き、みが、くれたもの。
し、ろい、さんだる。
そ、とを、あるいても、
あ、しが、いたくないよ。

き、みが、くれたもの。
あ、かい、てぶくろ。
ゆ、きのなか、ころ ....
ハエがたくさん
俺の周りを
飛び交っている
いくら手で追い払っても
無駄なんだよ
減るどころか
どんどん増えていく一方なんだ
奴らは俺には分からない言葉で
喚き散らして ....
滑落の意識はすでに朦朧、自分の掌さえそうと思えない長い朝、白濁する視界に紛れ込む澱、文脈のない戯言が胡椒みたいに四散する脳漿、前頭葉から漏れ零れるものの温度は捨てられた小麦粉に潜むものの体 .... 紅葉の山々
渓谷沿いの道はその時々の赤
その時々の黄
その時々の青
その時々の緑
山の頂の先には
幾分くすんだ青空
道のRは気にならず
正面に最初のトンネル

トンネルを抜けると
 ....
月のかけらをひろった
まだ
あたたかかったので
タバコをおしつけたら
火が着いた
肺まで吸い込んだが
いつもと何も変わらなかった

なんだ、つまらない!
はらはらと舞う葉の上に
私はいます
誰にも気付いてはもらえないけれど


私は葉に、落ちて欲しくはありません
ずっと、木の栄養分を吸って
木と一緒にいたいのです


ほうきで掃かれ ....
霧に霞む朝日

君はまだ眠ってるだろうか
それとも
眠れないまま今を迎えたか

また一日が始まる
ろくでもない一日が

君はもっと輝けるはず
霧が邪魔しているだけ
陰鬱な
陰鬱 ....
いてもいいよ
耳元で言ってくれてありがとう


いてもいいよ
存在が嬉しくて視界がぼやけてる


いてもいいよ
ぼくの心を利用したりしないよね


いてもいいよ
感動 ....
僕は 僕の理由で
たくさんっていったんだ
負けられないと思うなんて
雨はそんなことなんかで
ふらないとおもった

君は君の言葉で
伝えてくれるとおもった
ただ悲しむだなんて
思わなか ....
うちの主人の同僚が
姉さん女房でね
職場でも家庭でも
気を使うんだと
しょげてたそうな

ふむふむ
話を聞いてると
なんだか少し
同僚くんに共感してた

うちは彼とは逆で
主人 ....
冷えてうまれゆく朝を
一人でみていた
生ぬるい夜を
壊される秋を
一人で

かなしみは
受け止めることも
受け流すことも
包み込むことも
捨て去ることもできない
そのかなしみ ....
何もない街の中を歩くと喜びがにじみ出る
言葉を無くした人間のようでいて 悲しい
今日は強い日差しが降っていた
アルバイトから帰ってくる若者たちの 明るい顔
君たちは 何を求めて 生きている ....
 
 
ひじょうにむずかしい
よのなかです

となりのひとの
いうことと

となりのひとの
いうことが

ちがうのです
わたしのいうこととも
 
 
天使を探して
ずいぶん経ったが
いまだ一人で
憂鬱に眠るよ
足は裸足で、
薄い毛布をかぶり
水の底の
魚みたいに
眠るよ
眠っているとね
体内の泥が
少しずつ
はみ出してきて、 ....
冷たく重い油膜が 舐めるように
横たわる裸の そこかしこを
ゆるゆると 圧迫してゆく

-----

細やかに泡立つ銀色の音像から 油色の真空の中 
混沌とした精神の渦中へと 流れ出す音 ....
 土屋さん
 百日咳ではありませんでしたよ

あぁ
長引いた風邪は
大人の百日咳ではなかった

そう言われて
病院を出たとたん

おなかが空いてきた

朝 家をでるまで
ずう ....
勝手に流れる涙は止められない



産まれた頃から他の兄弟より


小さかったこいつは




産まれた時から皆より


命の灯も小さかった


懸命に生きて
 ....
粒立ったアコースティックギターの音色
少し鼻にかかった涙腺に刺さる歌声

陳腐な誉め言葉ならいくらでもあるだろう
そんな誉め言葉なんて弾く強さを秘めた
彼の奏でる音楽は荒野に存在するが
荒 ....
               101117



ありふれた素性の男が
ありふれた素性の女を捜すが
ありふれた顔をして
どこにもない石を捜す女の顔は
ふり向くことを忘れ
ありふれた男 ....
電話で話す、三時間
ぐるぐる考え
その人も、自分ひとりで考えてる
ふっと
思い立ったときにつながる
そのときとは、気持ちが変わってたり
帰ってきたり、いま
暇な人
仕事してない人
忙 ....
家でも見て、
別の世界に行った。

古びた空間は、
少し残って、
昔、
足を運んだときの、
好きだった場所が、
行きたいときに行くというよりも、
行けるときがあったから、
どういう ....
かわにそうみち
さんぽみち
もんしろちょうが
とんでいる
しだが
はをきしらせる
たけはすっくと
たっている
やぶのなかは
しんとくらやみ
いくみちのさき
ひとしれず
せっ ....
指をさしこまれるための孔に注意深く右手の人差し指を挿入する
これから訪れる恍惚の時間を想像しながら
そこにひっかけた指を少し曲げるようにしてその襞…灼熱の欲望を守っている…をこじ開けるように動かす ....
乗り継ぎの最終電車を待っている

訳もないのに懐かしくなっている


知らない町の明かりたちが

気配をころして僕を見張っている


建物に切られた夜を見つめている

ホームの ....
「人を見れば泥棒と思え」
「君子危うきに近寄らず」
「だまされるほうが悪い」
「いい年をして」
「自己責任」

堀を穿ち水を引き砦を築き
ライフルに猜疑心の弾丸を込めて
堅く堅く身を守 ....
誰かが芥川を評して『まるで人生をピンセットの先でもてあそんでいるやうだ』と言っていたが当たり前だろう人生みたいに薄汚ぇもんピンセット以外の何でつまめって .... 梅雨の合間の蒸し暑い日に
祖母(はは)を見送った父は
背負い続けた重たい荷物を
漸く下ろす事を許されたようだ
まなざしが温和になり
急にやつれて見えた
初老の男であった

親 ....
 
 
かんらんせきに
いしがおかれている

きっとだれかが
せきをとるためおいたのだ

けれどだれもこない
まつりのじかんになっても

ふしぎそうに
いしがてんめつしてる
 ....
愚かでいたい
弱虫でいたい
次に進むために

愛していたい
繋がっていたい
前に転ぶために

素直でいたい
意地悪でいたい
また会う君のために
闇を切り裂いて
轟音と共に
見事な華を
咲かせる…

まるで闇なんて
無かったかの様に
優しい光が
辺り一面を
照らす…

まるで
僕の心まで
明るく照らされて
いるよう… ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
きみがくれたものxxxxxx...110/11/18 18:32
仲間くなきみ2*10/11/18 18:15
未浄化の為のいくつものリブートホロウ・シカ...3*10/11/18 16:19
隧道ー那須野から塩原……とある蛙7*10/11/18 13:45
喫煙者國朗010/11/18 13:41
葉の精ナカツカユウ...5*10/11/18 13:16
Shineうずら豆2*10/11/18 11:27
いてもいいよ寒雪010/11/18 9:14
ちから朧月210/11/18 9:00
ふーふこころゆくま...5*10/11/18 6:59
一人でみていたはるな410/11/18 4:42
時給いくらで、働こう番田 310/11/18 3:35
隣人と愛小川 葉310/11/18 2:15
夜について真島正人5*10/11/18 2:06
酔歌 - 1 / ****'04小野 一縷4*10/11/18 1:53
うどんはどこだ森の猫17+*10/11/18 1:52
家猫メイくゆら410/11/18 1:37
四次元の技小川麻由美4+*10/11/18 1:32
かんらん石あおば0*10/11/18 1:22
避難15カエル1+10/11/18 0:56
避難14110/11/18 0:54
みちシホ.N110/11/18 0:35
たとえ明日終末が来ようともskc110/11/18 0:26
郷愁吉岡ペペロ610/11/18 0:09
学びyumeky...2*10/11/17 23:28
赤ずきんちゃん切り裂きジャックに気をつけてTAT3*10/11/17 23:09
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かんらん石小川 葉3*10/11/17 23:02
僕のためにきみのてを1*10/11/17 23:01
もうちょっとだけ…顎長三日月010/11/17 22:55

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