冬枯れた庭に 緑を残すオリーブの銀葉がそよぎ

その枝にはまだ 黒く縮んだ実がしがみついている

シクラメンの強い赤が 庭が生きていることを教えている


私たちは ここで 同じ ....
かのエドワード・ニューゲートが一個だけの命を張って戦う最期の最期の戦場で彼の背中を死守する海峡のジンベエ


親っさんは後ろ方向に ....
白いヒーローは気まぐれ

ふらふらと
何処かへ出かけたと思うと
いつの間にか帰ってきている

白いヒーローはわがまま

もぐもぐと
ご飯をお腹いっぱい食べたかと思うと
「おかわ ....
そうやってまた
同じことを繰り返して
小さく笑う癖がキリキリ痛むよ


滑り台の楽しさは
天辺から降りないと分からないのに


がんじがらめの身体が
求めているそれに
どうして君 ....
雨は世界が流す涙なのだと
誰かが言った

あらゆる痛みが雫となって
ひとしく僕らの真上から
降りてくるのだと言っていた

それが本当か嘘なのかなんて
どうだっていい

季節が冬のせ ....
 バッハ 無伴奏チェロ組曲
 第一番 プレリュード

緑陰の螺旋上昇 光 反射と拡散 空
素敵なことです、春の一日をこうして
貴方と無伴奏チェロを聴きながら
寝そべっているというのは、人生 ....
ふきのとうが売られている
そこにある春は
私の居場所からは遠い春

外は寒くて
天気予報のゆきだるまに
驚かなくなって二月

桜の蕾が目につくものの
すくめた首のせいでよく見えない
 ....
叫び声を聞くと私は涙が出てしまう。どうしたって。怒鳴り声が自室まで響いて、開かれた場所なのにずっと立ち止まっている。私を気に留めないで、一緒に住まないで、見たこともない汚い顔で .... むりだむりだといわず
うばうことをかんがえたとして
まず
うりやばてしば
ほうしきがあって
うりやを
前線におくりだしたら
しぬから
ばてしばが
てにはいる
みたいなかんじで
や ....
用事で呼び出されて実家に行くと
車を外に出して 車庫に雪を入れている

雪の階段を五段 降りて玄関に入る
家の前のパイプとトタンでできた車庫は
軒下の雪を登って 屋根に登れる

家の ....
まるで嫌いなものすべてにとりかこまれているような気分だ
欲しいものなどなにもないただここから逃げだしたい
俺にこわせるものすべてをこわしてしまいたい
けだるい青いけむりに包まれてそうさけ ....
(1)
コートにくるまって 君と何を 見上げてるの
旧世紀の憧憬(ゆめ)飾っていた摩天楼に降る雪の中で
手に触れるカケラを 街は知らないふり だけど
灯りを消せないひとの計画(ゆめ)が 今夜は ....
穴が開いている俺の心には
絶え間なくおしよせる波が
少しずつ削っていくようだ

君のためだけに生きてみたいけど
俺の中にうごめく残酷さが
こわくて何もできないんだ

俺のこのよ ....
どこへ行ってどこへ帰るのか
俺らの居場所はどこにもありはしない

今生きているのかあるいは死んでいるのか
それさえも俺は知ることができない

まるで黒い海にのみこまれてしまいそうに ....
そんな色合いのトレンチコートを
君はどこで手に入れたというんだ
そんな風合いのトレンチコートを
君はいつどこで買ったというんだ
まるで寝間着みたいじゃないか
まるでバスローブみたいじゃないか ....
クレープソールに陰毛を巻き込んで
お前はとても快活に原宿を行くんだ
まるでウォーリーを探せの
ウォーリーみたいな感じだねって
世界中で17億人くらいが言われてる
あいまいな褒め言葉に気を良く ....
借金が10万円あるけど生きてるぜ
俺の余命は4世紀だなめんじゃねえぞ
歯茎から臭い血が出て止まらないのも
なにもかも全部そうさお前のせいさ
あるいはもしかしたら政府のせいかもね
お前はいつだ ....
パリに夢を買いに行ったけど
留守だったので
インディアナポリスを訪ねた

私の夢の中の都市は
私が思い描くままの姿で
そこにあったり
なかったりした
都市ばかりではない
 ....
夕暮れに雑踏の影が行き交う
ビルの窓に
バスの車窓に
黄昏れの輝きが溢れだす
すれ違う人の視界にも

夕暮れの雑踏の影に紛れて
何だか行く先を忘れてしまったよ
そっと見上げていたら
 ....
手作りな
あなたのライヴで歌ったよ 
いっしょにね
おおきな声をゾンブンに
イッショ懸命 
とどくように

起きたらアタシ
おんなの子になっていた
あたし
オンナの子になっていた
 ....
れんちゃん、お眼目がとろとろ
おひるねの時間
ママはお出かけ
ぼくはギターのれんしゅう

外はさむいから畑しごとはおやすみしてしっかりれんしゅう
きらきら星と
メリーさんのひつじ
ター ....
カーテンごしに
季節の光りが
まだ眠い瞼をひらかせる

毛布にくるまりながら
仄めく始まりに
今朝の最初の深呼吸をする

窓をあけると
冬の空気に空は澄んでいる
日 ....
新鮮な魚はウロコをむかれて
真っ赤っかに 血に染まりながら
大きな目をぎょろりとさせていた

それを真っ二つに
切って 切って 切って
太い骨なんかごりごりいわせて

海で泳いでいたん ....
いたい 痛い イタイ 遺体

莫迦みたいに強がる

自分の存在意義とは?

私の中の自分が 私に嘲笑う

お前は無価値だと

生きて居ても無意味だと

だから**べきだと
 ....
大人気ない大人ばかりの席で
僕は誰からも話しかけられず
ぽつねんとしていました

それから帰りの電車を降りた後で
さっき別れた人から電話があって
今日はなんか疲れたね 飲みなおそうといわれ ....
嘘は自分を守る為に吐く物

裏切りは誰かを貶める為にする物

絶望は信じて居た人から裏切られた時に感じる物

だから人なんて信じ無い方が自分の為

だって結局は皆嘘吐きだから

 ....
汚染される超次元ステージ

醜くなった雛をみて

みえないふりをした

溢れた水銀が光をおびて核になる

ガンジス川では今日も

ピラニアが草食系

計画などないけれど

 ....
あたたかそうにみえて
寒いだなんてずるいね
春はずるいね

期待したひかりは
確かにあるのだけど
受け入れないと風がふく

すべてのものと
一列に並んで
おはらいを受けるように首を ....
目と目を合わせた
その瞬間
強く強く抱きしめられたい
周りに人がいようと
お構い無しに

お前が欲しくて
おかしくなりそうだ、と

耳元で
ささやくように
言われたい

 ....
ヒトデ

君の涙に 空いっぱいの星屑が映り込んで
一滴ずつ 大地へこぼれ落ちた
いつだって 悲しみに立ち向かうのは
ひとりぼっちなのさ その度に傷付くけど

勇気が足りないなら 僕の分も ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬の庭でいねむり猫211/1/30 23:39
まんが道TAT3*11/1/30 23:38
白いヒーロー影法師1*11/1/30 23:11
MirrorAquAri...011/1/30 22:55
「ペイン・レイン」ベンジャミン5*11/1/30 22:52
音楽の時間 ; クラシックよく知らないです上から目線 1salco4*11/1/30 22:39
春はくる朧月411/1/30 22:17
破棄ayano211/1/30 21:50
デイビット・馬手柴(ばてしば)6011/1/30 21:49
雪の居場所砂木9*11/1/30 21:20
Chaos洋輔0*11/1/30 20:50
ロイド・シティの冬、アイは吉岡孝次011/1/30 20:45
自殺洋輔0*11/1/30 20:32
大きなフジツボ1*11/1/30 19:32
しまむらセガール、ご...511/1/30 18:52
211/1/30 18:52
Don't trust over 30311/1/30 18:51
夢に関する権利小川 葉1+*11/1/30 18:43
UNTITLED#2折口也3*11/1/30 16:59
ゆめあかし佐和311/1/30 14:55
マルセリーノの歌たま17*11/1/30 14:19
UNTITLED折口也3*11/1/30 14:11
作り置き朧月111/1/30 11:56
精神崩壊中雪乃111/1/30 11:50
大人気ない大人にならない方法瀬崎 虎彦211/1/30 11:37
嘘と裏切りと絶望雪乃111/1/30 11:29
ピラニアが草食系こめ1411/1/30 11:29
ひかりの中で朧月411/1/30 10:14
おもちゃこころゆくま...211/1/30 9:34
ヒトデitukam...011/1/30 7:33

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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