蝶ちょに話しかけたり
ヌガーの包みを集めたりする
きれいなものがすきで
両うでに花束を彫り込んでいた
茶色いひとみは遠くがみえない
さみしいが口ぐせで
不思議に肌は湿ってた
朝と晩と ....
風が途切れ
銀は降り
野に鉱の手を
描きつづけている


冬の雨の指
砂と水滴
夜の右を
ついてくる光


階段は消えかけ
空を指し
夕暮れの匂いが
 ....
あなたが
うとうとしはじめたのを
向かいのシートで
見ていました
とても疲れているんだと
僕は思って見ていました
鎌倉駅を過ぎたころ
周りに人はいなくなって
僕と二人になりました

 ....
私の子供に生まれてきてくれて本当にありがとう

君の存在は私がここに生きた証となり

そして君は私のことをこんなにもこんなにも

幸せな気持ちでいっぱいにしてくれ

そして愛してくれ
 ....
誰も知らない物語

みんなが笑ってた話で ひとり笑えなかったこと
みんなが馬鹿にした話を ひとり聴き込んでたこと
くだらないって 誰も信じなかった話を
今でも信じて ひとり旅に出た

名 ....
丸い海岸線の向こうから はたまた山の背後から
満点の星空に向け 数秒の誤差を生みつつ 
絹で編まれた 綺麗なレースが 開かれていく。
アーチを描いて 向こう側に消えていく。
北半球から南半球ま ....
幸せにしてやる
なんて失礼だよね
そんなこというから
雨だってどしゃぶるよね

幸せってなんだろって
考えようとしたのに
叩きつけられてくる
雨に興味がわいた

人が人がの列に
 ....
ぼくの言葉が
発した時から
ぼくの元から
たくましく
しっかりと
旅立っていって
たくさんの人たちと
心の交流があって
すっかり
内面を磨き上げられて
結果
ぼくと再会し ....
私の物語のなかで
私はきみを幸せにしたいのに
物語はそうならず
きみもそうならない
ペットボトル栽培の並んだ
彼女の菜園を見つめる
二匹の猫が
僕の気配に、耳を動かした

機械式の右手を上げて
敵意がないことを示す
猫はこちらを見ていない
夏の予行演習

あと10 ....
朝のテーブルに
残されているあなたの心
さみしかったんだねって
気づくのがなんで今なの

いない人の空気を
かみしめて曇り朝
コーヒーにむかって素直になったって遅い

言葉にいわせる ....
深夜1:59


繁華街では


子供を乗せたママチャリが

私の目の前を横切る



異様な光景





突然連絡のきた元彼は



2次会の会場から
 ....
おさけもたばこも
やめられなくて

だらしないと
ひとはいうけれど

わたしとおなじ
いきかたをしてみなさい

できなければ
さりなさい
 
 
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう

ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ

おかねはひとが
いきるためのどうぐ

そのちから ....
迂闊に触れてしまえば今にも砕け散りそうな眺めを1470回
薄くなった頭皮のその奥からぼんやりと嗅ぎ取りながら淡々と
身に染み渡る様をうれしく思い消える灯のその時を痩せ細った
偽りの存在が眼下に広 ....
私は歩いた
眠かった 私は
そして いつもどこかに立ち止まっていた 
何かを探し求めて 生きてきた 
私は 過ぎていく季節の中にいた 
そして きっと 私は どこまでも歩いた 
このは ....
ぼくが寝付けないのは
すこし飲んだアルコールのせいか
食後のあとのコーヒーのせいか
それとも 今日を終えたくないのか

・・・・


眠れるように 君に おやすみを

眠れるように ....
中度の神経疾患に冒されて海を目指す







 ....
今日は夜がいつもより
地面に近いね
きっと人に用がある
そう思うんだ

夜だってひとりじゃさみしい時も
あるよね そう思って
この重いくろに耐えている

いつも気づかないことに
気 ....
ーー咲き誇れ 君のままーー  「花ちゃんはリスかっ!」より


咲き誇れ 君のままで
言葉よりも高く ずっと
詩の花のままでいて 君は咲け
この世を大きな空にして天空に
君の樹よ 咲き誇 ....
つかまえれるものなら

つかまえてごらん

ほんとに すきなら

ほんとに だきたいのなら

つかまえてごらんよ

あたしという かぜ を

うちゅうがうまれる ずっとまえから ....
ぱんぱんになった子ねずみを三十か四十集めて家中でレースをしたい
なだらかな丘にそよぐささやかな草原を剃り落としたい
甘やかなミルクを二週間あつめて煮詰めて飲み干したい
扉のおくにある柔ら ....
ここに子猫の首がある………


どうせ君には
私の言葉は
わからないだらう
なんにもわからない
でもわかったフリをする
そうやって 人は大人になる
大人になった フリをする

でも だれも わかっちゃいない

初めて大人のフリをして
大人のフリをした人に認 ....
  ああ、愛することは
  とても難しいな
  つまらないことで
  笑うのも泣くのも
  馬鹿には出来ないな



  ねえ、僕はうまく
  僕をやれているかな
  つま ....
 臍ではない
 あなたの中心
 にむかって



水平なのに
ピアノに載せた
しゃぼんが滑りおちるのは
ふぞろいな黒鍵のせい
です、

です、を手焼きせんべいのようにぱちぱち ....
うでたてのタマゴの
キミっていうのはアレに似ているね

ほら
まだ生まれたばかりの赤ん坊のウンチにさ

ほっこりと香ばしくって
きみょうに黄色くて
ところどころに青いカゲリが ....
鏡の向こうのリストランテ、流しの下の下水管、子供の服着たアダルトビデオ、虫の姿の新聞勧誘員
新しい雑誌のページで人差し指を切ったメアリーは血が止まるまでそれをちゅうちゅう吸いながらなんだか ....
私が訪ねると、

火星の蛸は海底へ旅立った後だった。


無重力の自由な不自由も、

遠く君と蛸の住む星も、

私をぽつんとさせた。


帰ろうよ、と

耳元で ....
あなたがそっと離れたのは
僕への思いやりだったのでしょうか
今日も最後までは無理そうだと
なぜ分かったのでしょうか
離れ際に見せたあなたの微笑は
いつもと同じ
とてもきれいですね
あなた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
少女趣味はるな111/5/22 17:20
ひとつ うつろい Ⅲ木立 悟311/5/22 17:12
横須賀線物語花形新次3*11/5/22 16:33
生まれかわっても君に逢いたい桜 歩美1*11/5/22 16:00
誰も知らない物語itukam...111/5/22 14:38
ベビースター電灯虫4*11/5/22 12:31
雨はどこからふるの朧月411/5/22 9:47
ぼくの言葉が寒雪211/5/22 9:23
how do you knowmizuno...111/5/22 8:40
切り取った夏311/5/22 8:29
朝のテーブル朧月111/5/22 7:52
同窓会 未練くゆら111/5/22 5:14
無人島小川 葉211/5/22 4:37
比叡山焼き討ち311/5/22 4:14
平行大木円盤111/5/22 3:40
紫色のブドウ畑の中を番田 211/5/22 2:04
眠れるように 君に おやすみを北大路京介11*11/5/22 0:28
美しく燃えろ彼の寺TAT2*11/5/21 23:40
あいにきた夜朧月511/5/21 23:00
大空にyamada...111/5/21 22:53
かぜのひと草野大悟2*11/5/21 22:14
あるいは五十に届くかどうかのはるな311/5/21 21:20
片思ひ三州生桑211/5/21 21:02
フリSeia211/5/21 20:48
つまらないことで[group]草野春心5*11/5/21 20:30
、 (ご利用は計画的に)乾 加津也6*11/5/21 18:10
うでたてのキミシャドウ ウ...0*11/5/21 16:48
サム・ガールズホロウ・シカ...011/5/21 16:41
無重力小鳥5+11/5/21 14:09
海綿体[group]花形新次1*11/5/21 12:01

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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