{引用=
真夜中の森でひとり
花を散らす戸惑いのない指
(中心にある雌しべ)(囲むようにある雄しべ)
(覆う花弁)(支える萼)(茎)(光合成する葉)
すべてをばらばらに並べて
花のすべてを ....
 
 
会社の電話が鳴る
受話器を取ると
雨音だけが聞こえる
すぐに父親からだとわかる
何の前触れもなく
そして何も話さないから
電話の時は昔からそう
ずっとそう

受話器から漏 ....
毎日読書
こんなに速読ができるとは
思ってなかった。
内容の濃い本は速読ができない。

世の中が自分の周りを回っている。
皆が答えを教えてくれる。
人の心が見える。
感動を与える。
 ....
それはうたかたのゆめ
やがて聞く
そらをゆわゆわとおよぐ球体に
青ざめた鉄塔が突き刺さる
デジャヴに似た

すべては朝に解けてしまう

憂えたアスファルト上では
砂塵がくるくると舞い ....
タンツェンは嫌いだった。
木靴を履いて
女の子と手をつないで
同じことの繰り返し

今は女の子と繋ぎたい。
ぎゅっと握り返して
楽しく何も考えずに
踊って、回って、はしゃいで

乗 ....
かみのけとかはある
人望とかみのけと
りょうほうないのより
よかった

すしやで
にせのすしを
たべたあと
えどですしやは
ファーストフード
といって
あたまをかたげ
はしを
 ....
エンジン全開
フルスロットル
ハイアンドロッド
ヒューウーゥ

頭フリフリ
体ズンタン
手はツツチ
足はドンタン

ツンドコシャンドコ
フールオンナスツール
エンジェルフライ
 ....
誰かを想うと感情にリンクして あなたがフラッシュバックする
もう2度とこんな気持ちにはならないと思っていた

不思議です
彼を好きになるごとに
あなたが恋しくなる

あれから幾星霜
大 ....
浜崎あゆみさんが耳が聞こえなくなったとニュースでみて。

似たような経験があると思った。

同じように片方の耳が聞こえなくなって、病院に行ったら、耳あかが詰まっていて、病院で取ってもらった。
 ....
林さんの御葬式会場は
林家斎場
何故か緊張感が無い

吉野さんの御葬式会場は
吉野家斎場
なんだか牛丼屋のようだ

一二の御葬式会場は
一家斎場
「誰の?」と云いたくなる


 ....
きらきらひかる
君の上 僕の上
星はだれの目にも同じ輝き

きらきらひかる
どんな今日でも
星はぜんぶ受け止めてくれる

真昼の涙も
夕暮れの心配も
明日の期待も不安も

静か ....
子宮にて

二人で過ごした

十月十日

ATGCが合致

希望

絶望

母の無念

父の断念

祖父母の・・・

私は

戸棚の中の

ミイラ

3 ....
お隣さん雨戸をガラガラ開ける
随分早いな
眠れないでいた私
もうそんな時間なのか

ギシギシいう身体を起こして
私は雨戸をガラガラ開ける
音の割にスルスル動く

すると一面に

 ....
例えば1000年後、温暖化の影響で大陸は海に沈んでいるかもしれない。
またそれを逃れたとしても、国々の形は恐らく変わっている。
アメリカ語なんて過去の異物になっていたりなんて。

母なる大地も ....
昼下がりの淡い光がステンドグラスを通してこの教会をうっすらと虹色に染める。
生涯の契りを交わす二人の影にも輪郭のぼやけた色彩が広がる。
神父に促された天使達がささやかに祝福の音楽を奏で、光のカーテ ....
   






   永遠とはひとつの歴史のイロニーであったのだろうか/永遠に回帰する子宮のなかで
   いとけない卵たちと精子たちは無限にちかい増殖を繰り返している/この柔らかな ....
        110125


資金がないから企画が立たない
黄金の国に住みついた借金王
いつまでも寝ころんだままでございます
小話その一が終わり
ほっと一息つい ....
黒揚羽が跳ぶ

墓場の霊気を浴びながら


黒揚羽が跳ぶ

思い出の蜜を吸うために


黒揚羽が跳ぶ

生前の悔いを晴らすために


黒揚羽が跳ぶ

必死で誰 ....
いま
このときに
あたしに
できることは
なんなんだろう?

といかける
といかける

めがくらんでいる
あたしに

たとえ
2次元でも
つながっている

あたしと
 ....
長い間一緒に過ごしてきたのに 終わる時は一瞬だった
多分君も色々と考えたんだろう その結果がそうだというだけだ
でも僕が納得するかどうかまでは 考えなかったようだな

君にたとえ他に好きな人が ....
わたしたち
似たものどうしで
ほんとなら
一緒になれたのにね

触れすぎたから
きづかなかった
わたしたち
同じものでできてるみたいに
似通ってた

好きなものをならべるゲー ....
あなたのことすきだったよ
死んでもいいとおもってた

でももうむかしのことです
思い出せないくらいに
(ねぇ、いくときは一緒にいこうね。
ひとつになりたいの…)

その日の夜、
、確か黄色い月)がスペードとハートをいったりきたりした。
仄暗い窓を揺らす冷たい風の音に、外気はしっとりと濡 ....
生きてるだけでえぇよ

あんたの存在価値は

そこで未来見て
幸せに笑って
ちゃんと生きてることにある
大きな真白の紙を半分に折りました
爪で痕をつけて、手でちぎりました
何度も繰り返して
たくさんの長方形を作ったら
ホチキスで留めて
本にしました
最初のページには「はじまり」
と書きまし ....
11才のあたしが
いちばん 大人だった

小学校高学年から
ずっと図書委員
本の虫

自習の国語の教材
全文書き取りが大好き

指が痛くなるほど
書いた 書いた
書き写した
 ....
あなたを応援する言葉のないオレだから

あなたを応援するには別れるしかなかった

応援する言葉のない場所から

あなたを応援しようとするじぶんを

オレはきらいになるいがい・・・・なか ....
何も解らなくなる時を思い出している
静かに そこで息をしていた
白い飯を食べていた
そこで 白い食べ物を見た
薄笑いをぼんやりと 私は
ひとりで 何か私は浮かべている
今日も続くことだ ....
I hear a malicious sound
That the old piano makes
Reminds me of my old days
I was scared and wok ....
ものがたりのせかいに
だれもいない

と、かたるだけで
せかいはなりたつのだった

かぜがそよぎ
このはがゆれている

たりないものは
すべてみたされていた
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
明け方のクオリア高梁サトル10*11/1/25 22:05
受話器の雨たもつ1011/1/25 22:03
カラオケ恋来いペポパンプ4*11/1/25 21:47
シグナルゆえづ211/1/25 21:46
寄席なんてヨセペポパンプ2*11/1/25 21:37
僕には人望がない6211/1/25 21:31
ヒアヒーカムスペポパンプ2*11/1/25 21:28
星と霜と光と陰と月夜野螢011/1/25 21:19
完全体011/1/25 21:01
御葬式一 二711/1/25 21:00
朧月011/1/25 20:17
一卵性双生児小川麻由美2*11/1/25 19:59
雨戸1*11/1/25 18:33
例えば田園111/1/25 17:10
未完成ヒヤシンス1*11/1/25 16:28
書簡 1るか2+*11/1/25 14:58
放射性欠損補填あおば0*11/1/25 13:23
黒揚羽Seia311/1/25 13:02
できること森の猫5*11/1/25 8:21
Give you hell (あえて翻訳調で)SEKAI ...0*11/1/25 8:09
ラブレターはるな011/1/25 7:32
むかし311/1/25 7:21
蜜雪アラガイs3*11/1/25 3:40
ねだん愛心411/1/25 3:36
日没skc111/1/25 2:34
逆走森の猫8+*11/1/25 1:17
言葉のない場所吉岡ペペロ211/1/25 1:16
コオリ番田 211/1/25 1:11
Daydreamnick0*11/1/25 0:50
放射性欠損補填小川 葉1*11/1/25 0:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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