人称はひとりぼっちで夢見る
ケーキナイフ、反復して、二等分の春、

ささやかなものだけを集めながら、
痩せていくのを望んでいる
空腹は僕に似つかわしい 欲しがりな僕に
もう欲しがらない(で ....
 木々や林や大木が
 海が足元が その鉛色のジャングル地帯や
 腕や遠景や丸窓の彼方燃え上がるや
 地草、枯れ果てるや
 種子膨らみが

 空を持ち上げる白い大 ....
  きみの
  左の胸に
  腕を差しこみ
  ゆっくり引きだすと
  手のひらで
  金魚がぴちゃぴちゃ跳ねていた



  鉢も
  水もないので
  戻そうとしたけ ....
自分も被災したのに
なぜ人にやさしくできるのだろう

お風呂屋さんは
入湯料を半額にしている
夕べは無料になっていた
だれかが十万円を寄付したからといっていた
なぜ被災者が被災者にやさし ....
自分が住む街の
ふぞろいな街並みを
見下ろす小高い丘で
今日の命が尽きる時を
まんじりともせずに
見つめるのが日課


そうやってもう
数え切れないくらいの
今日を見送り
 ....
なにもない

なにも

ここには、なにもない

俺はただ

生きている

すべては

無に帰した

そして

希望だけが

残る
回り続けては無くしてしまった
山手線に乗っている だけど 流れて行くことに
場所のないことを理解させられた気がした


かつて知識にしてきたものを考えることもなく
鼓動が鳴っていた そ ....
なにを言ったって
なにをしたって
いーぜ
そんなことはどーでもいい

誰といたって
時間がたって
みれば
あんなやつはどーでもいい
って思うよ
思うよだいたい

青い空を歩くん ....
窓から吹き込んだ風が温かくて

ぼんやり


春なんだと思った
「愛されない」というレッテルを
自ら貼ってる。
それを、自分で剥がそう。
何度も見る 夢の中で私は
こんな家で1日を過ごしたのです


赤色の庭で朝陽を浴びて

青色の屋根で北風に揺られ

黄色の窓に自分を映し

白色のドアを静かに閉めて

黒色 ....
みぎをむけば
まちがある

ひだりをむけば
はたけがある

そのまんなかを
あるいていく

まちでも
はたけでもない

まっすぐな
そのみちを
かなり笑って消えたがる 揺さぶられる白い朝
あんなに狭い空はもう どこか彼方へいってしまった

約束を破った搭乗券は 僕の尻尾を掴む
本当ならここにいてはいけない いていいはずがない
伏 ....
変化には変化で対応相応に反応されちゃ私じゃあいらない子
右往左往で直進のように迷走してラビリンスな脳はno言えない
そんな癒えない私を優しく掬ってだって眼孔も飛び出した好奇心だもん

 ....
ゆるやかな住宅地、カーブに沿って咲いているひなげしの頭をひとつずつ摘みながら目の前を通り過ぎる乳母車を押した女に俺は尋ねる「俺は誰だ」ひなげしまみれの女は重たいまぶたをぴくぴくさせながら言う「知らない .... 水底に

うつしとった光の波紋

桜が散って

いま 夏が目覚める

私の想いは春と逝き

ただ水底に沈むばかり
きみのはちみついろを
ゆびとくちびるで
しりたかった
あじわうなんてこと
あのひのぼくたちに
できなかったんだ
よるはさびしい
うまれつきだけれど
もうならないでんわ
さよなら
う ....
薄紙を
剥がすみたいに
ほんのりと
春が来ました

川沿いの桜は
もう
ほとんどが散り終えて
ラブホ通りの
車道を埋める

カッターシャツのお兄さん
二人がかりで
お掃除
 ....
生きろ と言う
なんで?と訊かれても
生きろ と言う

苦しみも知らず
他の言葉は叶わず
生きよう とさせる
差別と偏見の中に
人の気持ちも理解せず
仮想絶対幸福事実を
掲げ、人を無視する。
意見を聞かない。

自分は正しいと思っている。
自分は天才だと思っている。
人は馬鹿であり、男が嫌い。 ....
酒、煙草、ギャンブル
一切しない。
スポーツ、レク、会話
殆んど無い。

勉強はよくする
料理大好き
仕事もよくする
作詩大好き

音楽よく聞く
贈り物よくする
手紙よく書く
 ....
地獄の果てに
こんにちは
天国を夢に見て
落ちてゆく

毎日働き
毎日寝て
毎日遊ばず
時間と歩む

破滅へのゴールドラッシュ
死んだ時に手にする対価
浮世の苦悩
浄土の快楽 ....
白く降り止まぬ豪雪に立ちつくし
枝は のしかかる重みにバリリと折れ
春の澄み切った青空の下

まるたんぼうになって
根はネズミにかじられ
もう売り物を実らせない

切り倒され処分される ....
もっと郊外に
店あったり
もっと駐車場も
広かったり
ブランド品に
大枚はたいて
泣くより
アウトレットモールに行ったら
今以上
それ以上
安くなるから
あなたのその目から
ウ ....
まだ見ぬ透明な恋人よ
今日ぼくは春の雑踏のなか君の足跡を見つけた
祖母の見舞いに向かい
隣のベッドには一人の女性

賑やかでいいわねと
放ったその目が寂しくて
少し悲しくなる

今日もまたニュースでは
孤独な終わりが告げられて
日本の勝利に酔っ ....
他の誰のためでもなくて
唯君のために美しくなりたい

君に愛されるため 喜ばれるため
そのためだけに生きられたら
そのためだけに愛の歌を歌えたら

疲れ切ったこの体を
どうか愛してほし ....
総理!ぼくはあのとき

民主党には入れなかった

でも、応援している

ぼくはあなたたちの

ハシゴを外すようなことはしない

時間をかけてしか

変わらないものがある

 ....
  舌からしたたる
  きみの言葉は
  詩なんかじゃなく
  まして
  思弁なんかでもなく



  おいしいね、とか
  しあわせよ、とか
  がんばろう、とか


 ....
{画像=110417051719.jpg}


足下の明かりを踏んでいる

私は歩いていた

その舗装された道では
所々に白い線が引かれ
アクセントとなって
景色が次々と切り替って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
四月十八日古月411/4/18 13:46
巨人ヨルノテガム211/4/18 12:14
金魚[group]草野春心3*11/4/18 10:04
ほのおを消して朧月211/4/18 9:25
丘の上から寒雪011/4/18 6:50
田無111/4/18 4:41
渋谷の色は五時番田 011/4/18 3:14
青い空を泳ぐんだ竜門勇気111/4/18 2:33
ぽかん0*11/4/18 1:56
嫌われ者の言い分れもん2*11/4/18 1:19
ないのですSeia211/4/18 1:10
小川 葉211/4/18 0:51
カイトゆうと011/4/18 0:47
赤い天使di.di.011/4/18 0:28
ひなげし[group]はるな211/4/17 23:55
Gone with the spring.syuon2*11/4/17 23:36
灰色311/4/17 23:24
はるのうたuminek...7*11/4/17 23:05
い・・小藤211/4/17 22:58
suffer or painペポパンプ1*11/4/17 22:37
涙なんて並だ2*11/4/17 22:16
現世の修羅場1*11/4/17 22:03
添う 春に砂木14*11/4/17 18:35
アウトレットの心[group]花形新次611/4/17 18:12
足跡ぎよ411/4/17 17:41
空のベッドSeia211/4/17 16:40
他の誰のためでもない 君のためにれもん111/4/17 16:40
総理!吉岡ペペロ311/4/17 13:01
草野春心4*11/4/17 9:37
月影 / 春の夜の記憶beebee20*11/4/17 5:11

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