ココロ、ぽっかり
開いた穴
何で埋めよう?
手持ちのアイテムは
ため息に汚染中
ココロ、じんわり
麻痺した穴
何を失った?
痛みは遠いところから
私を責める
....
錠剤首輪
鎖の先は生
空腹時は首輪を飲み込む
そうして誰かに吼えている
そうして誰かに噛みついている
泣き叫ぶ声の中に笑みが浮かぶ
醜いその顔に
柵の中で暮らす豚の肉をぶつけたい
....
みんなで 空に向かっておしっこしよう
おしっこは 飛行機雲みたいに空に向かって飛んで行くんだ
みんなのおしっこが 空をつかまえるんだ
ぜったいに 空はつかまるはずだ
....
自分に刃を向けることを止めた
そして、外に刃を向けることを止めた
外に刃を向けることを止めた
そして、自分に刃を向けることを止めた
逆立ちする樹は
王子の星を三本で覆い尽くし
そのうち星は崩壊
逆立ちする樹は
なぜか地球の一角に
サンテグジュペリの祖国の支配
沢山の奇跡の巨大な島
地上の奇観 バオバブの森
漂流 ....
耳を澄ますと何かが聞こえる
遠くで何かが聞こえる
近くで何かが聞こえる
透明な糸で繋がってる
たくさん繋がってる
たくさん{ルビ解=ほつ}れてる
辿れば辿るほど 道は険しくなるばか ....
咳込みながら考える
このまま息ができなくなって
瞳が閉じればいいのに
狭まっていく世界に
初めての愛を贈ろう
「死ね。」
うすあかりの光りがまだら模様をえがく夜
わたしは、私を忘れる
「風が出てきたみたいだ。梢の影が踊っている。
ここには、街灯はないのだから…」
「月明かりね。風音が変わった ....
すぐ泣く
その涙も空気にとけるよ
溜息も
雲がもってってくれる
だから窓あけよう
そうだね
いいことなんて
なんにもないね
天気はいいけどね
昨日は終わったんだよ
明日はま ....
「辛い」って書こうとして
「幸い」って書き間違えた
たったそれだけのことなのに
気持ちまで思い間違えて
まだ笑えるんだと気が付いた
自分が愛する人を「今は」自分では幸せにすることができないと、
祈ることしか出来ないと気づいた時の辛さよ
(片想いや二股をしたことのある人なら誰でも経験したことのあるだろう葛藤)
愛する人さえ ....
東大出のバカ御曹司はいらない
━権力を持つ前に常識を持て
自称一兵卒の王様もいらない
━おかしな理屈を強弁する者が権力持てば
恐怖政治が始まるだろう
そして優等生
優等生は言い訳 ....
疑問だらけの愛らしきものに
翻弄されて迷い込んだ森の
住人たちは迷惑そうな顔で
見てみぬふりをした
少年は泳げなかった
泳げると言い張って
海を目指してさらに奥へと
少女を引っ張 ....
この人は何故自分を
信じられないんだろう
夢が膨らんでいる
現実になって
大きくなろうとしている
それを何故
疑う?
心配 不安 焦り
急な成長に驚いたかもしれない ....
アタシどこからきたっけ?
アタシの親はどこだっけ
アタシ弱虫だったっけ、人を簡単に殴れるっけ
アタシ怖くて仕方ない夜が探し回ってるって
アタシ走ってきえる あの星を目指そう
アタシアノコ ....
暁の透明なあたまが働きだすと、ふたせだい前の戦争を、じぶんじしんの真実を、薄暗い霧のなかを、初老が漕ぎ出していった。
吹くかぜが岬あたりの暗い雲を東に追いはらっていた。
冬であるのにかぜに ....
「神の国は近づいています」
「悔い改めなさいと」
「イエスは…」
ビルの谷底に流れる歳末の{ルビ声音=こわね}は伝道というより脅迫めいて
拡声器で繰り返されるその文言は
オーウェルの『1 ....
無能さの解消は
たとえば
あさごはんをたべるとか
そういう
せいかつしゅうかんのかいぜんで
すこしよくなる
数値でいうと
5くらい
ただし無能さが500を超える場合は
無駄
は ....
生活保護のない日に眠りに落ちるのはきっと簡単なことではないのだろう
夢のないことについて風は語ることすらないのかも知れない
トイレのようにされた精神は迷うことなく回り続けるーー
砕け散るトイ ....
昔々あるところに二人の男性の間で揺れる少女がいました
Aさまは優しくお金持ちで尽くすタイプの爽やかな青年でした
Bさまはヤンキーでしたが時折見せる笑顔がとても可愛らしい青年でした
両親に先立 ....
彼方
あなた
蘇るとき
空白の
わたし
あなたに
なれますか?
しんどい
そう言って泣く君の背中は
丸い
遠くない半径にいるわたし
なにもいえないけど
しんどい
ね も の? もつけられないけど
離れない
そう思って起きている
君の ....
雪晴れの朝の
あっけらかんとした明るさ
街に光が満ちている
街の輪郭にエッジが効いている
キッパリとスッキリと
明確な世界が眼前に
立ち上がっているから
いまこの瞬間なら
....
27で父を亡くした
あのとき
あたしは
もぬけのからになった
数ヶ月
母と暮らした
父の大きさを
影響を
思い知った
もう
何十星霜も
たっているのに
未だ ....
時々
思うんだ
身が擦りきれる程の
生を歩みたいって
如何様にだって
やろうと思えば
出来るだろうけど
怠惰だからしないんだ
つまり、
それは
努力を拒み
尚且つ
悪趣味な願望 ....
ざわざわ
ざわざわ
ざわざわ
広い校庭を埋め尽くす生徒たちが
ざわざわ
ざわざわ
ざわざわ
騒がしいから注意したい
だけど今日も見わたすかぎり
キミたちのほとんどの苗字が佐藤
この ....
踏みしめろ
....
子犬がころころ
ころがっている
タンポポと遊んでいた。
笑顔がこぼれて
頬を赤く染め
幸せを感じる
スターダスト
掃除するのは
誰でしょう?
ちいさい荷物をおろしたら
新しいのがとどく
とどく
いきてる限り
もって
おろして
今日から明日へ
ことんことんことん
ほら
あしあとになった
踊りましょう
ステップ踏んで
クイックスロースロー
はい、ターン!
最高に緊張する
快感だ!
皆が見ている。
粗相のないように!
君はロンリーバタフライ
愛が全てを変えてくれ ....
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