見えたすべてがうれしいと思った
聞こえた その 街じゅうの音楽を
今日も そこで 眠るときに
目覚めた 私は 聞き間違えた いつも
白いキャンバスに
赤・青・緑の種を撒く

水をたっぷり含ませた絵筆で
       豪快になぞる
 
緑黄の芽吹きが
一瞬にして生い茂る

バケツが荒れ野につまずき
桜色した飛沫が ....
ぎゅうにゅうを
のめないこどもが

まさか
うしだったとは

なかなくていい
きみのめは

うしのように
うつくしい
汚れた手で 目が合わないように 隠して
どこもみないように 精一杯に目をまるくしてつむる
まちがえて
ほたるにうまれてしまった

ゆうじんが
みつからない

わたしといえば
ひとにうまれたはずなのに

なぜほたるが
ゆうじんなのかわからない

そうか
 ....
誰の目にも今日を呟きたいことがある
俺の首は重たくて太陽を見上げられないけれど
誰の心にもものはあふれてかたまったまま
思いは届かぬと信じている
 最初はまだ
 AVじゃなかったのかも
 少女本番タレ流し
 タレ流し
 って言ったって
 浣腸とかじゃなかったから
 もっとソフトな
 放尿とか
 だったから
 ビニ本でもなくて自 ....
じめんのうえにたっています

あしのうらにたいおんがあって

じん

とします

ときどきそらをみます

とんでいるものがあってわたしは


鳥瞰図


みごとなけしき ....
言葉って時に邪魔だね
あわないトランプのようだね

二枚重ならないと
意味がないみたいな夜

言葉って時に冷たいね
ぴたりと当てはまらない

順番守らないと
叱られそうな夜

 ....
雨が窓に描く模様は
脳幹で鳴り続けるノイズの色をしてる、指でなぞると
細胞がどのくらい損失しているのか判る
軽く頬を叩くくらいの雨降りのくせに
それは必ず鼓膜まで届いてくる
 ....
猟銃でメタ撃ちされた男の頭が首とはなれて
どこに飛んでいこうが
おれには関係ない
ただ、今日は、家族みんなで食事に出かける日だ。

この時間、このシチュエーションで、なんで
ろくでもない男 ....
ときどき考えることがあるんだ

ぼくは河童で

きみがぴよぴよひよこだったら

いろんな緑と黄色がまじりあう

そこにはジャングル

ぼくらのおめめは密林の暗がり

恐竜は鳥に ....
姉が赤子を連れてきた
赤子はお腹を空かしてた
姉は僕のいる前で
胸を露に授乳した
二個あるうち一個
二個あるうち一個
一個は僕に吸わせて欲しい
姉姉くれくれ
乳をくれ
僕にも少しは分 ....
ボールを受けるときは胸の前でと
習っていたのがこんなところで
しゃしゃり出たのか、弾丸は
胸のど真ん中へぶっ刺さる

貫通した方がケガの治りは早いのだろうが
今はこの身体の中で全ての敵意を ....
サグ団のベーラム










双子座のサガ
 ....
気が付くと
見てしまう
自分の眼が
自然と追う

見ないように
見ないように

そう考えれば
考えるほどに

変に思われる
そう考えれば
考えるほどに

意識してしまって ....
攻撃性を止めない大人の刻
ふしだらに病むのは男かい
初心を気取る女かい
震える手を捕まえる 何故に泣かない
熱く燃える夜中に血化粧の儀式
痛みを知らない男は何を感じさせる?
痛みを知らない ....
風ふくらんで
煌めき差す日
川面なみ立ち
岸辺に寄する


空気の曲線
身を包み
雲も宙(そら)も
皆まるみをおびる


この世これきり
散る花弁
越しゆく季節の
 ....
朝はどしゃ降りだった。
音が聞こえたけど寝ていたままスルーした。

傷ならば見せたくない。
恋人は何をしているだろうか。
死になど向き合いたくはない。
胸がキリキリ締め上げる。

 ....
 
 
夏至は過ぎた
バッタが叫ぶ
長椅子の陰で
 
低地の王国には
車のエンジンが
冷たいまま飾られている
 
産卵を終えて
ジェット機は行く
もうそこを
誰も空とは呼ばな ....
明日坊主が供養に出かけるのに雨は好都合らしい
この頃お隣さんに越してきた三十代の人妻がやけに気になってしょうがない
早い者勝ちにはルールはないのだが
面倒くさがりやが決まって肝心なと ....
私がまだ小学生の頃
同じクラスに「わたしのパパはパイロットなのよ」と言っていた子がいた
後日違う子から「あの子の家は古いアパートなんだから絶対に嘘よ」と聞いた

私はその子が嫌いで
私はその ....
  指きりをしよう
  サクマ式ドロップみたいな
  とりどりのたわごとが
  嘘にならないよう



  指きりをしよう
  またねという言葉で紡いだ
  ほそくつづく糸が ....
さかむけができたら
親不孝だってきいたから

くるっとめくったら
昨日に逆戻りしたみたい

あそこに寝ているのは
きっとあたし
ベビーベッドが窓際にある

まぶしいな
泣いちゃえ ....
くちをぱくぱく
ぼくはおぼれてしまった

しこうよりもおもい ことばのうみで
ぼくのからだは みにくくふくれあがっている

だらだらと くちからこぼれることばを
えりわけられなくて
あ ....
春の日の
凡庸さを
外見のみ
取繕った
残酷さを
知らぬ お前に

夏の日の
愚劣さを
引裂いた
残骸達を
貪るしか
知らぬ お前に

秋の日の
 ....
ヘルスケアとヘルタスケルター似てると思う国
政治がない選挙屋ばかり 評論家が今日も斬る

平和のためゲンセンをカい 資源の眠る海
原理原則あとから決めて 先に予算組む

ダイジョーブ 根拠 ....
冬の間に全部抜いてしまったはずなのに
背中に恐ろしいものの根が
ほんの少しだけ残っていて
その恐ろしいものが
春先になると一斉に芽を出す
そんな感じで
僕は身体を痙攣させながら
頭から布 ....
拭いたかったのは
むしろ
君の涙で
拭いたかったのは
むしろ
君の汚名で

俺の体液に濡れた
君の指を
本当は
放したくなかった

遠い遠い約束の地の入り口に
君の足で辿り着 ....
今日きみを失って
打ちひしがれて
涙が止め処なく流れる
そんなぼくの悲しみを
売店の陳列棚に
ほこりがかぶらないよう
そっと気付かれずに並べる


手にとってくれる人が
ぼ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スリープ番田 211/4/23 3:16
絵画[group]subaru...3*11/4/23 2:53
牛乳を飲めない子供小川 葉411/4/23 2:37
まる十二支蝶211/4/23 2:11
小川 葉211/4/23 2:08
十二支蝶111/4/23 2:06
舞姫たち藪木二郎1*11/4/23 1:11
ひこうきにしなますみ711/4/23 0:04
言葉が悪いから朧月311/4/22 23:06
そんなことどうだっていいホロウ・シカ...3*11/4/22 22:52
事件草野大悟2*11/4/22 22:41
河童とひよこ吉岡ペペロ711/4/22 22:10
姉の母乳[group]花形新次211/4/22 21:57
radiating pain木屋 亞万1*11/4/22 21:39
カーリー良い声で鳴けよTAT111/4/22 21:04
りり3*11/4/22 20:50
真夜中の処女大祐2*11/4/22 20:38
四月の四行四連詩シホ.N311/4/22 20:15
ステンレスの卵。菊池ナントカ311/4/22 20:11
マイ・ポケットたもつ311/4/22 18:58
幻薫アラガイs5*11/4/22 17:53
村上 和711/4/22 17:50
指きり草野春心7*11/4/22 15:57
さかむけ朧月211/4/22 15:01
ことば由志キョウス...111/4/22 13:59
断片窓月211/4/22 13:14
だいじョーブルース北大路京介14*11/4/22 9:42
僕の毎日ジム・プリマ...1*11/4/22 7:50
Veronica黒い翼011/4/22 7:22
「悲しみ」を売る寒雪111/4/22 6:48

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