二十分ぐらいが
昼寝には丁度いい

寝足りなくても駄目
寝過ぎても
身体にだるさが残る

何となく眠いのは消えて
清々しい気分になる

昼寝は大切
午後からも元気いっぱいで
何 ....
そんなきみは本当はぼくじしんのたたかいだった
シデムシマンよ
きみはぼくのひみつの友達
きみは黒い上翅のマントをひろげ青空のどこからかやってきて
急降下でキャタピラーのタイヤにしょうとつしたか ....
まくろく胡散臭いツヤのある回帰線を簡単に引いて
たびたび返されたトランプの屍体。そのどれもが
押し開いて咲きだしたクソロイド曲線の杜、いとまごと

沈静化して。背の躱しさが緩く 限られた最短を ....
いち枚のさくらを
ひと筆で捉えきる
あなたの目はなにを幻視したの
耳鳴りするほどまばゆい
はるの河川敷で
ICOSを取り出すゆびさき
掴んで むりやり凝視する
ネイルに空は捻れて
これ ....
ミルク 溢してしまい
その筋 床に白く伸びていく
時、 
ロープに足 引っ掛かり転び
びちゃ 倒れ込む、沸きだす
恥辱の感情 あらわに自ら恥ずかしく
なんで毎晩恥ずかしい悪夢 観るんだろう ....
  ふたり


 ふたりにしか
 出来ないことをしよう
 ふたりきりで 話そう

 もしも 意味が違っても
 見つかるのを 一緒に探そう

   *

 ここでしゃがんで
  ....
人間は個として
およそ同じ体積の中で
古い身体を処分し 新しい身体を作り 生きている

樹木というものは
死んだ古い身体の上に 新しい身体を重ねながら
体積を増やし続け 太く大きくなってい ....
わたしのデスクから斜め四十五度の視界に
ペールブルーの空がのぞく

けだるさを隠しもしない
ぬるま湯のようなオフィスで貪るのは
春の新作とか、要領を得ない愚痴とか
とにかくもふんわりとした ....
木々の枝葉が大きく揺れる

熱風が吹いているのだな

濃緑の群れが青空に
美しく浮き出すようになびく

熱いうねり 風景をかき混ぜ

世界が立ち現れる、
引き伸ばされた瞬間の光景と ....
 ベランダで洗濯物を干す
 私の耳にずっと
 とどいている安穏な響き

 それは近所だけれど少し離れているため
 うるさくもない 建設中のマンション工事の音

 手が空いて 見下ろす ....
目の前に大きな山が聳えている
あんなに高い所まで登れるんだろうか
と思っても
一歩一歩登っていくと
必ず頂上に着くから不思議だ
どうしてわざわざ苦労して山なんかに登るんだよ
という人がいる ....
わたしの洗濯機が洗濯を始めた
洗濯機は洗濯する音だけを立てて
幼い頃わたしが溺れたことのある海は
こんな音は立てなかった
玄関からだと遠回りですね、と言って
洗濯機を運んできた男の人は
 ....
大の字になって
仰向けになって
なにもかもから
解放されるって
そんな気分を
味わいたいと
そうは思って
でもなかなか
できやしない
そんなことを
そう簡単には
できやしない
 ....
最近 冬が好きになった

と思ったら
10年以上前にも 冬が好きになった と書いてた

これは
冬はヒーター入れてあげるのに
毎年秋に「あー 冬くんのかー ややなー」てなって
結局「冬 ....
もの在る霊性
感じ取る夜、

荒涼として熱い歌声

響き渡る、
凍結された脳髄に

もの在る陰から
また もの 現れ
夜陰の雲の割れ目から
透明な呪い 振り落ちる、

この白 ....
まるで横顔の女だ

睫毛の長い、髪の黒い若い女が真直に背を凭れ眠っているのだろうか
一瞬通り過ぎた車窓に、何を隠そうとして、いま、不意に見せたのだろう

 これによって古く細い町並みは直線を ....
ジャニーが生きてたら
伝えてよ
あんたは変態と
昔、北公次が暴露したときは
マスコミこぞって無視をした
ホモ達ならそこのところ
上手く伝えて

ポリコレ立てにして
応戦しようにも
 ....
病み患う少年の
皮膚の裂け目から
沸き溢れる膿、
「うう臭いなあ」と言いながら
自らの口にて吸い取る

白い少女、

想い出す。

あの娘は少女のまま沼に沈んだ
あの娘はその白い ....
都市は病んでいる
と書いて見せ
私達は辛苦の最中にある
と言って聞かせ

日常に埋没したなにか
を探しては
月夜の喧騒と静寂の間
をさまよって

どれだけ尽くしても
どれだけ時間 ....
悲しい夢から すこしだけ引きちぎって
明日の夢に混ぜこんだ

切ないメロディーそのままに
きみはただ 涙に濡れて


差しだされた傘
背を向けて入る
傘は渡されて
僕と入れ替わ ....
   ✴︎サルルンカムイ

 丹頂鶴って、アイヌの人たち神様て呼んできたんやね。
 湿原の神!高貴やんなぁ。

 池を模った浅いプールで一羽が まかれて有る小魚を 
 黒い足先添えながら長 ....
クラブで踊りたい
度数の高いアルコールあおって
熱すぎる台詞を くれりゃもうしあわせ
わたしは肌をやわく見せる
誘っているの 誘ってないの
それくらいで見逃して 今夜
私のほうがそこま ....
私は何者でもない大人から
どこにでもいる大人に
成長したよ
初めて触れた彼女の素足は
子供のように小さくて
すべすべとしてなめらかで
指が六本あったけれど
幸せを運んでくるための
六本目なんだと
そう言ってくれた彼女の笑顔が
愛らしいことこの上な ....
閉じかけた本の中に、切れ切れのラジオの電波に、街路にこだまする無数の生業の中に、隠れている、隠れている、引き攣った神経の残響に、レールを軋ませる列車の速度計に―伝令は駆け巡る、宛先も無いのに、沢山 .... トラクターについてくる

テクテクたくさんついてくる

イモムシくわえて

ムクドリ真顔

真顔で忙し

本気の焼肉バイキング
不可解に捻れた獣道を作り出した、薔薇線の手招き
青々とした雜葬の絨毯を噛みしめ、これら花瓶のお囃子

夢見るピエロだ
裸足の花園だ 
中空廃園だ

ぼぉたちの綿毛ら 黄昏時の川の流れに。 ....
人々、生活の人生の速度 生きていく
此処に一つ、秘められた生 在るにもかかわらず

人々、生活の人生の速度に 費やしていく
此処に一つ 秘められた生活 在るのに気付かず

相克の一瞬、葛藤 ....
町の外れに歩道橋ができた
町道の行き止まりのあたりで
民家はほとんどなく
小さい子供がいる地域でもない
町長の公約だから
それだけでできた歩道橋だった
町長は毎朝早くから
歩道橋の掃除を ....
斜光が
千年(ちとせ)の
斜光が
赤々、
街道沿いの
植木を
染め

やっと夕暮れ、

道端に座り
さっきまでずっと
哭いていた神様、
その陶器の肌のような
豊穣な涙に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
昼寝夏川ゆう123/5/19 12:06
シデムシマン ライジング本田憲嵩4*23/5/19 2:06
のち祝福をあらい223/5/18 22:35
paintings完備 ver...023/5/18 21:04
ミルクひだかたけし3*23/5/18 20:03
ふたりsoft_m...323/5/18 19:55
樹木のように日朗歩野11*23/5/18 18:12
幸福につかれたら3*23/5/18 17:43
祝福の瞬間ひだかたけし6*23/5/18 16:02
落陽リリー4*23/5/18 15:28
山に登るとzenyam...6*23/5/18 15:06
塩辛たもつ223/5/18 12:40
とどのつまり坂本瞳子2*23/5/17 23:09
似たもの同志日朗歩野1*23/5/17 22:42
コアひだかたけし3*23/5/17 22:41
湑むあらい123/5/17 22:15
ジャニーへの伝言花形新次023/5/17 18:58
いきかた(改訂)ひだかたけし2*23/5/17 16:30
それからヌヌヌ123/5/17 16:25
SOSがきこえない 2013年10月11日 ㈮の作品  20 ...ルルカ023/5/17 9:44
At The Zoo ①リリー2*23/5/17 9:01
即決して 2013年9月9日のもの  2023年5月17日発 ...ルルカ123/5/17 7:43
変わらない成長リィ1*23/5/17 6:08
六本目坂本瞳子3*23/5/16 23:20
照準鏡の軋む声をホロウ・シカ...1*23/5/16 22:14
ムクドリ日朗歩野1*23/5/16 21:07
pupaあらい123/5/16 21:02
シャウトひだかたけし223/5/16 19:14
歩道橋のはなしたもつ223/5/16 17:47
道端の神様(改訂)ひだかたけし523/5/16 16:23

Home 戻る 最新へ 次へ
295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
2.83sec.