できることに限りはあるが
どうしても解決したいとき

まず第一に
できることとできないこと
何を最優先にするのかを
明確にする

それができる人でなければ
真剣な協力関係は成立しない ....
ゆるがないじぶん探して

ひとは旅にでる

そうだ、ひとは

だれもがじぶんの人生の

じぶんが主役なのだから


ゆるがないこと

じぶん以外にゆるがされてしまう

じ ....
動ける者に告ぐ
動いてくれる事を

批判する者に問う
今必要な事は何なのかと

この言葉が届けばいい
言ノ葉よ言霊よ
どうか私の気持を運んでおくれ
風にのって
丘の向こうへ

 ....
  波は運んでくる。
  木片を
  手紙の入っていない壜や、
  死んだ魚を。



  波は連れてゆく。
  砂粒を
  まだ生きているものや、
  傷跡さえも。

 ....
わずかな振動が 頭を揺さぶり
日々風の色が変わる その一喜一憂よ

煙突から緑色の煙をあげる家々 遠く
汽車の音が聞こえる その海岸線で
荷車を引いていく老婆の後姿が
昨日出会いたかった  ....
枯れ葉はいやゃいやゃと呟いて
       庭隅ですねている
   ボレアスがねちっこく
       幽冥へ誘惑するので

トルソは待てょ待てょと囁いて
       海坊主にすり寄って ....
血が飛ぶ
それを啜る
それを啜って生きる

肉片が飛ぶ
内蔵が溢れる
体液が流れる
耐えられず
吐く

そういうんじゃ無いんだ
そういうんじゃ無いんだ

飛翔して、
愛液を ....
アトリエの薔薇に芽がついたよ
花が咲くころ
君に送ろう

その時は、いつか
この春の、
すぐ後にあったのかもしれない
たった今、過去になった太陽

自分の為にすることが
誰かの為で ....
{画像=080726153050.jpg}


君は背比べをしたことがある?
一度は家の柱に背中を付けて、
頭の高さのところに傷をつけた思い出があるよね。
高い人、低い人、色々だと思うけど ....
 ほら横なぐりの
 ぼたん雪のなかを
 回送バスがはしってゆく

 窓を曇らせ
 満員にひしめいた乗客の気配だけを乗せて
 がらんと無人の灯りを点して
 回送バスがはしってゆ ....
転がった寝床は宇宙の底で
手帳の残りページは一桁になった
時代を象る歌手が耳元で泣くのに
チョコレートを食べたあとの罪悪感は
どこにもいかない
銀河は君の傍にいて
僕は一人
多次元座標に ....
大海原を望む丘の上で安らいでゆく魂が一筋の輝きを放つ。
しばらく見なかった太陽がその魂をさらに照らす。
緩く弧を描く水平線が真実を浮き彫りにする。
目をそらしてはいけないのだ。
こんなにも自由 ....
もうすぐ桜が咲こうとしている

もうすぐ梅が散ろうとしている

木蓮が音をたてようとしている

花が街道を染めようとしている

自然は柔らかく生ききっている

希望にゆるがず生きき ....
だれのものでもない
できた橋を
わたる
生き物には足があるようだ
二本あればわたれるようだ



いままでどおりなら
唄い酒場のような居場所があり
(どこか)わたってきたところ ....
空を見上げれば
自由に空を飛ぶ大人達が
遠くへ 遠くへと
姿を消していく

飛び方も
生き方も

僕は知らなさすぎて
飛び立つことはまだまだ先だと

辛いことを
たくさん乗 ....
きこえない春の
ユキの下にガレキの上に
漂うものを知っているか
山は
海はなされるまま
ドウ セイ アオ フカク
チカク きいてただろう呻きの
なす術もなく


人は
希望は明日 ....
緊張する暇すらないはずなのに

一週間ずっと緊張していた

だからだろうか

風邪をひいても

いつもは熱などでないのに

朝計ったら7度8分もあった

タバコをふかしてはしつ ....
詩が歩いている
ビルとビルの隙間に
入っていく

詩が食べている
今日の定食という定食を店員の詩がテーブルに置いて

詩が転んでいる
ハイヒールを手繰り寄せて顔を見せないように

 ....
嘆こう
いつか早朝のラジオで聴いたんだ
「前半しっかりと絶望すること。
 それが復活や飛躍への、ステップになるのです」
私たちの脳は生きるために
絶望と絶頂を繰り返す

友だちが教えてく ....
再び歩き始めるんだ
膝を抱えてうずくまった場所から
行き先なんて確かめなくていい
立ち止まった自分を責めなくていい

pauseを解除するんだ
内なる声が途切れた位置で
イン ....
できないことはやらない


けど


できることは胸を張って
ひとつひとつ確実に
募金箱に五円玉一枚しか
入れられなくても
やらないよりは
はるかにすばらしいはず

 ....
闇夜の日本から
急いで脱出するんだ
とにかく
一刻も早く
自分の国へと
横目で見ている
おいらはあくびの顔で
アホの愚かさと
デマの恐さを感じる
んー、どうぞさよなら
んー、とっと ....
 
 
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた


 ....
私は何も思うことなど無くした
今日も 誰もいない風の中で
一体 誰に向かって 祈るのだろう
きっと私は この手を合わせて祈るのかもしれない
白い風だけが ぼんやりと 流れている


 ....
似たり寄ったりな景色が並ぶ町で
わたしは、言葉を持たない


認識のそれぞれが
役目として語られるには
少し
役目を過ぎている、という気配


適当なリズムで鳴るヒールに
 ....
{引用=
ゆるい傾斜を登ってゆく
幸せそうにショッピングバッグを抱えた女にとって
街が壊れたよるを窓から眺め
水晶の破片が星のようにきれいね、と
うたうことだって可能なのだろうか
その美し ....
俺のジーンズとあんたのスカートがベッドの下で絡まる事は無い
それはロフトに敷いた布団であっても同じだ
ロフトの下の冷たい床の上で僕らの服は絡まったりしない
でも最後に絡まった俺のセブンスターズと ....
風の始まりは
そんな熱の高まりからだと知っている

草笛を吹きながら
その始まりに立っている

(草原は静かに燃える)

気流に運ばれてゆく草の音は
枯れ色の野を赤く染めながら
や ....
大きくなったら
なんでも食べるヒトになります
ヒトを守れるヒトになります

揺れる怪獣にも
流れる水にも
勝てる大きなヒトになります

ごめんね
間に合わなくって
だけどこれからも ....
塩素の匂い。水面に、空が映り込んでいる。プールの底も、同時に、透けて見える。プールの底も、空も、同時に、空であって、プールの底であって、同時に、なくて、Clと書くのだよ、塩素は、と教わった。空、と、プ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
岐路眠り羊011/3/19 20:08
ゆるがないこと吉岡ペペロ211/3/19 20:06
動ける者に告ぐ詩月1*11/3/19 19:25
草野春心1*11/3/19 16:57
朝の出来事カナシミルク111/3/19 16:34
汚血の分限(十)信天翁011/3/19 16:22
be adultOz011/3/19 16:13
その時は、いつかsoft_m...611/3/19 16:02
背比べ / 柱の想い出[group]beebee4*11/3/19 15:03
それでも回送バスははしってゆく石川敬大16*11/3/19 14:24
眠れない夜の下で世界と僕は向 奨吾411/3/19 12:54
感謝ヒヤシンス2*11/3/19 12:32
馬鹿どもにも吉岡ペペロ611/3/19 12:00
わたる乾 加津也10*11/3/19 11:56
影法師211/3/19 11:39
11と3のCOREsya011/3/19 10:56
3月18日吉岡ペペロ211/3/19 10:35
詩が呼んでいるズー3*11/3/19 10:30
嘆く背に桜前線の風が吹くようにたちばなまこ...19*11/3/19 9:32
再出発進行nonya8*11/3/19 8:58
負けない寒雪011/3/19 8:39
闇夜の日本から[group]花形新次1*11/3/19 6:32
Ou est ma agneau雛鳥むく1311/3/19 3:03
公園番田 111/3/19 1:37
川底[group]山中 烏流3*11/3/19 1:25
何も特別なことなど起こらなかったように高梁サトル911/3/19 0:34
洗ってない詩人の臭いがするんだよ虹村 凌3*11/3/19 0:32
「風の始まり」ベンジャミン311/3/19 0:07
負けないように朧月2*11/3/18 22:55
pool益子211/3/18 22:54

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