雨がしこたま降った午後
晴れ間が見えたりすると
なんだか取り残されたような気持ちになる

水たまりに君の面影を浮かべてみたりして
さけて流れる人波のすき間で
マリアの踏み絵のように ....
一日中、心をこすり合わせて過ごした後は
染み付いた汚れをシャワーで流した
誰かの頭の中が分かってしまうから
余計に俺はどうしていいか分からないんだ

完璧さを求めてしまうから
不完 ....
夜をひとり歩いている

もう1時間はんになる

コンビニの袋がちりちり

さびしくないと言えば嘘になる


電車が音をたてている

町のあかりが点滅している

星が粗雑になっ ....
さかあがりが できないころ
さかあがりのあいまに
けんかした
さかあがりのあいまに
学校へ 行った

おまえんちの家の前の空き地に
むかし なまくびが ならべら ....
にょうろりにょうろり長い紐

トタン屋根またがり

ポストくぐって

にょうろり、にょうろり

どこまでいくのか

酒屋のシャッター錆びの穴

にょうろりにょうろり

中に ....
苦痛の中に感じる快楽
快楽の中に感じる罪悪
罪悪の中に感じる恍惚
恍惚の中に感じる失意
失意の中に感じる優越

頭の中で千匹の回虫が
サラサラ崩れる米の山ように ざわめく
額の汗はきっ ....
わたしのベッドが
まだ、暗い空に
飛んでいきます
頭から夜の続きに
衝突して
夜が砕けていく
「すみません。さむいからおろしてください。」
ささやかな願い事にも
毛布を巻き付けていた
 ....
草原に降り始める雨
傘のない子供たちのため
世界に向けてそっと差し出す
そんな素振りで
行き場を失った
すっかり冷えて
寒さに震えるぼくたちの
気持ちを凍えさせたくなくて
きみ ....
荒川の河川敷 土手の下に
古ぼけた木造アパート
モルタル塗らしかった壁の
モルタルは剥がれ落ち
グレーの下地に
枯れてしまった
蔦のツルがへばり付いている

空き家のようだが
夕暮れ ....
おかあさん誕生日おめでとう

不思議なことにこの言葉を
面と向かって言った記憶がない
おかあさんが生まれた日を
祝った記憶がない

おかあさんはいちごがすきと
知っていたけど買えなかっ ....
{引用=
白夜に立ち尽くす
冷えた足取りで
散り散りになった落ち葉を拾い集める
記憶を繋ぐ喪失の季節に
最愛を探す仕草だけが影を重ね
闇を深めてゆく
切り取れば
ひとつの証明にもなりそ ....
 草のなかにレールをみつけた
 錆びた鉄の平行な二本線が
 弓なりに
 ここから延びていた
 または
 この草のなかで
 すっぱりと裁断されて尽きていた

 あおぐらい記憶 ....
暗闇の中に見たものは 一体何か
ああ それは 一体 何なのだろう
手にしたものたち 例えば 眠りの隅っこで
それ自体は面白いものなのだろうか
それとも 長い 旅路の向こう側なのか
理解す ....
おいよく聞けSGI/下っ端には責任ない
金巻き上げてブクブク太り/得すんのはいつでも一人
いい加減迷惑なんだよカルト宗教/ヨーロッパ諸外国じゃ既に終了

誰も言わない政教分離/そうだおまえだ聖 ....
急いでいるつもりもないのに
今日があっという間に過ぎてしまう

つまづいて転んでも
どうせなら明日のほうを向いていたい

あたりまえに埋もれてしまったものを
振り返って探すことは難しいか ....
世間のしがらみだとか 
上司への気遣いだとか 
余計なゴミ屑の積もった山みたいな 
日常の地面から 
ふっと、足裏を浮かべて歩いてみよう 

渡る世間の鬼達が 
幻に透きとほ ....
ゾロリ
色のない
貧血の頬を
滑るカミソリ

ピリリ
痛みのような
微弱電流

プクリ
鼻の左下
盛り上がる
赤い液体

チッ!
煩わしいだけの
日常茶飯

ゾ ....
命を失ったものが
石へと変わる年月は
とても長いのですが
でもいつまでも命を偲ぶ
姿ではいられないのです

時というものは
風に流される木の葉さえ
化石に変えてしまいます
波に打たれ ....
コロラドの鴉は『Shit!』って啼く














 ....
キレイ、と。
キミの呟く声


茜に染まっていく
青の下

僕の右隣
キミの笑顔も茜に染まる


揺れる緑の葉
浮かぶ月は白
雲に混ざりゆく灰


鮮やかなキオク

 ....
何処かに帰りたい。って思う。


楽しくたって楽しくないし
苦しくたって忘れるし
誰も彼もを羨ましく思い、別にそうでもないとも思う。

どこに居ても、ここじゃないって思うから。

帰 ....
もしも、もしものことだけれど
ぼくに彼女ができたら
ぼくは回転寿しで、
絵皿ばかり食べようと思う
お祝いに

ビートルズのUKオリジナル盤を、
まとめて買おうと思う
ラバーソールは ....
ほらっ、ジュン、早く!
運転手さんを待たせちゃ失礼だぞ
それじゃあ、よろしくたのみます

おにいちゃ〜ん
レイちゃんの居場所がわかったら
連絡するから〜

小さく頷いて、ジュンはトラッ ....
頭の中で 鳴るんだ

音を飲み込む音 音を噛み砕く音
音を叩く音 音を破る音
音を切る音 音を捻る音
音を削る音 

それらが それぞれ七色に発光して
カウントダウンが始まる
サーカ ....
エリカの部屋へ電話をかけて
ハイパーメディアクリエイターの芝居
続けてみたけれど
あの娘ももはや
興味なさそうで
そうそう付き合ってももらえない

用事がなけりゃ
連絡するな
そもそ ....
ほんとはね
で始まる話しは
電車が通過する風にとぎれた

あれって枯れてるのかな
ホームの外側の木を指す

一瞬
春の景色がふたりを包むから
黙って乗り込む

同じむきにゆられて ....
りんご静かに

さびしい時に、お友達から
手紙がとどく
さびしいんでしょう、
白い詩がすきなんでしょう
さびしい時に、お友達から
手紙がとどく
あけてみれば、
一枚の白い便箋。
あ ....
君を産んでよかったと思うけど、君を生んだことで君に終わりをつくってしまった



 母が言う
















 ....
瓜二つのようで
瓜二つでない

一卵性でも二卵性でもない
この双生児
心理学者さえも説き伏せぬ

けれど

一番傍にいてくれるのは
一緒に泣いてくれるのは
手をつないでくれるのは ....
たましいのかけらになったって

いつもいつまでもいまも

あなたのそばにいる

ふあんもかなしみもない

ハッピーエンドに

ふたりしてかならずゆけるから


十年まえ

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
置き忘れた傘洋輔0*11/2/23 19:49
Actor —調和—0*11/2/23 19:39
こんなことでこんなところで吉岡ペペロ511/2/23 18:53
そらおそろしいるるりら31+*11/2/23 16:36
にょうろり橘祐介811/2/23 15:01
308号室 / ****'04小野 一縷5*11/2/23 14:33
月のとびらとうそズー5*11/2/23 12:23
寒雪111/2/23 11:14
殺風景……とある蛙12*11/2/23 9:53
おかあさんへ朧月211/2/23 8:53
スローダンス高梁サトル5*11/2/23 2:37
ノスタルジックな軽便鉄道の駅頭にて石川敬大20*11/2/23 1:32
バルコニウス番田 211/2/23 1:11
Fuck 創価 (ラップ詩です)SEKAI ...3*11/2/23 0:55
明日のほうへベンジャミン2*11/2/23 0:35
旅人 服部 剛111/2/23 0:01
nonya14*11/2/22 23:48
恋の化石三条麗菜2*11/2/22 23:45
王様の耳TAT4*11/2/22 22:35
茜空、通り雨涼深5*11/2/22 22:04
わからないこた011/2/22 21:41
彼女ができたらはだいろ211/2/22 21:29
泥の付いた・・・・[group]花形新次2*11/2/22 21:27
サーカスがやってきた / ****'04小野 一縷6*11/2/22 18:42
悪女ってほどでもない[group]花形新次5*11/2/22 18:25
春行き列車朧月611/2/22 18:00
りんご静かにm.qyi511/2/22 17:49
無題#くろきた3*11/2/22 13:36
同情と共感subaru...5*11/2/22 4:49
2月22日午前2時22分22秒吉岡ペペロ811/2/22 2:22

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