石化する
柔らかな石
心電図の
波形の谷間が
わたしたちの眠るところ
わたしたちの見聞きするところ
わたしたちの対話するところ
/年の瀬も差し迫ったふとしたある日
一 ....
股合わせる日まで
交える時まで
出来ないその訳は
話したくない
だって
悲しいだけ
だって
悔しいだけ
彼女はいないし
風俗行くほど
余裕がないのだから
ひとりでDVD借りて
....
評価がどうした?
気にすんな!
才能がない?
だからどうした!
評価気にせずこんな詩書いてるおバカな私は中学生!
つまり思春期真っ盛り……
キツイ事言いたい年頃なんです
恋してみたい?
酸い ....
こおりつく
ゆきやまにある
とてもふかい
たにぞこにかけられた
いっぽんの
ほそいほそいつりばしを
わたしたちはわたっている
こたつでテレビをみながら
じょやのかねをき ....
凍てつく空に願いを返そう
祈るばかりの人は無力で
時に木枯らしに踊らされる
木の葉より軽い
その存在の軽さは
ただ空しい
悲しい歌ばかり歌っていたら
楽しい気持ちを忘れたよ
最 ....
するすると
さがってゆく
それはまるで
意識と同じ
くらいそこに
とどまる
心音さえ
つめたい
まだ遠い
まだ逝けない
明日がくれば
近付くはず
「よいお年を」
誰かに伝えたい言葉
今日は雪が降りました
吐く息も白いです
そんな当たり前の事が
少し嬉しいのは
....
手をつないで
笑いましょう
手をつないで
は泣けません
互いの幸せのために
祈りましょう
互いの幸せのために
考えましょう
バランスです。
心とテクニックと
優しさと純粋さ ....
プールに飛び込む時のような
勢いで毎日を過ごせたらいいのに
慎重に踏み込む一日は
終りの頃にはグッタリとして
明日を迎えるのもウザい
誰かに頼ろうなんて考えてない
だけど頼らないと ....
「時計」
乱太郎&ペポパンプ合作
規則正しく
時を刻んで
感動を与え
悲愴を飲む
チックタク
こんにちは
チックタク
こんばんは
重い鐘の音
ドーンドン
....
あるいていれば出会うだろうけど
あるくことは時にしんどい
しんどいな
生きるあるく ことは
めまいのするよな光りのときも
凍る湖のようなときもある
鴨浮かぶ
冬の湖は蒼白だ
岸 ....
夢は今日を越えて
未知なる世界を見せてくれる
君は明日を越えて
未知なる想いを抱かせてくれる
僕は昨日を越えて
未知なる夢と君と歩いていく
{引用=
こんなにもかなしくさびしい目をした
青い犀は
かつてみたことがない
霜月はじめ
いや
ぎりぎり瀬戸際のこの師走のおわりの
月さえ凍える
しろい ....
届かない 繋がらない、
言葉
断ち切り、朝が流れる juwa juwa
凍みて浸みて染まる空気、突き抜ける、声
ほら ただ さけびにさけもお酸欠
突き抜けて、突き抜けて、今どこっていう次 ....
朝起きたらまずは 君の家の郵便物をチェックして
ただ君の声が聞きたいからと 電話を何度もしてみるけど
恥ずかしくて喋ることができないんだ
そんな僕だけど 君を心から愛しているんだよ
君が他 ....
私の思いは何もない
そこで自分であることすらなくした
私は一体誰なのだろうかと立っている
言葉をなくたままの 私がいた
人であることのない
街の中に立ちつくした 思いが
目の片隅で ....
そっけなく見えるのは
人々が未来しか見ていないから
白くそびえる壁も木々も
今 生きていると上を向く
雨は下におちる
雪に変わりながら
地面が覆われてゆくのを
塗り替えられると例えな ....
暗闇を切り裂く
鼻先の照明に浮かび上がる
寂れたプラットフォーム
ぼくの降りる駅
冷ややかなコンクリートに
足を下ろすと
確認したように電車のドアが閉まる
振り返るとぼくの存在を ....
伊弉諾(イザナギ)の鼻から生まれた素戔嗚尊(スサノオ)は
母と逢ったことも無く
それでも母恋しさに泣きわめく
八拳須心前
(やつかひげむなさき)にいたるまでなき
いさちき青山は枯山なす。 ....
そんなに長く無いよなきっと
なんて笑いながら
まだまだ続くであろう長く横たわる俺のこの先の人生みたいなのについて考える
結婚とか老後とか何だかそんな事を言いながら貯金をする同級生を横目に
素敵 ....
寮生活をしていた頃の事
玄関に来てくれと伝言がきた
同じ部屋の同期入社の子が大変だという
数名のいつものメンバーが見に行くと
大きな台車に 彼女がぐったり横になっている
歩けずに 意識も ....
真っ白な雪のようになってしまいたかった
空からはらはらと舞う 冬の精
穢れを知らない 真っ白な冬の精
到来を待ち侘びている
ずっと
この身に降り注ぎ 何もかも ....
烏のダンスを見たことがある。滑稽なほど可愛らしい。ガラス越しに映る姿に興奮したのか、威嚇しながら挑発を繰り返している。猫などは、あっという間に天空に運び込まれ叩きつけられる。瀕死の重傷ぐらいが食べ ....
.
{引用=20歳で死ぬためにはあらんかぎりの勇気が必要なんだ
――エヴァリスト・ガロア}
aχ2+bχ+c=0 の解き方は初め粘土板で
ついで駱駝の背に揺られて伝えられ
aχ3+bχ2 ....
2010年も
もうじき終わろうとしているのに
少女には年を越すだけの
十分なお金がありませんでした
少女は寒さと空腹と疲労でフラフラしながらも
ゴールドシティのメインストリートに立っていまし ....
よるおそく
きたくしたときに
たべようとおもっていた
カップラーメンが
ないのだ
これはふしぎなことだ
わたしいがいに
このいえで
だれかがくらしているのだ
おな ....
きんえん
というのは
じぶんのからだというか
じぶんのたちばを
まもるために
するもんなんだろう
でも
かっこわるいよな
だんだん
むりしなくなる
むりをし ....
ねむてーけど
ちょっとめんどくせーけど
でもねねーし
近道はしねーんだ
思ったよりさむくはねーな
なにもかも凍りつきそうでももう
苦しくても悲しくても
さむくはねーな
とも ....
うそをつくと、体が くっ と軽くなるから、抱かれたままうそはつけない。
ばれるから
しめった肌のかんじが すこしだけかわくとき
だから うそついてるんだな っとおもってたよ
はだかで ....
わたしの森は
胃袋のおく
どんどん深く狭くなり
わたしがあなたを
たすけてあげよう
狭く深く森が腐る
腐る腐る
3119 3120 3121 3122 3123 3124 3125 3126 3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140 3141 3142 3143 3144 3145 3146 3147 3148 3149 3150 3151 3152 3153 3154 3155 3156 3157 3158 3159
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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