星の泪は何色でせう
真冬の霜の銀色でせう
儚い儚い銀色でせう


月も笑ふ事があるでせうか
耳を澄ませば判るでせう
千のガラスの割れる音


風のお家は何処でせう
風のお家は木々 ....
冬の私はミルフィーユ
甘くて優しい食べ心地
やわらかヴェールをしっとり重ねて
あなたが来るのじっくりを待つ

めくる時間がとろけるクリーム
一枚一枚味わいながら
焦れったいのを我慢して
 ....
おっぱいはもみたいけれど
こころにはふれたくない

だってそこにおっぱいがあるから
てのひらはうずまりたいけれど
おやゆびからひとさしゆびへの湾岸をせばめ
そのゆくさきのももいろの島を ....
おれたちはいつだって言葉を覚えるのに必死だ


今日だって 雨上がりの
虹の構え 雲の群れ 

あまりに遅くそれに気付いた
おまえの馬鹿さ加減


応援している野球チームの選手 ....
私が猫だったら
人の頭より高いところに
いつも寝ることにする
間違ってもだれかの膝の上なんかで
眠ったりはしない

私が星だったら
うっかり一番に目立ったりしない
みつかってさえない
 ....
生活の安定を求めて
閉塞感に息もできない

青ざめた冷酷な太陽が
照らす窓の外には

救いなどなくて
しわがれた声の天使たちがいるだけ

その天使たちのこなごなにされた
純真さが宙 ....
今季一号の木枯らし吹き荒れた次の日の朝
あれだけ騒々しかったのが嘘みたいに静まり返っていて
近所の児童公園にはこれでもかってぐらい散り積もった落ち葉

これってプラタナスだよね

比べてみ ....
空の端がひらき
地を歩む
ひかり負う背
河の痕をゆく


夕闇の路
無人の車が
はじまりをうたう
ひとりを乗せる


原の
つづく原の
根はまた ....
素手でつかんだ雑草も

ドロドロ社会にまみれてさ

冬とは言えない嵐の日

ちゃりんここいで突っ走る

先生が走るからこそ師走であって

こいでもこいでも

向かい風

働 ....
あの日、渡り廊下で
君が教えてくれた蝶々むすび

不器用にからまった
よれよれの僕をほどいて
結び目にちいさく
幼い指で
魔法をかけた

片方だけ小さくて
いびつなハネ
それでも ....
 
 
鞄を探していた
たった一つの鞄だった
大切にしていた鞄だった
心当たりのあるところは
すべて探した
鞄の中も探してみたのに
布製のハンカチや
プラスチック製の文房具など
必 ....
桜舞う季節
散り始めた桜

花びらで埋め尽くされた道は
まるで桃色の絨毯のよう

朝霧に包まれた光は淡く
全身を白と桃色で包み込む
白は光と霧
桃色は舞い散る桜

桜が頬を掠める ....
アナタという
嵐が過ぎ去り

アナタという
業火に焼かれ

あたしは
あたしに
もどった

いや
なった

もう変えられない

あたしの本性
・・・魔性

白よりグ ....
何が欲しいの
何がいやなの
何がなんなの








君は未来から来たんだろ
ネコガタロボッツ。







見飽きた道具はださんときぃ


 ....
何処までも高く投げたはずのボールが落下をはじめ
それを静止した瞳で追う

身を預けた椅子が軋む音
カフェインの色で染まる部屋
身を預けた骨の軋む音
カフェインの色で染まる声

脳が死ん ....
あなたと一緒に
煮込まれることになった
こども用プールみたいな鍋にほうりこまれて
くつくつ

うつむいても
膝をかかえても
視界のどこかにはあなたがいる

最初のうちは頬をそめた ....
滲むんだ
薄いピンク色
君の口紅か?
どちらにしろ
落とさなくちゃね
このままはちょっと

笑いながら
手を振ってさ
さよならって。
感傷的になんてならないよ
そんなのは
嘘だ ....
しらじらしく夜を終えて
ともあれわたしはもう一度戻ってきた
数千回目の朝
あさ、
と声にだして呼ばわってみると
どのときの朝もちがった顔をしてふりむく
わたしはその視線の先に相槌を打ち ....
今日も街路を携えて歩く
街路の広がりの粒を
遠さの粒を
ポケットに携えて

街路樹の影が地面に落ちている
ひらひらと落ち続けている
これだけたくさんの影が溜まっているのに
影は街路を汚 ....
ベッドの上で
布団にくるまっていると
やけに窓の外が遠く
手を伸ばすと少しだけ向こうに


ベッドの中で
惰眠をむさぼっていると
窓の外で
雨が降っても
雷が鳴っても
全 ....
/平面を見つめる直線は遠く山道を滑り墜ち \
苔石に刻まれた文字の溝は歪に晒された銘「」無常が
背負う焦点の・遠近の先にある骨壺┌┐ 勾陵の史実に
祓い浄めし御霊の禊より【】刹那にあなた ....
氷の路は歩けない
限りなく平らな氷の路では
立つこともままならない
ピュア過ぎる

ザラザラした表面の路で
初めて立つことができる
程好い汚れは必要だ

立った私は歩こうとする
条 ....
私は馬鹿だ
並んだ この
おもちゃの中の心にあるだろう
子供の 夢見る 世界だ


だけど目指した 学校の
閉ざされた 世界に
いつも立ちつくしていた
そして 理解できなかった
 ....
 
 
てつやあけで
しごとして
いえにかえると
つまとこどもが
ねむっていた

もうすぐ
めをさますから
それまでは
ねむってはいけないと
いけないと
おもいながら
ねむ ....
この坂をのぼったら

この階段をのぼったら

この世界にいたら

何をおもうのだろう

何をかんじるのだろう

私の中で 何がかわるのかな


かわりゆく世界 ....
 
 
街がやけに
賑やかだと思ったら
今日は
金曜日だったのだ

金曜日になるたびに
同じことを思い出す

また忘れ
また思い出し
また忘れる

街もわたしも
同じこと ....
乱れたこの月に
祈る事が 有ると するならば

貴方と 永遠に
空を 眺めていたい

ただ それだけ。

それさえも 叶わずに
二人 見上げた 月は

また 遠く  ....
朝は怖くて歩けなくって
昼はため息堪えるばかり
夜はひとり明日に脅える

そんな毎日が続いていっても

春はほろ酔い桜を見上げ
夏は木陰でひと息ついて
秋は紅葉の手のひら繋ぎ
冬は柔 ....
* ワイパーも お色直しで クリスマス

段々と イルミネーションが美しいシーズンだけれど
我がレガ子のワイパーも お色直しをするコトに(笑)
旦那が いそいそとコートを羽織り
着替えをさせ ....
東京ザビエル ブエノスアイレス














脱藩する志士される殿












 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜想曲salco4*10/12/6 21:50
アフタヌーンをもう一度。プル式410/12/6 21:46
おっぱいはもみたいけれどはだいろ710/12/6 21:15
そろそろ少しはましなことを八男(はちお...110/12/6 21:15
朧月210/12/6 21:11
雲をもつかむようなcarax010/12/6 21:05
片付けるひと恋月 ぴの31*10/12/6 20:36
光源木立 悟310/12/6 20:30
伸ばした手yoyo1*10/12/6 20:16
むすびめアズアミ5*10/12/6 19:25
たもつ210/12/6 19:25
一 二110/12/6 18:43
アナタという森の猫4*10/12/6 17:59
近未来てきサワメ310/12/6 17:58
14時瑠王710/12/6 13:52
イン・ザ・スープせかいのせな...710/12/6 11:13
音がするOz110/12/6 10:52
きょうの地点せかいのせな...610/12/6 10:45
季節葉leaf5*10/12/6 9:28
In My Bedroom寒雪010/12/6 9:11
御意〃愚行アラガイs2*10/12/6 6:13
小川麻由美2*10/12/6 3:49
別れ番田 110/12/6 3:13
クリスマスイヴ小川 葉410/12/6 2:35
ロンドポー1*10/12/6 1:02
金曜日小川 葉210/12/6 1:00
* 赤き粉藤鈴呼2+*10/12/6 0:56
現在と不確定未来の物語さつき310/12/5 23:47
パフォーマンス藤鈴呼2*10/12/5 23:25
ブエノスアイレス⇔ルクセンブルクTAT1*10/12/5 23:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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