富士見台駅
ホームのベンチに
ぽつねんと腰おろし
夕ぐれどき
カレーパンを食べる
べつに食べたくもない
電車ではない
待っ ....
人は
他人に与えた影響が
どれほどのものか
人は
知らない
あなたに似合う男になるよ
ペンダントみたいにぶら下げりゃいい
首から上を切り離して首狩族よろしくやってくれよ
僕の魂たばこの煙
もくもく燃えて散っていく
あなたの胸を通れたらと願う
....
にほんこくは
ちゅうごくのぼうはていとして
つなみからたいりくをまもった
しかしひさいちは
げんばくをとうかされた
しょうどのけしきににている
このくにには
かいこく ....
10秒だけ数えてみる
6秒だけ目を閉じる
2秒だけ触れて
1秒
ここから10歩、歩き出せれば
空間的には別の世界だ
もし、白い息のまま着地したら
それを呼吸してつぎの場所へ
....
今日私は
とんでもなく失敗作で
切ない詩をかこうと
切ない詩をよみました
切ない詩は
とんでもなく切なくて
(切なすぎて)
私の瞳を覆ってしまったので
私はなにもかくことができませ ....
僕が君を前にして言葉を失ってしまうのは
僕が人見知りする性格だからという理由ばかりではなく
僕を裁くなにがしか
いかにも君がそれを握っているかのようで
握っているかのような君が僕は怖いから
....
ジャッキー跳ね橋は下りてるか?
マーガレット虹は綺麗か?
....
人が行き交う
言葉の波が漂う
お金が交差する
ここもある意味 町だ 息をしている
ヒューマンウォッチング
例えば大阪伊丹行
出発2時間前 搭乗予定客はもうStandby
落ち着かぬ待 ....
きみはキッチンに立って
フライパンで喋りはじめる
押したり引いたり
きみが規則正しく振るたびに
フライパンが言葉を紡ぎだす
それは、
「美味しいですよ」とか
「残さず食べてね」とか
そ ....
もしそれが 性急で短命な安息だろうと
たとえそれが 如何わしい行為と呼ばれようと
決してそれが 確保不能の妄想だろうと
それがぼくにとっての真実ならば
多くのものを犠牲にしても ....
めくるめく パルスの反復の狭間
弱電子に体を震わせて
目蓋にきらめく光を集める ぼく達は
大きく羽ばたく セルロイドの羽根を持つ
あいつらが
アタマで知る事柄を
....
君を追い越した時が初めだった
がむしゃらな僕は
君の挙動に気付いていなかった
腕を振り
汗を書き
追い付き
欺瞞から追い越した所で
もう君を
見失っていた
「祈り」
今日も、
朝が来て目覚め、
昨日と同じ時が刻まれていくと、
信じている自分がいる。
そんな自分がいることさえわからない〜
普段の日常の中の…
普段の自分が ....
物を言わず
流れ行く雲を
眺めては
働いている
粛々と
地球の歴史の中で
人間が
知識を使い始めた時間は
短い
その短い時の間に
人間は
地球に
何をした
知識を積み上げた
科学技術の成果は
まるでバベルの塔のよう
バベル ....
テンタカクイワケチラシテ/チジョウヲカケテクルヒト(ルビト)
(アヤト)にはソレガダレダカワカッテイタ。ヨウヤクメグリエタブンシンヲ/ソウゾウノソラタカク/オウキュウニテタダヒタスラマッテイタ ....
電車が混むのが嫌だから
駅までのバスは
いつもより1時間も早く
するとちょうど
妻と息子の
通学時間と重なって
息子のこだわりは
バスの乗り方にもあって
いつも最後部一列席の右 ....
風が涙を後ろに吹き飛ばしてくれるよう
顔を切り裂くような冷たい北風に顔を向けて
身体をつんのめるようにして歩き出す。
冬の並木道は魚の骨のような街路樹と
銀色に輝くアスファルトの路面が光って
....
大事なひとの笑顔のためなら
なんでもしたい
みんな想うのに
通りすがりの空き缶ころころ
風に震えてても触れないね
おかえり
ただいま
星はみえない夜だけど
話を一つ、でっち上げるために
私の星座が生まれて消える
悲しいと誰にも言えないことが
悲しいことではないと思う
もしも私の半分の
歳のひとに出会ったら
そのひとの下につこう
右手の分だけ ....
たとえばだれかのこうふくが
だれかのふこうのうえにあるとしたら
それはかなしいことかもしれません
そのかなしみがまた
だれかのよろこびのかてになっていたら
とてもふくざつすぎてもう
た ....
風やみて
月のうさぎの 眠るとき、
路上に染み込む
小菊の 影を
かたどるように 雪つもる。
組み立てられた
空の下
落ち葉が土に
帰る頃、
分別できない
悲しみが
私の前を
歩きます。
( 祇園精舎の鐘の声 )
曜日を知らない
野良猫も
冬の寒さは
知っていて、
....
どこにも安定点は
存在しない。
いつも不安定な所に
存在する。
それが生物と言うもの
満足をしたら終わりだ
常に進化し続ける。
環境形成作用を活かす。
悲しみよさようなら
楽 ....
滅茶苦茶の中の
規則性
複雑の中の
単純さ
狂人の中の
天才
芸術の中の
気持
瞬間に生きる
気持を高ぶらせ
そこに死を見出す
高速なリズムの中
犬がひたひたと
冷えた地面の上を歩く
その横を
静かに川が流れている
時折起こる波の先端が光を散らす
足下の土は湿っている
犬の一啼きは
川と共に流れどこかへといってしまう
わ ....
ワシは
ばあさんの手を
離してしもうたんじゃ
そう言って
肩を震わす老人と
私も
同じだ
できなかった
いくつものこと
悔やみ
さいなまれ
夢見るように漂う今日を
....
言葉の中から出されては
眠りに落ちる
目の前には誰もいない
夢を見た
自分とは何だろう
涙を見た気がする
私の中で
希望を掴んだ気がする
夢の中で
近いのは 山々
....
{画像=080325021315.jpg}
だから教えてください。
手段を尽くしても、
想いを伝えたい自分は、
知らずにいられない。
傷つくこと、
傷つけることからは逃げられな ....
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