{引用=
ふと、
ながいあいだわすれていた
記憶をすっかりと
おもいだしてしまうと
てのひらに
しっとりと汗を
かいていた

かみさま、
午後にはわたし詩をかきました


 ....
借りたてのアパートの
白い壁の
ざらざらした
感触に
うつろな視線を投げかけている
手のひら

からはじまる
小さいメソッド

何時間も壁ばかり見つめています
することがないので ....
あくせくしているうちに
思いのほか
時間は過ぎてしまって
あのときの
美しいメロディも
素敵なシーンも
ふるえるような一節も
見逃してしまった

だけど
後悔はしていない
すべて ....
そういう風に
口が三つに分かれて
青いトイレットペーパーが濡れていく
少しでも 動けば
電話が鳴って
あなたの 紅い 風船が
割れていくのかな

水滴のサーカスが
雨に濡れて
三角 ....
私は家にたどりついた
いつも 一人にさせられた
孤独だった 私は
私の求める世界にいた
そして 遥か遠くの風景を見た
誰の子供でもない 私は
私のいるべき場所を知る
 いつまでたっても上手く開けられなかった菓子包みをあなたは、つるりときれいに解いていたね。そうして僕は、クッキーを手に入れたりした。あなたは模様の付いた包装紙を四角くたたむと、冷蔵庫のとなりに差し込ん .... 不安のうちには
欲望がふくれている


一つのコップに向けられた視線は
たえずそのまわりにゆれ
それをつきぬける
きゅうにさむけを感じて
もどるところはいつも同じタダのコップだ ....
傘は蛇の目で
クルクルクルクル 柄を回す
ソラ見たお天道さん 目を回し
空に渦潮・鳴門巻き

腹が減っては戦が出来ぬ

エプロンおばちゃん ガバっとナルト一掴み
狙った的は ラーメンど ....
呪文をとなえるみたいに
あめだまをころがしながら
光の中を進めば進むほど
あんまり寒いので
動物園なんかはすっかり氷付けにされてる
入園できそうもないので
そのまま帰った

幽霊が ....
もう、
なにものにも
負けませんように、
進んでいけますように、

雨あがりの空に
虹をみつけたら、わたし
いつの間にか呟いてた

誰に
言わされるでもなく
わたし、呟いてた ....
上空とかってーまじすげー色
今日の退屈感が浮かんでたり
噛み砕くそういうのの
いろいろな感触が
胃の中で溶けてく
メルトダウンしてたソファーで
助けれない
ふんわりと
 ....
一人ぼっちの夜
涙を流しながら
月を眺めている
カーテンの風音

欠けているものがある
満たされない想い
枕を抱きしめて
寝転がる。

疲れた一杯を
一気に流し込み
欲望に満ち ....
品行が悪いと
我身を滅ぼす
目立たず細く
しっかりと歩む

小さな幸せの
連続が良い
大きな幸せは
悲劇を産む

幸せは望むもの
ではなく
感じるもの
である。

幸せの ....
首がカクカク動き
舌がチロチロ出て
手を高く高く上げ
足はタップダンス

叫んで
笑って
泣いて
微笑む

ロングセラー
思い出の恋愛曲
オーミゼラブル
情熱家
髪を染めても
ピアスをあけても
タバコを吸っても

何にも変わらない

はぁ






空に向かって吐いた溜め息が風に掻き消されました
 
 
あさめざめると
あたりまえのあさが
おとずれている

しんでしまえば
えいえんにおとずれない
あさだ

べんきょうちゅうのカラスが
けさもなかない

としおいて
ぼ ....
夜がうごいた
なまぬるく
あかい月のためらい
翅をひろげる雲たち
思い思いに

駐車場わきで
黒猫がスーパーの袋かじってる
貧相でうすよごれて
でもどこか清楚
みずみずしく香るけだ ....
肉団子に
甘酢あんかけを
すると
すぶたようの
くいものに
なって
やすい

豚の仲間
豚の仲間
いつも独りじゃないの
私の側にはたくさんの友達がいるんだから

只、血と肉でできてないの

学校ではいつも独りに見えるみたい

けれど、本当は私の側に友達がいるの
そして、私に声をかけ ....
詩人は半分気違いで丁度良いと思う




だって小説の方が巧いなら小説を

 ....
ぐんぐん ぐんぐん上昇していって
ふわん
平行になる
それが夜です

空はくろなのに
ところどころオレンジ
それが夜です

両手を静かに大きくひろげた
女神がいるよな
それが夜で ....
 

カブトムシのような角を頭につけたい
と、ネコが駄々をこねる
説き伏せてミニカーの助手席に押し込む
おもちゃだからエンジンはないけど
ぼくはハンドルを握り
海岸沿いのフラワーラインを ....
  静か
  僕は
  夜だ
  眠る



  雨よ
  僕の
  音を
  啜れ



  雨よ
  僕の
  夢を
  齧れ



  何処
 ....
疲れ果ててしまった

誰かに
この役を代わってもらえるのなら
自分とは違う誰かになれるのなら

もう
チンポは弄らない
二度と
チンポの
ひとり弄りはしない

弄りはしない ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
ああ、
世の中には
99対1くらいの
理不尽なこと、あるよね


あんたの作るカフェ・オ・レ
牛乳と珈琲の割合
99対1
それってほんとにカフェ・オ・レ?


某テレビ ....
君の胸のドアをこじあけ
わたしが眠るスペースをつくる
何度も何度もふみならして
あなたがなにもいわないうちに
丸くなって眠る

あなたの温もりと
私の体温がとけあって
ひとつになればい ....
初夏の明るい光の中
陽光に照らされた新緑の並木
聖橋から下る通りに
暗さは無い。

明るく振る舞う表情の裏
怠惰と絶望が無い交ぜになった
深く刻まれた皺を持つ老人の横顔
溌剌とした声の ....
何のために生まれてきたかなんて
突然わかったり
わからなくなったりするのだろうね
そう木がいいました
木は私が生まれる前からそこにあったので
私が生まれた時から泣いているのが
おもしろくて ....
硝子のレコーダーから
音楽がきこえる
雨のカフェでホットチョコレートを
注文して
指先で素数を作る
未来もあまり変わりないなと
思ったりする
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
口内炎mugi2*11/5/20 12:49
パーソナルスペース塩崎みあき13*11/5/20 12:34
時は流れても花形新次3*11/5/20 8:27
青い海の向こういてゆう311/5/20 3:30
トリッパー番田 111/5/20 2:29
手紙佐倉 潮511/5/20 1:30
青い鳥シャドウ ウ...111/5/20 1:02
あそび歌[group]subaru...8*11/5/20 0:31
ノット・アズ・センチメンタル・アズ・イット・ユゥズ・トゥービ ...コーリャ1011/5/20 0:25
虹を願う千波 一也4*11/5/20 0:01
ノークラウドモリマサ公511/5/19 23:51
ナハトペポパンプ5*11/5/19 23:46
平凡が良い!2*11/5/19 23:45
私は誰でしょう?2*11/5/19 23:45
_一華211/5/19 23:44
あたりまえの朝小川 葉411/5/19 23:07
ぬるい夜あまね1411/5/19 22:52
豚の仲間6111/5/19 22:14
大切なモノ平沢ちはる1*11/5/19 21:58
詩人は半キチで丁度良いと思うTAT3*11/5/19 21:54
夜をおひとつ朧月6*11/5/19 21:01
フラワーラインたもつ511/5/19 19:43
静か草野春心311/5/19 19:36
I am very tired.花形新次0*11/5/19 17:49
四行連詩 独吟 <都市>の巻[group]塔野夏子5*11/5/19 14:51
99対1のブルースHonest...5*11/5/19 12:31
君の中で眠りたい朧月4*11/5/19 11:33
俺の幽霊……とある蛙9*11/5/19 9:55
木から生まれた娘朧月3*11/5/19 9:33
木曜日mizuno...111/5/19 8:08

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