もう既に酔っ払っちゃってるから詩か散文か分からない日本語の羅列
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この世界の深奥に向かって
しんしんと沈みゆく夜
遠くで花火の揚がる気配
きみの寝息はぼくの腕のなか――
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いまやフェルマーはすべて証明されたが
依然として主は姿見せ給わぬ
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もう離さない。
もう逃さない。
もう渡さない。
まだ離せない。
泥沼に嵌って
逃げ出せない
可哀想で
仕方ない
もう泣かないで
もう笑ってくれ
もう泣かさない
もう一人で ....
心理的に
処理と
保持との
処理資源で
リソース的な
エネルギーで
あたまの
なかみが
きまる
という
ことお
しってから
こころがけても
無駄
成績中位層が
おやま ....
白い球はカーブを描き
握り損ねた手
ほら
頭上を、空高く飛び越え
砂原を駆け上がり
野を越え 谷を下り
小川をながれて
目のまえのどぶ板に 隠れると
あなたは道を横切りしゃ ....
あんたは誰です?
イエス・キリストは
哀れな母親にこう言い放ったものだ
「お前など知らない」
イバラの出世街道を歩む吾子を
ひと目見ようと遠路はるばる会いに来た
愚かな生母に向かって
....
気持ちがゆるんでいた午後
街は 私から距離を置いて 忙しい
ひざがゆるんでいる ゆっくり歩く
軒先から覗いてる 猫と目が合う
頭のねじがゆるんでいる しらふ ....
クリスマスは 本当に 良いことが ない
なんて 嘆いている 人は
どの位 居るのだろうか
予報通りの ホワイト・クリスマス
イルミネーションだって バッチリ キレイ
肩を寄せて 歩く ....
骨のしびれと肉の痛みに
霊魂が戸惑う堤防の草むらで
空き瓶と空き缶が寄り添い
密談をしている
亀裂の入ったトルソと
染みの入った掛け軸の ....
降るゆきは
どれも白いから
踏むまえは
まだ白いままだから
おもちゃを見せてもおとなしくしない子供に
泥棒さんのサンタクロースは・・・・
クリスマス、そんな洞窟 ....
甘いメロディー
酔いしれる。
ワルツは悲しい
ワルツは楽しい。
人をハッピーにしてくれる。
何が正しいかではなくて
どう思っているかが大切
真実なんてどうでもいい。
背筋がゾク ....
キメラのようなポインセチア
街が赤と緑に埋めつくされる
寒さにも打ち勝ってしまうような
人々の嬉々とした振る舞い
流れている音楽
この季節になると
ヘビーローテーション
年々感動は薄 ....
人に知られたら
笑われるかもしれないけど
想像してしまうんだもの
仕方ないわ
仕方ないと言うしか無い
視覚と感情のマテリアルで
うまく作られた映像を
惜し気も ....
Kは鬼ごっこをしているが、妙なことに、およそ鬼と呼べるような人間がどこにも見当たらないのである。そういって悪ければ、Kはすっかり鬼の顔を忘れてしまったのであった。
ベンチの裏に丸くなって隠れては ....
水底リザーブしておいて
これから、瞳は、こぼさず、もらさず
底までゆこう光の竿をたぐりよせあゆみつ
The wind dies down.
凪
少女は祈る少女世紀の立体少女症候群の。―――熱 ....
風が私の
すべてをかいくぐって
すべてをさらいそう
信じないって言ったから
試そうとしていたのかな
体温は
だれかに言った 寒いね
の一言で一℃あがる
ああ 寒いね
の返事で ....
みんなの心の中に
等しく白い雪が降る
クリスマスの日
みんな空を見上げる
今日はクリスマス
何もあげられないけど
みんなのクリスマス
仕事をしている人も
手を止めて
....
101225
幸運の女神は猫の顔をしているのだと
いくつもの変数を宣言しながら彼はいぶかしげに首を振る
尻尾も振りたいところだが
のっぺりした尾 ....
穢れなき白き薔薇
黒き手により捨てられて
哀れな鑑賞者それを悲しみ
大切に拾い集めるも
在るのは黒ずんだ欠片だけ
サンタ
生まれた時からそれが使命だった
多分死ぬ寸前まで
誰かを笑顔にできるなら
ずっとそうやって生きていくんだよ
*
相棒のトナカイが 風邪をひいてしまって
どうにも困 ....
こんばんは
シーッ、静かに
今、アイドルの
真行寺あやのちゃんが泊まっている
ホテルの部屋の前に来ています
これからあやのちゃんに寝起きどっきりを仕掛けます
ではまず鍵を開けまして
カチ ....
君は間違いなく命の恩人であるし
あの頃の僕のモノリスであったし
制作面や生活面におけるスペックとして僕が望んでいる人だし
君の処女性や乙女性
それら全てのバランスにおいて
今までの女性で群を ....
街に何であることもないのだと悟った
俺のベッドの小さな体として転がり落とされた
怒り狂う 人間どもめと
ああ 人間であることの
私の この何でもない暮らしが
そこでまた 踏みにじ ....
私は欠片だから
かまわないでくれ
あんたはいつも脚立の上から物を言うだろう
私は欠片だから
自由に転がってるんだ
脚立を担いで動くあんたとは違う
私はちっぽけな欠片だから自由なのだ
今度 ....
ふっとみえたのは
あしでした
あしいがいになにもない
わたしでした
うさぎにうまれ
うさぎとしていきていた
わたしでした
たしかなことはしりません
ことばより
....
ありがとう。
君に言うすべなど無くて…
出来るのは、思い出の君に話しかけるだけ。
君は、きっと私に語りかけたかったんだ。
あの時、どれだけも話しを聞いてあげなかった。
俯 ....
旅をする彼女を空港まで送った
夕食をとり国際線のフロアへのエスカレーターで
<なにか約束したいな>と彼女がはにかんだ
こんどまた会う日の約束なのか
結婚の約束なのか
....
家族っちゅう関係が
とうとう壁になりました。
信用と銀行とお金と男の子
お友達とお友達のお友達と…
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やける痛みで何度も寝返りをうち
あなたはわたしの
名を呼んでくれたのだろう
受け容れられないと知ったら
そのあとのことなど考えられない
凍りつく鏡に心を映す
力などなくして
それ ....
焼き肉を食べました
チキンを横目でみて
ぺろりと食べました
家々のネオンがとってもきれいです
星がない空です
願いごとのせいで重そうです
私もひとつだけ
平和でありますように
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