していた明楽610/12/15 21:58
GIRL MEETS GIRL阿ト理恵6*10/12/15 21:15
木枯らしフクスケ010/12/15 20:46
溶けないつららkawaus...210/12/15 20:27
kanap010/12/15 20:19

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