行為がうつくしい
おんなじ感情がうつくしい
もっとあまえたい
おんなみたいに愛されたい
ちんちんが硬くなる
ちくびを見つめる
恋人のちくびにむしゃぶりつく
....
朝から競うように 文字を並べ
電波を頼りに 本日も 送信中
飲み込むように 本音は 暗号化
半端な答えは新たな問いを生むだけ
全部夢ならよかったと 嘆くだけ
時計回りの日常 反時計回 ....
きょうお通夜です
あしたの告別式では弔辞を読みます
とりが啼いています
ゆきがななめに降っています
おとがこだましています
車のなかで泣いています
ひとの前では ....
思うことが 壁になり
思われることが 圧になり
何も考えたくない 夜が増えていく
大人になれず 子供でもいられず
それでも人でいたい 闘う姿捨てたくない
誰かといたくて 僕を忘れ ....
南極 と 北極
空 と 海
月 と 太陽
男 と 女
好き と 嫌い
*
*
*
*
皆
両極のようで
いて
みえない
磁気に
引かれ
....
誰かがさみしいと
しゃべって僕が聞く
体はこんなに生きたがってる
心は笑って首を吊る
散々詰め込まれて
伸ばされた個性ってのは
ひっつかまれて
地面に叩きつけられるために
ある ....
「わたしのこころはサーモンピンク」
そのフレーズを見出したのは
確か「りぼん」誌上であった
もしかしたら「なかよし」だったかもしれないが
「少女コミック」や「プリンセス」や
「花とゆめ」 ....
ホイミをかけてくれ
....
亀のレストランに入った
亀たちが食事を楽しんでいた
メニューにあった
「亀肉のソテー○○○風」
(○○○が何であったかは失念)
を注文した
料理名の下には
不慮の事故で死んだ ....
随分とのんびりした赤ちゃんが生まれた
優しい木漏れ日の中で たったひとりだった
声が誰の耳にも届かないのを知ったら
泣くのをやめて誰にも知られずに眠った
首のない人形は歩いた
喫茶店 ....
人間を憎みました。
人間を殺しました。
人間を笑いました。
私の前世がそう叫んだ。
前世は困った顔をして、
私に「次は愛してください」と言ったから殴った。
愛していますよ。
無論 ....
自分の勘のよさにいらいらする
人と話すのがいやんなる
窓から雲を見る
布団の中に入る
このままいってしまおうか
お母さんの編んでくれたマフラーを触る
視界がにじむ
....
継ぎ目ひとつない皮膚が
どこまでも続いている
いくつか裂け目があるのは
わたしの内部への入口だった
君の裂け目が
わたしの裂け目を塞ぐ
そこを継ぎ目にして
皮膚は ....
君の涙が乾く前に
僕の想いを伝えておこう
愛しい分だけすれ違い
言葉が足りないままで
君を愛してると
僕を映したそのつぶは
君の頬を伝い落ちた
風がその痕を消してくれるさ
....
i am a key
because i'm flying the world
talk their justice
it's your fort
be their wish
it's ....
六月の強い日差しに 薄目を開けると
あの頃のままの 君のやさしい笑顔
ビーチで僕は寝そべり まどろんでいたようだ
当たり前のように 両手で君を抱き寄せた
君がいつも嫌うから やめて ....
コツコツと先を急ぐ女のひと
両かかととも赤く腫れあがっていて何だか痛々しい
足に合わない靴だったのかな
駅前広場は折からの霙混じりで
軒際で立ち止まっては、いちいち傘を開くのも鬱陶しく ....
君の割り切れない想いを空に放った
ほら 雪になった
君の涙を含んだ想いは
白い結晶になって飛んでゆく
なにもわからない
ただ消えるだけの雪も
きっと役にたっている
そう言 ....
つま先をカドにぶつけたような痛みの中
俺は何もかも忘れるようにベッドに深くもぐり込む
自分一人の暮らしにさえ責任を取れない俺が
他人の生活を背負えるわけがなかった
ただ一つの真実だ ....
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ
運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた
....
すべての
きみへ
とじた
おさなさ
るりいろ
こわした
えいえん
なしくずし
できあい
てのなるほうへ
大空を羽ばたこうとしても
大きなスクリューに巻き込まれ
身を落とす者も少なからず
ターミナルの待ち人は露知らず
搭乗機のディレィにイラつく
大海を泳ごうとしても
大 ....
降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く
薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ....
自分だけ息止めながら
握った拳を
目の前で開いてみるの
お下劣な
あなたのその行為
訳もなく
懐かしいのよ
青春のにぎりっぺを
ひとはみな
忘れてしまう
あの頃の
あなたに戻って ....
雨がおちていた
//空白に文字化ets
「鉛筆
大学ノート
きりたんぽ 」
ずっと「詩のなかを歩いてきた
」否 「ちがう 詩を引きずったまま
夢のなか」
夕立/
....
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた
目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる
労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ....
猛烈は
空に土足であがりこむ
闘牛の息猛々しいありさまを差しむける
裸(モーレツ)にすれば
コミック漫画のはみ出しイラストにひっぱりだこになる
それほどの猛烈たちがなんども呼びだされて
い ....
{引用=
稲荷山浄妙寺
鎌倉五山第五位の寺格
足利義兼の創建で
月峯了然(げっぽうりょうねん)から臨済宗
足利尊氏の父
足利貞氏が中興の開基
創建時の住職
行勇律師は後に栄西の弟子
....
月から吐き出される
柔らかな光の束さえ
拒絶して佇む暗闇の中
ぼくときみは息を押し殺して
その場にじっとうずくまる
暗闇というからには
ふたの開いた墨汁を
半紙にぶちまけたくらい ....
ねえ、君は誰かの
類似品になろうとしてるだけなんだね
安全地帯で
セオリーに従ってね
革新的だと君は言う
アヴァンギャルドで
他にないものだって
でも君は
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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