高野山僧侶四十名による声明
坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
坊主になれ坊主になれ坊主になれ坊主になれ
坊主になれ坊主になれ坊主になれ ....
あなた
情の深い女が
好きだと
誰かに話したでしょう
だから私
夏でも何の手入れもせず
ビキニのわきから
はみ出すぐらい長く
ある日
あなたの部屋を
掃除して
見つけたDVD ....
いちを超えたら
それはやはり欲望なのだ
どれだけ切なくたって
それはやはり欲望なのだ
それをしずかに見守る者よ
正眼で唇を引き締める者よ
炎を背に剣を手にする者 ....
あたたかな日曜日
きょう、きょうですよ
今日は水曜日
やわらかな時間
曲がりくねって ねり歩く
徒歩十分は
時に徒歩一時間にもなる
みちしるべはどこにもなく
太陽はどこかにおっ ....
言葉は同じなのに
言いたいことが
混がらがって しまったり
意図みたいに
簡単じゃあ ないんだ
ティッシュで こよりを編めば
とても楽しい お食事の時間
周りは 大人だらけで
....
バドミントンの羽根の形
ふわりと 浮き上がる 瞬間に
不思議さを 覚える
固い レースのようだ
そう 連想すれば
見たこともない 小さな妖精に
着せてあげたい ドレスを
妄想する
....
冬の{ルビ至=たどり}ついた日
海峡は慈悲のない 風でした
限りなく動揺する
どこまでも
消え去る端をも
わけ広げる海風景
北風の冷たさに波頭は白く飛沫をあげ
人などだれ ....
できるだけしずかに
水子のゆくえを追いながら
いつまでも駁(まだら)のように
羊にだかれて
いたかったの
なのに
あの日から あなた(わたし)の
放水がはじまっている
あなたはそこ ....
獰猛な牙
私の腰まである肩骨
力強く張った後ろ足
しなやかで長い背骨 尻尾の先まで
虎の骨
きっと熱帯雨林の奥で
この巨体で獲物を待ち伏せしながら
たくましくしぶとく生きていた
....
澱んだまなこが粘りつく液体となってずるずると年月を嘗め回している。あふあふと飯をさらい込み、ゲテモノを隅から隅まで食いつくし、寄生昆虫のように板にへばりついている。自己憐憫の色艶がどす黒く光り、ねばい ....
生死は問わないから
おれの眼前に
「幸せ」
と呼ばれるものを
差し出してくれないか
輝いているものなのか
食べると旨いものなのか
今まで生きてて
一度も目の前に
現れたりしな ....
あなたの似顔を描いていました。
もう56回目です。
ちっともうまくならないどころか下手になっている気がします。
うまくいかないたびに「覚悟」という氷水でさっぱりするのですが
また何度で ....
さらさらな、ざらざらなソーセージを、
焼いたり、ゆでたりして、
こしょうをかけたり、
ソースを垂らしたりして食べる。
あちらこちらで、
敵にしなければならないものが、
大きな声で叫 ....
酒場に入るとすぐに
乾いた拳が目に入った
次に見たのは閑散としたカウンターに座る男で
話しかけても何も得ることはなさそうだった
マディって女をしってるかい「「「「
女らしくはない名前 ....
{引用=想像するという事
それは、
海に溶けた太陽
空を飛べないなどとだれが言った?
巻き毛の文盲女子が
小雪のかかかってちぢこまる
少女時代は遠くなりにけり
....
休みの日は
泣いて過ごしてるよ
泣いておわるよ
てめーの噂
飲み込んで
まあそこそこの
一日さ
楽しいばっかりさ
誰がどう言ってたっけな
もうこんなんじゃ
昼間も歩けねーか ....
アスファルトの音
コンクリートの音
諦めていますという顔で
歩いている
みんな辛くて大変なんで
僕は黙っていますよって
歩いてる
歩いてるだけなのに
わざわざ僕から金をとら ....
どうしてもわからない
難しい問題を
あとにまわしていたら
簡単な問題ばかり
急ピッチで解いて
マークシートを埋めるように
自然と点取り虫になっていた
終わりには
難しい問題だけが
....
朝が近づいている
空気、震動、
オーヴァーロード気味のアンプ、
太陽が昇ってくる
ノイズだらけの脳みそ、
それは昨日のフィードバック。
世間と常識は意地でもクリ ....
灰色の階段を降りて
いつものランチセット
髭の生えたマスター、60代
階段と同じ色
カウンター越しの威圧感で
パスタの味がちょっと鈍くなった
なのでうっかり塩をかけすぎてしまい
食後 ....
わかるのがそこで誰でもない一体言葉を聞いていた私自身はどこにいるのかわからなくなるけれど、生きているので、そこだと、いつも、不思議に思える
月をみていた
風の流れで 雲が激しく流れていた
まるで 月が大急ぎで走っているかのように 映った
月は変わらずとも
雲や風 その日の様々な影響で 変化してゆく
....
「いつも笑っていられますよう」
寒さを忘れて ひたすら願っていた
温かさに包まれていた
あれから…小春日和が続き あの温もりが此処に在るような幻想の中にいた
や ....
自覚がない
でも あたしの肩は
パンパンに張っている
他人にコリを指摘されて
気づく
足の先端も冷たい
脚も冷える
上半身は熱いのに
冬でも半袖ワンピに
綿カー ....
各駅停車
大都市のはずれの三度の坂がある町
夕日に向かって
背中にぶっきらぼうしょったがに股のじいちゃんが孫の手をひく
おそろいのナイキのキャップ
孫の歩幅に合わせて教えるように歩いてる ....
いやぁぁあぁぁあぁああぁあ
俺はまるで囚われの
ダンシングフラワー
逃げようにも
手首足首
がっちりロックされて
どうしようもない
『ええ声で鳴くのぉ、チャックマン、
ええ動き ....
もしきみがぼくのこと
忘れてしまえれば
もうこの旅路に
ぼくらはいないだろう
なんども口にしたことば
未来のことばかり
ならべたててきみをだました
ひもをゆる ....
一週間前に呼んだ女の子は、
ぼくの風俗史上、おそらく、
最高の、女の子だった。
あの子といつも遊べるのなら、
もう、
他の女の子と遊ぶことはない。
だけど、
人生というものは、ま ....
正しいことなんて知らない
正しいことなんて在るのか
ただ一つの正しいことなど
そんな言葉を抱えたままで
世界と対峙するからまよい
流されるだけなのだろうか
空が燃えつきそうな夕刻に ....
刹那のまちかどできみと出会った
悲しいことは音楽がやってくれていた
だからぼくはきみと別れよう
だからきみはぼくから離れるんだ
ぼくらのかわりはいないけれど
ぼくのかわり ....
3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140 3141 3142 3143 3144 3145 3146 3147 3148 3149 3150 3151 3152 3153 3154 3155 3156 3157 3158 3159 3160 3161 3162 3163 3164 3165 3166 3167
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.93sec.