「あの子はきっと、砂を売って
眠たい猫と暮らしているんだ。眠たい猫は今日も
近所のガレージで眠っていたよ。
それで今日も電信棒はきっと、幾重にも
留められていたんだ。
ほら、向かいの窓
麻 ....
幸せは自分でつくるもの

(他人から奪った領土が
クリスマスプレゼントに欲しいかしら)

なにも
神様みたいな人間にならなくていいんだ

目の前にいる誰かや
大好きな誰か ....
人々が夢を見ている時
僕は目覚めよう
その事で糾弾されても
太陽は僕に十分眩しいのだ
ぎょうざを焼いていたら
「星の王子さま」を読みたくなり
けれど本がみつからず
木を抱くようにあなたを抱いて
森との正しい関係について
ためらい
分割払いのようなキスは
うわのそらで
お互いの調和は水 ....
 今日はバリバリだったねえ

 そうだね、バリバリだったねえ

雪もカチカチだったねえ

うん、カチカチだったねえ

お日様はキラキラだったねえ

そう、キラキラしてたよ

で ....
静かに明るい
夜の午後の朝
ひとつの曇から
すべてはすべてにはじまってゆく


花の窓に映る午後
通りには
黒い服の人々が立ち
じっと空を染めている


路地へ ....
公園の広場で 黄いろく飛び交っている
「もう いぃかい」
「まぁーだだょ」

おらもかくれんぼに加わる
「もういい かい」
「まだまだだよ」

(生涯の隠れ場所が探しかねて)


 ....
満員電車に揺られる。

まわりは社会人と学生。

苦しさと、蒸し暑さで

頭が変になりそうだ。


隣の中学生は

立ったままジャンプを読んでる。

さわやかな1日の

 ....
変な女だと思った
外見よりも少し嗄れた声が印象的だった

人懐っこい女だと思った
面白い女だと思った
危なっかしい女だと思った
か弱い女だと思った

自分勝手な女だと思った
人の話を ....
あなたのあしおとに世界は絶望した


    理性が邪魔だ


まっすぐな瞳と誰が決めただろう


    正しさを解体した


手を差し伸べるなら最期までついてきてくれま ....
とろけるような綿菓子だと思っていた


濃厚なコンデンスミルクだと思っていた


綺麗なキラキラのビー玉


真夏のサイダーの炭酸の煌めき


つららから垂れる雫


 ....
私は死んだとき
世界が暗くなるのを知っている
いつも 言葉の途絶えた
夕暮れに 私は 立っている
気持ちいいのだけつなぎ合わせて完成の途中の完成を収めた 音

1.宙に漂ううちに覚えた一番最初からあった子守唄
2.そこへ還るための入り口
3.ヒトデ、珊瑚その他深海生物の日常会話
4. ....
鍵が開かねぇ

 ....
現実なんてひとつの夢でしかない
硝子の瓶の色は青
その一辺を叩いてみる
そう
僕は瓶の外で無くて
瓶の中でもがいている
瓶の外はブルー
そんな意味で色が重要でないことはわか ....
{引用=いつまでも眠ってるフリして
芝居が下手な君
普段よりも綺麗でしょ?
と語りかけるような唇

人差し指に水を晒し それを乾いた唇に引く
少しクセのある髪を 手グシで直してあげる
僕 ....
「毎日毎日、
一日一日を生き抜くこと。」
それが私の夢だ。」
なんて 言ってみたら あの二人はなんて答えるだろう。


日々繰り返される
こうしたい ああしたい は
きっと誰にで ....
小さな薪がいつまでも燃えているような
雑然とした部屋の中で
冷たい風が僕の傍にあった
艶やかな声の為に白墨を幾つも食べた
僕は狼よりも孤独だった

僕の愛の歌はどれだけの人の傍を ....
僕たちは原始的な歓びの中で生きている
僅かな偶然の縺れ合いの世界
神様から授かった贈り物をカエシテゆこう

バスターミナルから繋がっている電話から雨の音が入ってくる
アンジェノアール ....
 
【Love Replica】
 
 
 
 自分を偽る仮想空間
 何を求めて
 誰を求めて
 私は何になれたの
 私は誰を愛したの
 
 あなたに出逢って
 そして愛して
 ....
わたしは生来みなし児であったので
血縁のおそろしさを知らない
また血の繋がりの
ありがたさも知らない
血の糸がもつれからみあい
愛憎きわまる悲喜劇に
みなし児らは失笑するの ....
殴ろうとしてあげた右腕をふりおろそうとすると
空気の抵抗にあたるさきからさらさらと砂のようになってかすんでしまった
なくなった利き手に呆然としながら、彼女をみると
殴ろうとしていた先の左 ....
大勢の生物が暮らす
青い地球に
あまりにも僕は小さくて
何だか悲しかった

きっと
僕が息を殺しても
誰にも気付かれず
静かに目を閉じるんだろう


悪夢を見た長い夜も
正 ....
優しい顔をすることが出来ない
その理由も説明出来ない

僕は黒く歩く
真夏の人混みの中を
息を止めて
顔を隠して
音に酔って
血を流して

下半身から動き出す衝動
 ....
欲しいものは手に入れてきた
好きなときに好きなだけ好きなやり方で

私をばかにできるの?
わたしは欲しくて手に入れてきた
あなたたちがそこで
欲しいかどうかもわからずにたじろいでる間に ....
妻と伝道に歩く

午前は持病の為
病院に
蒸し暑い、しんどい
妻は一人で伝道に
午後は会衆のホールの
清掃に妻と行く
午後三時に終了
草刈りをした、ちょっとしんどい

四時から妻 ....
自分ではなかったとき

落胆する


自分ではなかったとき

安堵する


他者の選択に

浮き沈みながら


自分で自分を

選ぶのは  いつ?
おはよう
昨日までやり残したことが
今日の地盤を揺らし
タスクリストの波となって押し寄せてくる
後手後手で考えたくはないから
見晴らしのいい
高台へゆこう
筋道が見えるといいね
対岸が ....
連絡無いし

ウンじゃあー

先に

行っちゃおうかな


さてと

でも。

何処へ行こうか

東京さんど


さすらいの

途中にいるひと

探そうか
 ....
人々が楽しそうに話す間
僕は一人、酒を飲んでいた
人々の話す言葉は何だか分からない
とても難しそうな言葉を使っているが
実はごく簡単なことだという気もする
いずれにしろ人々の言葉は僕に分から ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ベランダ飛ぶ山上鉄柵311/6/13 17:36
幸せ田園111/6/13 17:11
太陽yamada...111/6/13 16:45
みどりになる日阿ト理恵14*11/6/13 15:20
会話するということ初代ドリンク...411/6/13 13:43
ひとつ うつろい Ⅵ木立 悟511/6/13 9:37
臨死のまなざし(四)信天翁211/6/13 8:21
満員電車M.N.211/6/13 8:12
彼女只野亜峰2*11/6/13 4:00
無表情市民c1*11/6/13 3:52
事勿れ主義1*11/6/13 3:31
クビになった日の海番田 111/6/13 2:24
曲名とろりす211/6/13 2:01
TAT2*11/6/13 1:25
硝子透明な魚211/6/13 1:24
眠ってる君subaru...11*11/6/13 1:20
語る足跡、語られぬ足跡。吉澤 未来011/6/13 1:11
白亜透明な魚511/6/13 1:10
雨の夜111/6/13 1:08
Love Replica綾瀬たかし011/6/13 0:22
夕暮れの戦慄シホ.N211/6/12 23:55
うん  遙洋6*11/6/12 23:10
静かなこの場所で影法師111/6/12 23:04
優しさの顔di.di.111/6/12 22:49
あなたたちはそこではるな011/6/12 22:28
妻と伝道に歩く生田 稔711/6/12 20:30
選者日紫由011/6/12 19:42
高台へゆこう高橋良幸411/6/12 18:25
前を見れない佐和211/6/12 18:24
夜の酒場yamada...111/6/12 18:19

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