きみのすがたのミニチュアみたい

さきぼそりの指

ちいさな肩?おおきな頭?

さきぼそりの洋梨

指もお尻もクリトリスも

世の中のひかり

すべてめぐりめぐって

きみ ....
何にもない日の風を体の内から感じさせられていた、
手にするものなど手の内からなくならさせられた、
ただ一つの体が歩き続けていく
何ですらもない日の日没、
赤茶けた鉄橋が夜に変化させられる
雨 ....
軽くもちあげたの ぐぐつ師
返事を満たせば関頭や

膜をこがすか 膜を破るか
どれでもいつぞじゃ

ながすなら ティッシュでかくせ
御前の睫は留め金でない

揺る末を知らぬなら 落ち ....
くずれていくのはまたをくぐり
的は今日を燃やす
今日は今日を燃やし
さかさまにまっすぐすいつける
耳は地面をくぐり
耳は耳からくずれていく
たくさん塩とすみと
ひとがさがしていたそらをだ ....
 
 
(た)

たがめが
たまに
たんぼにいる

たがめがいるなと
おもっている

ひとの
ごせんぞさまとも
しらないで

しんだあとの
ひとのすがたとも
しらない ....
秋の風がやってきて
酸素をたっぷり運んできたので
僕はなんとか息をもちなおしたのだった
空は高くなったので
僕の周りの空間も広がった
圧迫と窒息からまぬがれて
今またわずかに力を回 ....
公園の夕刻を鴉が告げていく。
またね。別れを告げる女の子。途切れ途切れに笑う。最後のひとりだった。
そうしてまたぼくはひとりぼっち。
完成間際の砂の城。どうしようもないよ、とりあえず完成させよう ....
会ったことがあるようなないような、この男の醸し出す雰囲気には懐かしさを感じるものの、詳しいことは何も思い出せないでいる
黄色いプールに服のまま入る
べっとりと何かがスカートに張り付いてわたしのふと ....
どこかで 「最期の賭け」を していたような感覚
そうしなければ 居られなかった 今までの わたし。

やっと 「あちき」って 言うように なったねって
本当だね 何で なんだろう

直接  ....
終わりの見えない森の
奥の奥の方に
澄んだ水を湛えた泉があって
木漏れ日が緩やかに落ちる中に
光を放つ石がひとつ沈んでいた

分け入って 分け入ってたどり着いた少年が
泉の中に精一杯手を ....
スクランブル交差点

気流に乗って

目が 耳が

わたしの身体が

ばらばらになっていく

わたしだったものが

あらゆる方位に

遠ざかっていく

赤信号

残 ....
 すれちがったトラックには
 零れるほどのいのちが
 ひしめいていた

 通勤車両ではこばれる
 ひとみたいに
 いっせいに体をゆらしていた

 くろい体毛
 くろい顔
 ....
僕は白い光に守られた戦士

守るべきものはないが
守りたいものはある

理不尽な怪獣なんか
光の刃で一撃さ

地震
カミナリ
火事
おやじ

どんな奴にも負けないぜ
白い光 ....
わくを滑り こめられてた隙間を
さらして 含んでいた ガラス落下

飛んでいけない底から
落ちるというのに 

割れない
まだ 割られない

居場所に残る 時間
落ちるというのに
 ....
ひとはあんな道あるいただけで

聖人にもなれるみたいだけれど

そこに僕はじぶん重ねられない


ハピネス!


きみも僕もあいつもあいつらも

あたらしいリズムと湿やかさで
 ....
ぼくは41年間、
彼女ができたことがないが、
デートをしたことや、
ふられたことや、
風俗でいっぱいHしたことや、
永遠に思い続けるべき初恋のひとがいることや、
いまでも会いたい子がいるこ ....
昇った月
真円の月
紅に染まった木々
紅に染まった頬…

淡い月の光が
雲と絡んで微かに
陰影を浮かび上がらせる
空にそっと手を伸ばす

体を預けて
微かに感じる冷気を誤魔化す
 ....
かわいた雨がはりついて
ふるいノートは空のまま
そろえた靴をふみつけて
はだしの猫がおどるよる
ならんだ星のまんなかで
ちいさな夢がもえつきる
十二月の今宵、それは生まれる
光りを放つ発光体さながら
何かの対価としてではなく
忘れていたすべてを思い出させる核のようなものとして


すでに街は、待ちわびる螺旋の中心を軸に動き始め
 ....
心の病で
眠り続ける君へ
すきなパンを届ける

細い目がパンをとらえた瞬間に
あがる口角とゆるむ頬をみた

君の肩をだきしめたくなった

外は寒いよと
話す私の顔をみないまま
頬 ....
月をさがしたけれど

いまどこらへんなのか分からない

年増のアイドルみたい

そんな振付できみはかわいい

よく訪れるきみの部屋さがしても

きみなしじゃ入れやしない

さび ....
自分、行きとるか
真面目に働いとるか
まあ、僕の事やから
きっと転職してるんやろう
今の仕事はどないや
こっちは毎晩残業やで
残業代もらえん会社で残業や
奥さんと子供、大事してるか
今 ....
トム・ヨークのリリックと遊ぼうか

あちら側に行ってしまった私には

今は 傍観する事しか出来ないのか

くすぐって

呼びかけて

こちら側に連れ戻して


境目を知る ....
さざなみと待ち合わせの時間だった
薄くなってゆく空とおおいかぶさる雲
淡い紫色とオレンジ色

飛行機の窓から見える雨の気配
寄り添えない事情がある
耳あてに、やわらかい言葉がくっついている ....
幸福なんだ。
煩いをすべて忘れて、
精神からことごとく消してしまうことが

どうしても、
あきらめたくない気持ち。

それがある人生は、
奇跡を信じたくなるんだ。

 ....
普通ってなんだ?
私は知らない
たくさんいたら それが普通なのかな

当たり前ってなにが?
できる人が多かったら
それが当たり前かな

がんばって
がんばっても
できなかったら
 ....
ぼくの背後で
どれくらいの回数を
太陽と月が交互に
未だに頼りげな
ぼくの背中を
照らし出していったのか
両手の指では数えられない
ただ背後に映る
太陽の情熱と
月光の沈着を ....
崩れそうな自分を見つめる私
震える体を音楽にぶつける
孤独感が降り積もり雪崩をを起こしそうだ
音に注意を向けているから崩れていないのだろうか

崩れそうな自分を見つめる私
隣に横たわってい ....
クリスマスソングばかりがらーめん屋で流れている
そこにいてひたすらにらーめんを啜っている
あらまあこれは体の良いクリシェだこと
と自らを貶めていると
途端にらーめん屋の店主の体が開きだし
 ....
親友だと思っていた友人に
押し付けだと散々な言葉で
床に投げられた

当たっているのか

おもいやりとおせっかい
相手の気持ちに無知で
ひび割れたおせっかい

本気で話すことをため ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
掌のひかり吉岡ペペロ410/12/3 7:49
年末に寄せさせられる思い番田 110/12/3 3:34
小僧十二支蝶010/12/3 3:29
なつ010/12/3 3:15
たちつてと小川 葉4*10/12/3 2:19
秋風シホ.N110/12/3 2:05
夕海梨玖110/12/3 0:33
夢中無遠藤杏3*10/12/3 0:04
* リズミカルワイン藤鈴呼2*10/12/2 23:10
御伽噺yumeky...2*10/12/2 22:52
渋谷無色三田九郎210/12/2 22:51
運ばれた先で待っているもの石川敬大19*10/12/2 22:00
White Lightうずら豆3*10/12/2 21:55
ポケットに 両手を砂木5+*10/12/2 21:38
ハピネス!吉岡ペペロ210/12/2 20:44
明日のデートについてはだいろ210/12/2 20:18
一 二310/12/2 20:01
はるな310/12/2 18:42
season's greeting月乃助16*10/12/2 18:03
メイプル朧月510/12/2 17:53
うれしいんだ吉岡ペペロ210/12/2 17:20
十年後の自分へ。プル式1010/12/2 16:15
Atoms for Peace美音子110/12/2 15:07
空を追ってふるる7*10/12/2 10:13
新たな始まりによってcarax110/12/2 9:24
輝ける星朧月210/12/2 9:05
消極的前進寒雪410/12/2 8:52
深夜のディズニーシー小川麻由美4*10/12/2 7:44
らーめん屋でクリシェに見舞われるうめぜき110/12/2 5:23
ひとりよがりだった佐和310/12/2 3:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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