スモークに炙るインテリな黒人の肉スープは豪邸には気不味いからと
そろそろ南アフリカの皿の上には切り取られたシロ豚の油が染みだしてきている
鼻を刺す匂いは過半数を下回るママプーカー族議員連中 ....
二人の母親が私の心を袈裟懸けでバッサリ斬ったあと、
台所でソレを千切りにしている。
何事も無かったかのように食卓に私の心は、
キャベツの千切り代わりに並べられ、
心を失った私は何も思わ ....
この大地に種をまいて
新しい花を咲かそうと
大きな花を咲かそうと
女の子がぐずってます。
この大地はいつだって
花がいっぱい咲いてて
明るくて活気があって
私を元気にしてくれた。
....
人間では なかった
そこで 口にした 声が響き渡ったとしても
ひとり
悲しみだけを 私はいつも感じさせられた
アルバイト、作業を続けよう
ピッキングと言えば
寂しくなるね
ピッキングとは
PICKする作業を意味するのだ!
…機械でもできる事を
するような
人間なのか!?
....
君の気持ち悪さ破壊したい
気持ち悪いから
本当に気持ち悪い
知ったかぶりの
愛情表現で
一旦言っても
戻せない
なんとなく
ハイになって
悟った気がして
また落ち込んだ
....
無呼吸性の暗示が
一番脳に近い毛穴で
不快な韻律の
歌を刻むころ
次々と実を落とす
植物は塗り潰された
路上で乾いた
失血死の痕跡を思わせる色に
落ちた実を齧るとどんな
....
ふりだしに
もどっていく
さいころを
いくらふっても
あがりまで
たどりつかない
おわらないのが
じんせいさ
きょうも
あしたも
今日私は
めちゃくちゃ疲れているので
あかん という言葉を
十数個つかい
あなたからいろんなものを吸い取ろう
眠る前に忘れてはいけないことは
オール電化の時代ですよ
と書か ....
南端の小さな汀で
大陸に関する夢を見ていた
光と影を橋が画す
波はただ繰り返す
私達の足跡は消えてしまう
砂に拾う珊瑚は人骨のよう
堆積の蜃気楼を踏みしめて
旅はみな予め潰える
岬の先 ....
それでも日本は
立ち直っていくんちゃうやろか
母は言う
テレビのニュースや
新聞を読んでのにわか知識で私が
精一杯悲劇を語っても
聞いていない風で
ほうか
といったきり
....
まつもといよ
で変換すると、
ちゃんと、
松本伊代で
出るのである。
待つも問いよ
のほうが意味の通じるのに。
待つことも、
あなたへの、
問いかけだったんだよ、
ってね。 ....
知らぬまに
むかえた春の
さくらの 花が散る
ただ、はらはらと
ほら、春かぜが みなもをはしる
みあげる橋のその下を
通りすぎる水上バスに きそいあい
少女のスカートを
ほんの少し ....
?
無言の哀しみを垂らすカオス
木霊する虚数の戯れ
無限と背中合わせになって
月が次第に傾く
頂点で迎える明日は
まだ迷いながらも十二単を纏いはじめる
?
今昔のとき
....
やっぱり悪意は背中を刺す
午前中の授業をふいにした
予習も済ませておいたのに
戦いは終わってないらしい
悪意の本体が集合想念だとして
本体はどこに存在しているのだろう
....
あかるすぎて
うまくとべない日
靴ひもを結びなおしたら
生まれ変われる気がした
経血のついたスカーフを
器用に蝶々にして
こうばしい花びらを
あつめて土にかえす
(あなたは
....
桜ひらひら風の中
聖橋の南詰め
大きな大きな椋(むく)の木は
元宮稲荷の一口(いもあらい)
小野篁(たかむら)の霊験の
実はお狐、太田姫
それでも道灌ゆかりの地
こんこん狐の ....
ざくざく
道ができる
ばさばさ
草を抜く
汗が落ちる 大きなお世話
川の横がいい
水の流れ
雲の流れ
虫を追い払う
鳥を飛ばす
車はくるな
懐 ....
鍵をかけた瞬間に
信号が赤から青に変わり
君への道を進んで行こう
新幹線で2時間っていう
長い距離はあっという間で
「2時間ってすぐなんだ」って
再認識しようよ
「2時間で会 ....
夜空に答えを探すように彷徨い始めた今日
確かめられない視界に今を繋ぐような想い
現実を幻惑に変える月明かり
星達は嘆く 眠らせないように燃やしながら
一瞬の軌跡を感じて指でなぞる
瞳 ....
君の乳首に
塗ってみようか
それとも
もっと下のほうに塗って
雲の上に達してみようか
だけど
今の僕には
脂肪分と塩分が
致命的ともいえるから
今度のプレイは
低カロリー減塩の
....
みんな幸せになれたら
みんな幸せであれたら
きみのまわりだけでも
幸せの定義もかわるくらい
もともとどんな定義だった
分からない?分からない?
みんな幸せに ....
在ったもの、
在ったこと。
窓のむこう、
ふかく呼吸している、
世界へと笑うこと。それが
ただひとつの望みだった、
きみと会って。
....
*
夜が明けて
引き潮に帰る波
しら鳥は喉笛を慰めた
息をころすまえにそっと
手をかざすだろう
瞼のなかで追いかけている
)熱く宙を舞いながら
土埃霞む(蜂蜜に誘われて
吹きか ....
私は疲れた思いでいたのかもしれない
私の思考とは何なのだろう そこにあった
あるものとは 何だろう 私はここにいたのだが
歩き続けていた 街を 一人で
君のことを脳みその中で考えていた ....
恋人が欲しい
自分みたいな人でも
平気で手をつないで
町を歩いてくれるような
恋人が欲しい
さびしいと言えば
ただ心配そうな瞳で
こちらを見つめてくれる人がいい
やさしい言葉を使う ....
きれいなひとの
くにがあった
きれいにうまれて
しんでいく
ひとのくには
うつくしかった
もっといきたい
よくぼうが
このくにを
さいせいし
さらに ....
あのさ
シェイクスピアってさ、
名前がすでにロマンチックでずるいよね
というのはさておき、
「そんなことだろうと思った」けど、
うまく笑える気が全、然、しないっていう、
ていうか
も ....
おまえにやしなわれる
つもりはない
といって
わたしをあたためている
わたしのちちの
つもりなのだろうか
たずねても
なにもこたえない
こわれたらしゅうりし ....
まぶたをひらいて
まばゆい光がさしたら、
めをひらく行為のいみもしらないまま彼は目覚めるのだった
空っぽの水槽と
水浸しのガラスをのこしたまま
創造のなか
生まれてゆく
....
3006 3007 3008 3009 3010 3011 3012 3013 3014 3015 3016 3017 3018 3019 3020 3021 3022 3023 3024 3025 3026 3027 3028 3029 3030 3031 3032 3033 3034 3035 3036 3037 3038 3039 3040 3041 3042 3043 3044 3045 3046
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.33sec.