最近岡村が公共の電波を使って下らねぇリハビリをしてるよ
下らねぇが俺はまぁ赦してやるよ
奴の機敏なロ ....
言葉にしなくてよいことを
言葉にできるものだから
煙のないところにも
火がたちます
おだやかな夏の午後
もしわたしがいなかったなら
空も落ちてこなかったのに
夕立
....
あの花のように
ただ雨に打たれる事が
あの花のように
静かに忍び耐える事が
許し難いことのように
そこに一筋の
情けなさを思うから
今もなお
欠点を無我に隠す
思いの果てない ....
弟ガイウ
母ガ癌ダト
マルデ命ヲツカサドル神ノヨウニ
母ノ余命ハ半年カラ一年
私ハワライナガラ
ソレヲ知ラナイ母ニ
来ルコトモナイカモシレナイ
来年ノ旅行ノ話シヲシタリスル
海ヲ渡ッテ ....
縫い針はもう何処かに消えた(
)
麻袋を着込んだ少年も過去のひと
(980円の服を手にした母親から
喜ぶ少女のやさしい眼差しを返されたよ
)
澄ましてみればおおきな耳をして ....
視ること超えて
見える闇
聴くこと超えて
聞こえる沈黙
言うこと超えて
云われる言葉
もはや
見も聞きもしない
言葉が造る
虚構の世界を
観念のお化けに
呪われて
....
わたしはCちゃんにわるいと思った
でも下手くそなところがわたしの
いいところだと思った
上手いひとにのせられて
するするすーすーいけたら
しあわせだし
一生って
言えると思う
....
ある、詩人。
どうしてあなたの詩は、あなた自身で
満たされているのですか?
どうして、あなた自身は詩でなければ
ならないのでしょう。
それは、枷のようにも見え、ま ....
あいつによろしく
伝えてくれよ
今ならどこかに
隠れているはずさ
騒げば窓辺の
ラジオをつけて
徹底弾圧の演説でも
聞かせてやれよ
アメリカの大統領が
経済制裁をちらつかせてるよ
....
お店屋さんで息をした
お店屋さんだから
みんなしていた
様々な形が売っていた
気に入った色があったので
近くにいた店員の女の人に
色だけ買えるか聞いた
形もついてきます
....
友達の家で
もやのかかった会話、絵画的な
キャンバスの素地が残る、薄塗りの油絵
昨日のことのようにポエトリーが鳴り出し
慌てて友達が、うずくまる
そのままでも良か ....
おまえと言葉を交わすために
教典なんて必要ない
目を閉じれば
そこにはおまえの
輝く神々しさがある
おまえは静かに
おれの言葉を待っている
おまえと二人で語らうために
....
指先は凍えるほど冷たくて
だからストーブの前で解凍しなくてはいけない
笑ったまま冷凍された表情筋をほぐしながら
わたしは新聞に目を通す
なるだけ 幸せな記事だけを選びながら
途中 クジラが座 ....
北風に乗り 羽根のように
北風に乗り 風花のように
青空の下 風花のように
青空の下 天使のように
光の中 天使のように
光の中 綿毛が舞う
この湿原を 綿毛が舞う
綿毛が舞う 羽根のよ ....
なぜ泣くの あそこは濡れてる
イヤになったの 早く帰らせて
このままやろうよ もう夜も遅い
あなたが嫌いよ 変態は嫌い
ホテルは安く 小汚い
とてもうらぶれた
大船ナイトライフ
もう ....
かわいい、こどもみたいなかなしさ。
いつかは別れると思ってた。
でも全部わたしになった。過ぎ去ってはじめて、わたしになった。
だからもう一度出会えるよ。新しくじゃなくて、続きじゃなくて、ただ ....
僕の中で何かが決壊するとともに
完全に終わった
真夜中は爆発して
ウルトラマリンの朝が始まる
その青さったらなくて
スコールのように
目にじゃばじゃば入ってくるんだもの
原色の獰猛な ....
雲ひとつない空の青が眩しい
どこに太陽があるのかもわからないくらい
水色がひたひたと目に入ってくる
校長先生と呼べる人がいる場所を遠い昔に離れ
気だるい朝「今日は雲ひとつない晴天です」と
快 ....
攻撃的な爪ははぎ取られたかのように見えた
It seemed that the aggressive crows were removed.
冷静じゃなくてドキドキなその心の裏に恨みつらみそして情 ....
ゆっくりと日々が
移ろいゆくなかで
欠片もなくしたまま
手のひらから零れては
まるで溶けない雪
変わらないのは白
ああ 息継ぎが
わからないんだ
涙越しの無色を
持て余している
110226
クシャミをするのは
花粉症なのだと
キミは考えるかも知れませんが
ボクは明るすぎるので涙腺を刺激
涙が鼻に抜け
むずむずさせて
....
こんにちわ僕はMCれつだん/うぜえ奴は全員切断
打ち込むぜ言葉の爆弾/そろそろしなきゃならない決断
拡散し/撹乱させるのが目的/意見の一つや二つは持つべき
自分自身が輝く可能性/その花開く時を待 ....
110225
行人偏は疲れると
台所の包丁とまな板が相談して
ストライキをするので
来期の売り上げが期待できなくなると
専業主夫気取りの亭 ....
白、という色は感覚を鈍らせる。
粉雪が踊る
大地も空も空気さえも、息をひそめた世界で
ただ、そこに在るというだけで
乱暴なまでに視線を奪う
ただ一人の愛しい人
瞬きすら惜し ....
彼のナイフは見掛け倒しでああ言ってるものの、
ポケットには言葉のナイフしか忍ばせていないのかもしれない
引いていく真っ青な鱗色をしたあんなナイフぢゃ、
なんにも切れやしないよ
相手が悪かっ ....
拍手を
拍手にしておくための
拍手がある
満員の、コンサートホール
息遣いを
息遣いにしておくための
嘘がある
僕が僕であるための生き方を
僕が僕であるための生き方に
しておくために ....
びゅう と風雪の中 てくん てくん
雪ん子は 雪を踏まずに てくん と
滑って 凍らせながら歩く
やがて 着いたのは 雪の露天風呂
白くてキラキラした柔らかな雪が
やさしく降りそそいで ....
いくつもの世紀をこえて
多くの人の手を渡った
奇跡の瞳を手に入れた
汚れたわたしの瞳の上に
震える手で押しこむ
わたしたちはよわくて
かんたんに壊れてしまう
だから、かなしいもの ....
君の思う君は誰?
自分の思う自分と
他人から見た自分は
必ずしも一緒
とは 言えない。
自分の思う自分
でさえも
思い込みの姿で
本当の自分を
知らずにいる
かもしれない
朝露が滴る蜘蛛の巣に
不思議な世界が見えたような気がして
顔を覗かせると君が居た気がした
「会いたい」と声を出すと
美しい蜘蛛の巣が僕の声を
一文字一文字絡め捕り
現実の世界に言葉 ....
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