おしえられてると
おしえられてる
きがしてる
でもほんとうは
なにもりかいしてない
おしえることと
おしえられてることだけが
たいせつなきがして
そうして
なにも ....
めったに喋らない叔父さんが神さまのまえでの作法を教えてくれた
神社にはいるときは一礼せなあかんのや、
帽子はとらなあかん、叔父さんもジャケットぬぐさかいにな、
神社は真ん中歩いたらあ ....
僕は何も知らなくて
僕は何も覚えられない
そんな僕は
周りから捨てられ
見放されてしまった
僕は
力が欲しかった
物を覚えられる力
何かを知る力
そして手に入れた ....
夢でしか会えない貴方
声を忘れた貴方
最後に会ったのは
櫻の代わりに大輪の華が濡れる
肌寒い日
また出会えると思っていた
また話が出来ると思っていた
また貴方の顔が見えると思って ....
冬陽が
僅かばかりの優しさを取り戻し
熊手に化けていた庭木の
かげをほぐして
梢の関節に施し始めた
....
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もう一度やり直せるとしたら、
あなたはどの時代にもどりますか?
受験勉強が嫌いなぼくは大学一年生から
もう一度青春をやり直します。
勉 ....
宵の湖のように
月は私を置き去りにします
波紋をなくして
冷たくなったころ
私を再生しましょう
この肌が赤みを帯びて
名前を紡ぐくちびる
震える睫毛の滴よ
私はあなたを呼びます
たっ ....
夜に見る満月もいいけれど、
昼に見る満月が好き。
ぽうっと光る夜空の満月だと兎が強く出るけれど、
昼だと衛星たる月を一番感じて、
NASAやNASDAの気持ちが一番解る。
....
AVコーナーに入るときの
やましさや
人が来たときの
気まずさや
レジが女性のときの
はずかしさ
今はただ
懐かしいだけ
ただただ
さみしいだけ
Internet kille ....
ぼくのような、落語初心者は、
植草甚一さんが、
49歳でモダンジャズに夢中になって、
毎日6時間レコードを聴いて、
毎年100万円レコードを買って、
5年たてば、
すこしはジャズが血肉とな ....
ここに
にんげんは
そんなにたくさん
いらないよ、
ふたりでいい
つなぐ
てのひらも
そんなにたくさん
いらないよ、
ふたつで ....
六つの日の出を数えたら
もうぼくたちは大人みたいな顔で微笑みを交わしていて
短針の行方なんて意外に呆気ないんだなって思う
アシンメトリーに垂らした茶色い髪のすきまから
こげ茶色の虹彩が覗い ....
君のこと愛しているよ
って
叫べるほどに誰かを愛したことあったのかな
*
おとこの子
男のひとを「きみ」って呼ぶ
私に似合わないのは判っているけど
敢えて、そう呼んで ....
ごめんなさいで済むから
警察官は要りません
病人がいないので
お医者さんは要りません
みんなが歩くから
車屋さんは要りません
本当に自由の国なので
政治家さんは要りません ....
近所のおじさんにおしえてもらったの
「1月から5月のおひめさま」
だけどさ。よくみるとぶつぶつで気持ち悪い
女の子みたいですね
わたしは日傘をさすのをやめました。
....
昔に書いた詩を読み返してみる
いつのまにか、すごい量を書いていた
わー・・・はずかしい
いつかこの詩も、こそばゆくなる時がくるのだろうか
あぁ、この頃はあの人のことが好 ....
・・・・・・・・・・・・・・・・私は、
最近ずっと消えていたのですが、
久しぶりに自分の立ち位置に戻ってみると、
随分と景色が変わっていてとても驚きました
私がいなくても、 ....
今日も誰かが、誰かのために汗を流している
今日も誰かが、誰かのために涙を流している
今日も誰かが、誰かのために一生懸命生きている
上っ面だけじゃなくて、心から
生きてい ....
彼女のショートはとても似合って
桜が咲いて
春の訪れを知った
生まれて初めて
桜の美しさが解らない春があることも
あたしは狂っているから
この呪縛に捕われて
....
命の木が 倒れた
あんなにも逞しく 揺るぎなく
大地に根を張っていたのに倒れた
おじいさんが死んだのは その次の日だった
人々が命の木の事も おじいさんの事も忘れて ....
あなた
わるいけど
わたしあなたを
たべちゃった
きづいていないだろうけど
ほら、
あしのおやゆびのつめのさき
ないでしょう?
へいじつのひるまって
さみしいから
あな ....
オノヨーコになろう
引き出しの刺激をおそれず
天井の見えない刺激にも 、負けズ
テーブルの誰かを愛し
誰かのそばにいて
裸のまま
ことばをあやつり
ことばに生きて
こ ....
気になる
と いうことは
まだ
心 が
残っている と
いうことなのだろうか
深夜まで
足跡を読む
理解しきれない
文字たち
脳裏に残る
モノクロの横顔
....
それは、夏の暑い日だった。
僕は「ナケナシノユウキ」をふりしぼり、
大きな公園で君に告白した。
なんだかんだ、
なんだかんだ、
なんだかんだ、
なんだかんだ、
なんだかんだ、
....
理由もありません
過剰に思えた
夜は右手のなかに潜む
孤独なんて言葉は青い壜の底に
沈んだ記憶に涙はたまるのです
手首をゆっくり差し切ってゆく。
血のなかに母国を思う。
わたし、わたし、
しくじったのだわ。
おかあさま?おかあさま!
失点、回点、肌色。
風の行方が目に見えた。
したたり落 ....
私は歩いてきた
今日も 名もない 芸術家として
作品としての思いを 全て その中に込めてきた
吐き出す 思いなど 見えなかった 私は
何も見えなくなるくらいに
降りしきる その 雨の日も ....
何かと引き換えにしてでも
救いたいから
守りたいから
大切なものを 差し出す人がいる
一方で、
そんな大切なものを
奪い取り
騙し取り
踏みにじる 者もいる
弱き者から奪い、 ....
広い広い宇宙のなかで
たくさんの小さな奇跡的な偶然が重なり合って
僕らは生を得ることができた
そうしてほんの小さな天体の衝突なんかで
いつでも滅び得る、
――そんな危うさの淵にいる
....
私がひとり
あなたを待つ場所には
街灯がひとつ
災いが襲った街は
まだ暗闇の中なのに
この光は私ひとりだけを
照らしています
見上げれば
それは思いの外まぶしく
波打つガラス ....
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