石ころなげた
頭がわれた
いたいいたいのとんでいけ
抱えられた帰り道
痛みは涙に変わらない
心の痛みを思い出す
体の痛みは忘れても
何が痛いかわからない
....
失敗しても 明日は晴れるや
めげても泣いても 明日は晴れるや
穏やかな青空に 心は晴れるや
つたない文章しか書けなかったけど
傑作は 明日生まれると信じて
晴れるや ....
{引用=どんなに遠くを見つめても
そこは一面のブルースカイ
「青」は
けしてきれいな色じゃない
少なくとも
けしてきれいなだけじゃない
無邪気に微笑んで
悲しみを忘れるために ....
「南瓜の煮物ってほっとする味ですよね」と言った女が居たんだけど、よく考えてみるとこの発言はとても嫌な感じがした。
小市民的な健全さとバランス感覚をアピール、しかし自分に不利益な振る舞いはせ ....
{画像=110327223341.jpg}
薬を整理するだけで大変だぞ、と言う
手には赤や黄色、白色の
錠剤が20個ほどばらばらあって
手で握っている
色々分けて、朝昼晩の3回分にす ....
笑われたから
撃つ
ゴムで
ひとさしゆびを
前につきだして
おやゆびを
ひきがねにすると
とぶから
撃ったら
頭部が爆裂して
吹き飛んで
四散して
しぬから
龍因果さ ....
春が来る・・・
全ての鬱屈吹き飛ばして・・・
俺らの限界チョー超えて・・・
あまたの敵をうち滅ぼしてさえ
思えばいろいろありました
予期せぬピンチもありました涙の別れもありました
魅せ ....
ちょうむすびも
おりがみもない
とおいところで
そのこはまだ
だれもしらない
てあそびしてる
おかあさんが
だれかもしらずに
露が蝋燭の揺れる光を閉じ込めて凍りつく刻
オリンポスの崖の左下
珊瑚の馬に乗って
パンデモニウムから一人の歌い手
ローブを靡かす
痩身にビロード
ファルセットで風をも泣かす ....
君の包容力以上に ぼくの欲望以上に
この飛翔は力強い
その羽ばたきは 常識の追従を許さない
だが
舞いながら上昇し続けた その最後に
君がいたとしたら
この体は そこを死に場所にするだろう ....
{ルビ昏=くら}き 罪の中
あなたと 云う名の
{ルビ断罪=ひかり}を 追い求めていた
淡き {ルビ痕跡=まぼろし}の
あなたの {ルビ諒恕=やさしさ}
この身に 灼き付けて 生く
....
運河に問う明日は
ろーとれっくみたいにばろっく
レンガ敷の柱廊を歩く
夕暮れのおれんじに溶け流れた
おるがんのね
流動的なぬくみのまんなかを
浮遊して
わたしは夕 ....
空はあたらしくてあかるかった
すがすがしくって淡くって
ほのぼのとしてあたたかだった
あなたの匂いがとけていた
まんなかにつらなる街路樹が
もこもこと夕日を浴びていた ....
恋人の片隅で私は
命を紡いでいたのだろうか
知らぬ間に
さみしいとはまた違う所に
引っ越してきてしまった
「マイルドセブン、1カート下さい」
ツタヤへ行って旧作を1週間 ....
三年間、
何かに一途に
打ち込む者にとって〜
それが耐えられないほどのあいだ…
出来ないだけの
アクシデントに
突然見舞われたとき〜
その悔しさは、
絶望の思いとなり…
....
この星は太陽にとっての駅なのだろうか
疑わず
次の便を待っている
何かの手違いで
一日ほど遅延しても文句は言えまい
夜風と目が合った
....
カラスと
クロツグミの子
君は
何を思っていたのか
自分の国の政府に対して
疑問を感じていた
目立ちたいのか
他人よりも上でいたいのか
なぜ
強がるのか
威張るのか
....
目をつぶればきっと
涙がでるとおもうのです
泣かずに
眠るにはどうしたらいいですか
思い出される昨日のうたに
抱かれたまま眠りたい
目覚めないよに
君は泣くこともこらえて
前を ....
忘れられた休日に
ひとりコタツでPCに触れる
くそうクシャミが出るから
ティッシュで鼻をかむ。
寂しい3月なんて嫌だった。
携帯電話がつながっても、会えないなんて。
今しか ....
あんたなんか
赤いエナメルのハイヒールで
踏んづけてやるわ
その苦痛に歪んだ顔が
世にも美しいことを
知ってるの?
TENGA
おまえの愛の吸引力はまだ続いているかい
寒い夜だった孤独で寂しい
ひとり悶々とする長い夜だった
股間へ伸びる手は
俺のチンポにとって
いつもと同じつまらないもの
そんなと ....
春は曙
そう言った君の瞳に
薄らいでいた
ミモザ華やぐ
春は曙
悲しいニュースが
空を覆い
水が途切れた
産声を聞く
遠い国から
モウ
ダメナノカモ ....
ぼくらはなにを祈るのだろう
正しいことどうしがぶつかる
争いの原因というのはそんなものだ
はんぷく行為の大存在、祈り
祈りとは金利のようなものだ
使わないと決めたお金 ....
なんにもないということが
あるということを教えてくれている
なんにもないということを
ぼくらはたいせつにして生きている
自然を愛する
ぼくらのこころ
知らず知ら ....
私は凝視していた
見つめていた 川を 流れの中で
だけど いつも時はそうではないことを望んだのだ
取り巻いていた 街だけが
いつのことだったろう
少なかった 得たものばかりが
失った ....
*
〜学校も夏休みが近くなって
(海沿いの地区にはもう住めないのです)と
三日まえ隣の「老夫婦」が自宅を売って引っ越した。
(何処)へ引っ越したのかは、 誰も知らない 。
*
....
錆ついた猫
が
道路の脇で死んでいる
朝も
夜も
冬も
春も
黒も
白も
雨も
夢も
涙も
なにものも
この猫を
侵略しない
目を閉じると
とても美しい一艘の舟があって
遠くまで来たことを知る
あなたを欲しがることと
あなたとの時間を欲することが
べつものであることも
もう知っている
舫われるべき岸辺に ....
深夜一時すぎ
スタンドの灯の下に
原稿用紙を広げ
私は夢の言葉を刻んでいる
傍らの布団に
聖母の面影で
幸せそうに瞳を閉じる
身ごもった妻よ
バッヘルベルのカノ ....
私がJALを利用しないのは
会社更生法の下に在るからではなく
御巣鷹山ジンクスのせいでもない
CAの器量が総じてANAより劣る
という統計も同性だからどうでもよい
国内線英語はどうせドングリ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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