なんにもない
なんにもないと思うから

ひとつひとつ確かめる
自分の中を
もしこれがなかったらと
あるうちに考える

おおげさにしなさんな
お年寄りは言う
年輪ってすごいな
耐え ....
 
 
列車も停まらないような
ホームの一番端でひとり
ご飯を食べている
ちゃぶ台は誰かが置いていってくれた
多分、親切な人なのだと思う

納豆や根菜類の煮物など
好きなおかずを並べ ....
寂しかった日のように
ひと晩で降り積もった雪が
きれいな景色だけを水銀灯に貼り付ける
夜明けすら凍らせようと
港では恐ろしいものが渦巻いている
(賀露の蟹漁船は眠りにつくころ)
わたしを捕 ....
あの子が
シャボン玉を抱えて
わたしがみちみちと
はえている歩道に
立っている
唇の薄皮を摘み取って
よいことばを
鈴に詰めてしまった
火曜日の光景です

あの子は
三週間おきの ....
いつからだろうか


どんなに感動する作品を
読んでも
見ても
体験しても

「涙」を流さない

流せない

もう
あれ以上の悲しみなどないから?
あれ以上の苦しみなど ....
おそろしさに
せなかが
まがったばあいでも
まがりを
なおせば
なおるかというと
なおらないし
8888

汚染された
キャラメルが
汚染キャラメル
フッ素
化合物で
黒く ....
誰かと楽しむことを忘れ
誰かと感動することを忘れ

誰かに嫌われることを恐れた

僕は誰にも僕を見せず
誰かを見せていた

人は世界に一つしかないモノを笑い

人は世界に溢れている ....
青果コーナーのおじさんは
どれに蜜が入っているかわからないという
りんごの山
どれも赤いりんご

りんごはこっそり打ち明ける
私をつくってくれた
おじさんは知っているのに
伝えておいて ....
もういちどだけあやまらせてね {引用=
両の手で耳を塞いで
押し寄せる血潮の波の
遥か遠くの音を聴いている

真夜中に

わたしはわたしの体が
排除しようとするものを
いつまできつく
抱き締めているのだろう
 ....
冬の風景に転がった空き缶は
なんて似合うのだろう
だからってポイ捨てするなよな

風が揺らすブランコ
詩的においしいシーン
ただ空腹の私には
ただ寒い寒いだけ

コンビニがオアシスに ....
週末の浮かれ者たちが往来を闊歩するせいで緩やかな眠りを逃した日曜の朝、ストーンズは肉体のビートに乗ってネグリータと叫び続け、ディスプレイに日光が当たるのを防ぐために午前中は開けられないカーテンのせ .... 肌色の闇をゆっくりと
黒から藍へと
藍から茜へと
溶かしていく明けの陽光
暗闇が
艶やかにヴェールを脱ぎ
露になる裸の街


底冷えする蒼さと
柔らかな白さが
街のシルエ ....
あなたの好きな人と
してらしていいわ
優しい前戯
そのかたにおやりなさい
けれども
最後のナニだけは
私にとっておいて

あなたは夢中なの
いつか二人で
其の手のパーティーに出るっ ....
冷たい夕日が笑ってる

チョコレート湯煎で溶かすの幸せのかたちに

あなたの二の腕まぶしくて

イチゴパイみたいなお家に住みたい

火がないとこから煙はたたない?so what?

 ....
泥臭い希望よ涙せよ


それは停滞したのかもしれない
それは退化だったのかもしれない
だが俺には俺自身がいた
絶望にくれる心にも一筋の光が射すことがあり
ふてぶてしいまでの俺自 ....
{引用=


私はもう目覚めていた



そこにはないもので

構成されているので

言葉を通り過ぎることが

できた

得体の知れない勲章を

与えられて

 ....
駅前ビルの本屋さんで
デート

洋画の「恋に落ちて」みたい

夢にみていた
本屋で落ち合うこと

でも
あたしたちは
この時間を最後に
しばしの
さよならだ

頭がクラクラ ....
{引用=
存在しないがゆえに
存在する

いくつもの
点滅する

沸点がないがゆえに
沸騰する

常夜灯のような

壁の
傷跡のような

おもむろに、
見つけてしまった ....
空を飛べたらいいのに

鳥のように器用じゃなくても
どんなに不器用でもいいから

空を飛べたらいいのに

小さな悩み事一つ越えるくらい
そんな僅かな浮力でもいいから

空を飛べたら ....
空を飛んでる夢を見たの
あれは今から何億年も前
今じゃ重くなった翼で飛べる事は出来ないけど
とても軽くて大きく上下に振っていたわ
それは今も同じね

ここと同じでやっぱり青い
どうしてこ ....
お葬式よりも
静かな洗濯機を買いました。
しめやかに洗濯工程が行われ
私はにぎやかだった母を
懐かしむ。
言葉もない一日を過ごした
私の思いが時の中を流れ
別れた恋人のことを思い
その人のことを忘れ
ため息をつきながら歩いていた
すれ違う人に関係を求め
求めていない人はいないと
そんな思いを ....
時が流れだした 私の血のにおいと共に
イチイガシの葉は青空を食いやぶり
風が立つたび 多くの空は
形を変えてたゆたっている

葉は葉たちでスクラムを組んで
幹は枝たちからの合図を待つ
長 ....
部屋中のガスを抜きたくてそっと窓を開ける
ぽっかりと、東の夜空に浮かぶクレヨンの月が、 あたたかそうな顔をしてひとり笑ってた 。
(わたしもすっかり旧くなって)新しくなってゆく校舎の土に ....
だきょう
だせい
どんづまり

1366×768ドットの檻の中で
ゆうゆうと座り込んだままの
気障な行分け文章

だみん
だつりょく
できそこない

TFTカラー液晶の眩い ....
魂がばらばらになりそうで



神経がぐしゃぐしゃになりそうだ







精神が病みそうで




肉体が朽ちそうだ





 ....
雪をかきこみ スノーダンプを押す人が
車道で 私に向かって来る
降りしきる朝の通勤時間帯
信号で渋滞しては 諦める日々
安全運転しかないのだけれど
ねえ私の車に なんで真直ぐ向かってくるの
 ....
けっしてとどかなかった
そのえがおに
すこしでも
てがかけられただけで
じぶんは
きっと
しあわせだったから
その
えがおを
たとい
40ぷんでも
どくせんできたのは
じぶんの ....
寛ぎの時間
全てが終わり
ゆったりとする
涙が出てきた。

最上の祈りをする。
人の罪を許します。
私も許してください。
悪を遠退けて下さい。

コーヒーをドリップする
いい匂い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
緑の魂朧月311/1/23 22:31
お代りたもつ2011/1/23 21:55
冬の眷属たりぽん(大...711/1/23 21:48
あの子ズー8*11/1/23 21:40
影法師2*11/1/23 21:34
おせん キャラメル6111/1/23 21:28
変えられないモノ影法師2+*11/1/23 21:14
りんご朧月211/1/23 19:45
謝罪と懇願吉岡孝次011/1/23 18:12
泡の花高梁サトル8*11/1/23 14:10
オアシス朧月211/1/23 11:56
Black and Blueホロウ・シカ...011/1/23 10:26
冬の朝寒雪111/1/23 9:30
ラストのナニは私と[group]花形新次2*11/1/23 8:29
宇宙飛行士みたいにキスしあったshena0...011/1/23 7:49
泥臭い希望よ涙せよ(2008)田園111/1/23 5:05
国境で真島正人4*11/1/23 2:25
フレンチ キス森の猫5*11/1/23 2:21
夢が虫食いにされていた真島正人2*11/1/23 2:01
おだやかに浮いているベンジャミン4*11/1/23 1:57
空と海とペンギンな私酸素の枷111/1/23 1:44
式日かいぶつ411/1/23 1:04
レガリテート番田 311/1/23 0:54
大寒の空kawaus...211/1/23 0:11
クレヨンの月アラガイs4*11/1/22 23:55
3Dnonya12*11/1/22 23:28
今日は鬱モードです。TATです。TAT3*11/1/22 23:17
まっ白け砂木7*11/1/22 23:04
グレミュド6111/1/22 22:53
偉人の余生ペポパンプ3*11/1/22 22:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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