紅く色づいて
ひとひら
メール

葉緑素はもうこない

じゃあね
またね
永遠に

あなたはそらへ
私は海に

私は
おどけて手を振りながら

ありがとう、って
最後 ....
水のない
冬のプールの
コンクリートの
水色の底に
紅葉が吹き溜る
夏の間
空気のようにあった水は
そこにはない
見知らぬ三毛猫が
かさかさ
足音を残しながら
横切って行った
 
イッチャは鳥の啼き声をあてるのが上手だった。あれはコサメビタキ、あれはヤブサメ・・・。わたしはそれがどんな鳥なのか知らないままに、イッチャの背中に向かってあやふやな相づちを打つのだった。そして、 ....
通りかかった河原で
目に溶け込む焼け付く夕陽
網膜を通って脳にたどり着いた紅は
海馬の中で捨てられうらぶれた
記憶の亀裂を掘り起こす
時が急激にブレーキをかけて
皮膚の周りを
穏 ....
かなしくって
悔しくって
ピザをとって食った

わたしは
安い赤ワインと
テーブルクロス
ナイフ、フォークその他のものを用意し
ピザを待ちかまえた

目のまえの机のうえにのっか ....
十月の空の下


飛行船が落ちてくるのを待っている


ぼくたち透明になれなかった




 
わたしは野球が解らないから
その魅力に虜になっているきみに
教えて欲しかっただけなのに

「静かに見せてくれ」だなんて
あんまりじゃない
どちらのチームを応援しているかすら教えてくれないな ....
同郷のよしみで、
メイド服もよく似合い、
はい、はい、と元気よく返事をし、
今日が初日で、
湯島で妾馬を聞いた帰り、
醤油らーめんを食べても頭の中は、
もう女女女でいっぱいになり、
 ....
 
 
きみとはじめてあったとき
きんちょうのあまりしたおなら

きみはこえとまちがえて
えっとききかえした

ぼくはおならみたいなこえで
なんでもないよといいかえした

そのあ ....
はばたくばかりで飛べない暗がり
右目の奥を巡っている
音の無い
騒がしい動


葉の影がこぼれるなかに
歳をとらないものがいて
影をつなぎ 鳥を描く
少し離れた 冷た ....
返せ
切れた回線に向かってつぶやく


顔なじみの彼のDJプレイ
聴いているうちに
眠って
しまった

ご機嫌な曲たちは夢には届かなかったよ
空しく音を流し続ける傍らのiPhone ....
容姿の良い女は信用できない
ちょっとマスコット的ふるまいをすれば
まわりから受け入れられると踏んだ
打算的な行動をするから

今日も
マスコット的ふるまいを
したから
なぐった
ここ ....
人類は実に
新たな生命の存在を
吐き気でもって知るのだ
吐き気でもって

つわりは悪阻と書く
なるほど悪詛に違いない
ふしだらに股を開き快楽に耽溺した
メスザルへのささやかなる天罰か
 ....
ボクの脳みそ スパークして 飛び散る
ボクの脳みそ シャッフルして 彼方へ

まぶたの裏でパチパチしているのはなんだ
soda?
気分悪くなった?
それならそうとクスリ飲みなよ
 ....
クレーター

懐かしいね ここは君が始まった場所
同時にさ 終わった場所でもあるんだ
信じられるかい ここに確かに君は居たんだ
最後の最後まで 色んなものを守ってた

消えない ....
サンドイッチじゃなくて
ホットサンドイッチだよ
ここは温かいほうがベストだから

あなたのいうことって大抵あてにならない

って言われたって
一体なにが ね なの

秋は秋でも
 ....
行き過ぎた権利主義や個人主義
自己責任という名の帰属錯誤
民主主義に強い指導者を求めるは墜落の予兆

野を流離った苦行者たちや
石畳に血豆を潰した思想家たちが
一生を費やし学んだものはなん ....
私が生まれたとき、最初に顔を見たのは
お父さんとお母さん
私が初めて歩いたとき
凄く喜んでくれたのも
お父さんとお母さん

私の初めては、お父さんとお母さんが一緒にいた

でも、これか ....
私は一人でない
陰になり
日当になり
支えてくれる人がいる

私を本当に大切に
思ってくれる人が
沢山いる
今日分った。

そういう人を大切に
したい。
つかず離れず
共に認 ....
つづきを担う
ものたちのために

つづきを担う
ものたちのことを考えて
生きる

それがたとえ
人間でないとしても

あとに残されたもの
たちのことを考えて
生きる
駅前のメインストリートには
すずかけの木を等間隔にはめ込んだ
ビルディングは高さをそろえて
白色と茶色と灰色に塗りわけた

踏切の遮断機は配線が切れているから
決して開くことはないけれ ....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue


ばかがみる ぶたのけつ
はえがとまる(プップー)

ばかっぷばかっぷばかっぷるるる
ばかっぷば ....
誕生日おめでとうと、わたしは今年も思う
毎年ひとつ
あなたの詩を書く

思い出は遠くなりすぎて
もう痛くないよ
ただ優しいだけで
ただ綺麗なだけで
ありがとう
さみしいです

昨 ....
あらゆる存在は

じぶんひとりに向いている訳ではない

社会制度だけが

あたしに幻想をみせてくれるのだ

カーテンを曳いて、婚姻届、だしにゆきましょうよ、


どれだけながい時 ....
加速していく怒りや悲しみ
あなたと二人のドライブ
飛び火で染まる秋の夕暮れ
がんじからめで得たいの知れないあたしの感情
ラヴに変わる恋心は憎しみ
早まったスピードに
車の窓の隙間から
あ ....
お兄ちゃんは アッキー
妹は あっちゅ

ふたりとも「あ」から はじまる

あっちゅの舌たらずを
利発で達者な女の子にかまわれて
いつのまにか ついていたあだ名
「あっちゅ」

語 ....
僕はニンニクを使った料理が好きだから
誰とも会う予定のない日はすぐ寝ちゃうから
けっこう人がいる場所でもいつもの格好で出かけるから
いい匂いじゃないよ

晴れてる日でも曇ってる日でも
 ....
海辺で見初めた瓊々杵(ニニギ)は想う
木花之佐久夜(このはなさくや)の美しさ
国つ神の娘であったが、
直ちに契りを申し入れ

このはなさくやは戸惑うだけ
笠沙の岬は出会いの場
 ....
だれも裏切らない

だれも傷つかない

だれもが騙され

だれもが酔える

そんなパワフルな嘘を

思いっ切りついてゆきたい
あなた
おかわり、いいですか?
どんぶり3杯だって構いません
食べてもらえると思って
夕食を
涙堪えて作ったんです

夫思いの
妻でしょう
あなたに
食べさせたい
米の飯

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
楓の子uminek...2*10/11/21 10:34
プールサイドの冬フクスケ210/11/21 10:22
イッチャの背中せかいのせな...610/11/21 10:17
亀裂寒雪010/11/21 8:03
ピザをとるせかいのせな...410/11/21 7:29
荒地の子供710/11/21 7:15
愛しくも憎ききみへミスフライハ...2*10/11/21 7:05
午前2時の女はだいろ110/11/21 2:32
おならの告白小川 葉210/11/21 2:31
ひとつ 遠く木立 悟310/11/21 2:17
i-DJ伊織310/11/21 1:39
ドラゴンフルーツは信用できるa410/11/21 0:37
つわるsalco9*10/11/21 0:07
ただしい宇宙のつくりかたゆうと2*10/11/21 0:04
クレーターitukam...1*10/11/21 0:03
遠出朧月210/11/20 23:52
溺れる肴高梁サトル5*10/11/20 23:21
初めてを君にとわ010/11/20 23:08
I'm not the only oneペポパンプ4*10/11/20 19:42
“なぜなら つづきがあるから。”佐和210/11/20 18:54
箱庭nonya9*10/11/20 18:02
ばかっぷるにゃんしー110/11/20 16:57
11月19日とんぼ110/11/20 16:54
幻想をみるには眩しくて吉岡ペペロ010/11/20 16:47
行き先はグッバイai110/11/20 16:30
あっちゅ(改訂)鵜飼千代子14*10/11/20 15:31
だから君が期待している姿とは違う竜門勇気2*10/11/20 15:21
このはなさくや[group]……とある蛙5*10/11/20 14:28
パワフルな嘘をつきたい吉岡ペペロ210/11/20 11:35
食えば死ぬから[group]花形新次3*10/11/20 11:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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