あいあむじょんれのんずふぁんとむ
あいあむじむもりそんずあんぐりー
あいあむきーすむーんずですとろい
あいあむじみへん ....
いっぱいの涙を隠した
心に隙間ができて
埋めようにも埋まらない
空虚な光りだけが眩しくて
静かに瞼を閉じた
遠くて熱い夏を思い出す
そう 輝いていたね 二人 ....
鬼より厳しく、婆よりネチネチと
あの娘はいつも罵声を浴びせる
声がきこえる虚ろな脳に
涙に濡れたこの胸に
言っているいる、いい加減目覚ませや!
いつまで夢を、いつまで夢を
見てけつかるんじ ....
ねずみ
輪郭ぼやけてないかい? ちゃんと僕は僕なんだと
そう主張できるほどの 証はあるのかな
鴉のような黒色にも 兎のような白色にも
染まらないまま 曖昧に滲む灰色
僕の体じゃ きっ ....
明日ニュースで高校生が自殺したと流れたら
それは僕のことだと思っていいから
自分らしく満足に笑えない太った子を見つけたら
それは僕だと思っていいから
破裂しきれないなら
いっそ赤の横断歩道を ....
瞳と瞳を
合わせたら
汗とにおい
まぜて
かき回して
一緒に踊ろう
2人のリズムで
何度でもいいよ
来て
言葉には
そのおしりに
しっぽがついておりまして
それをひっぱるとどこからか
あたりとハズレがくるのです
とたんに怒り出されたり
突然抱きしめられたり
それは全部あなたがひっぱった
....
俺がムシケラだった頃
その状況から抜け出すには
どうしたらいいか考えてた
今まで信じて来た事を
学んだ事を習った事を
全部嘘だと叫んで
全て作り話だと叫んで
捨てればいいのかね
どっか ....
{引用=
図書館へ向かう碧いスロープの
脇に咲く珊瑚の合間を縫いながら
ゆらゆらとスカートの尾ひれを漂わせて
記憶の深海へと迷い込む
見たこともない
七色の藻屑を拾い集め
繰り返し剥 ....
砂漠を歩いている
牢獄という名の砂漠を
手
腕
足
首
背
胸
増え続ける生傷から
赤黒い鮮血が溢れ
身体中を濡らしていく
空中へ幾重にも張り巡らされた見えない牙
砂塵の鋭 ....
俺たちは列車を見送っていた
線路の脇の柵に囲まれた高台の上で
俺たちは黙って立ちつくし
通り過ぎる列車をただ見送っていた
柵を乗り越えて列車に飛びこもうと思えば
出来たはずだがそうはしなかっ ....
うつろな視界の外側で小鳥の囀る気配
ひとしきり肩の上を行ったり来たり
動こうとせぬ私の様子をいぶかしく感じたのか
右の頬を軽く啄み樹海の奥へと飛び去った
時の感覚を失う
それがこんなにも ....
坂道で
暗い街灯の暗い
坂道の中腹で
小さな子ども
がいる
座っている
あの子ども
知っている
知っている子ども
お母さんの
帰りが遅いので
坂道に
座りにくそうに
....
受信
下書き
送信済み
ゴミ箱
送信
迷惑メール
今の若い世代と付合っていると
私との会話はだいたい
メールボックスのように
振り分けられる
例えば、息子
私の言った ....
きみには本来だれもいなかった
血を分かつはずであった兄や姉はもう先に、
緑色のはなたれた地平で仲よくみつめあって
いた。ほとんど恋人のような握りかたの
手と手
は
かたくリボンで結 ....
クジラの背中に
独裁者の豪邸が建った
どこよりも高く
民衆を見下ろせた
一匹のカマキリが飛んできて
両手の鎌でそれを壊した
拍手喝采のなか
クジラは大きな口を開けて
悠々と ....
好むと好まざるとにかかわらず
珍棒をしごきあげられる7日間
あなたはそこでずっと笑ってた
わたしはここでずっと祈ってた
夜になれば明日に備えて寝たし
朝になればめしを食いに行った
人々が自 ....
素っ裸で街を走りたい
真顔で全速力で走りたい
素っ裸で街を走りたい
そんでエイトマンみたいな角度で
報道映像に映されたいよ
だけどI'm crazy for you
君はいつだって寂しそう ....
腐ったマカロニをグラタンにして
オーブンできつね色に焼き上げたる君と
僕は清里かどこかに小さな赤い屋根の家を借り
手作りジャムの店を出して一生ヤマモモを甘く煮る
そしたら長万部の神様が君に微笑 ....
たべた?
たべたよ
なんだ、そうなんだ
そう?
そうだよ
{引用=
(( ―ツ、ツツ――… ))
}
おかえり、人間社会!
殴られても笑ってろ!
ひざまずいてみろ! ....
はれわたるそら
とじているぼく
いまだけは しんとして
とりのなきごえをきいていたい
たいよう どこからきたんだい
ぼくのことをしっているのかい
てらすかおは おだやかにめをほ ....
ふつう、とはなんだろう?
ふつう、でないことに人はひとり傷ついている
ふつう、そんなものあるのだろうか?
俺はそれを見つけたのだろうか
ふつう、ではない人はどうしたらいいのだろ ....
許されない歌と
悲しまない声の祭り
阻まれない夢と
ひび割れた道の終わり
長い歩みが終わりを告げる
その時の寂しさのような気持ちで
あなたはほんの少しの
木の実を口に含む ....
日曜日は特別
君と一緒にいれるから
君のいれたコーヒーを飲めるから
君とアニメ映画のDVDを観れるから
君の買ってきてくれた花が綺麗だから
君の手作りランチを食べ ....
こんな夜やあんな夜には一人でポエミーな詩をしこしこと書くのが楽しい。もちろん、バックグラウンドミュージックは最近流行りのあのバンドのあの曲。そんな自分に酔いしれながら、さらにホワイトホースのコーラフィ ....
らいおんは、負けない。
どんなに危機的な状況でも、どんなに絶望的な状況でも、らいおんは負ける訳にはいかない。
だって負けてしまえば、らいおんはらいおんではなくなってしまうのだから。
....
生きてます
何て言わなくたってわかるよな
ミクシー最終ログイン何分前とか出るもんな
あぁ生きてるさ
腹が減りゃあ飯も喰うし
夜になりゃあ眠くもなる
どんな日だってそうさ
なぁ時々思う ....
よく晴れ上がった
小春日和の休日には
きみと手を繋いで
近所の小高い丘にある
小さな公園まで
ピクニックに行きたい
見晴らしのいい原っぱに
青ざめたビニールシートを
傍若無人に ....
うみに
まくらをうかべていく
めざめることのない
きみのため
あのひから
ひとつずつずっと
きみとぼくの
ふたりのうみに
なぁ、うちってあんたにとってお荷物なん? なんてもう言わん。せやけど口にしぃひんだけで、ほんまはいつもそんな事ばっか考えてまうねん。同情ちゃうのはわかってるよ。でもなぁ、うんとなぁ、愛がわからんねん ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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