人は一生に一度だけ
青春を生きる
まさに青春は人生の賜物
これ以上の輝きはない
十代で青春を生きる人
二十代以降で青春を生きる人
人それぞれに輝き方も違うし
色も違う
けれど同じな ....
昔に植えた
自慢の椰子を倒してくれという
七メートルほどあるトックリヤシモドキが四本
これから台風がくれば
隣の駐車場の人様の車の上にいつ倒れるかも知れないのが心配で
風の日はよく眠れないの ....
己の主従 己に主従 満喫で万遍に
誰も気づかない空間で誰に尽くし誰に生きれば良い
有能で有望な支配過程 誰に抱かれようか
思考で書いた空 風が踊っている
配慮で書いた空 風が舞っている
....
何をそんなに恐れているの?
死ぬ可能性なんて今この瞬間だって
決して0じゃないのに
神様、私はあいつを訴えます
私の肉は削ぎ落とされ
あいつの犬の餌になりました
私の骨は磨り潰され
あいつの畑に蒔かれました
神様、私はあいつを訴えます
夜になるとあいつ ....
すすむことは
そんなにだいじか
たちどまって
ふりかえるのも
ときにはゆるされるとして
またまえをみて
あるいていくのが
そんなにえらいか
いろんなかこを
かてにして
ちょ ....
押勝の横顔は
琵琶湖に沈もうとする夕日
の照返しを受け
朱く染まっていた
湖畔勝野の鬼江から
船を出し、助かる見込みの無い闘争
せめて家族はという家長の気持ち
そんな気持ちも家族は一 ....
リスク何時気付く蜜燃べる詩綴る日出る君何処歪むkissと歌う何時もlisten moreしつこい人地図も見ずに行く吉祥寺に大通りもう一度だけ問う日々の通り道押韻のヒントも君と居ないとピンと来ないぜ店仕 ....
虫の死ぬ間際を見てた
レンズ越しの彼女は
只々美しいだけで
枯れた羽根に
息をかけた
かくとだに
えはや伊丹の
黒アゲハ
さしも知らじな
燃える夕陽を
声をかけた
....
三本と四分の一
喋って
くたばって
そんで
迷惑無い限りは自由
つって
楽勝ムードだ
死人は図に乗る
愉快が目白押しだ
俺は
人が自殺したらな
楽しくてたまんねーのさ
人が死んだら
愉快で ....
夜陰に潜む空蝉
気付く者だけが
月を研ぎ澄ませば
金色の刃が孤影を浮かび出す
掌に止まった蝉
月は意地悪く照らし続け
君が鳴いてるんじゃないかと錯覚する
孤独な薄い影を見逃さず
....
トマトジュースの喉ごし、気に入らないざらついた酸味、砂場まで走っていこうなんて考えていた、朝焼けのうすいひかりは手抜きの水彩みたいだから。もっと冷やして、かたくして!直視する鉄棒の錆、むかし好きだった ....
今日は本当に疲れた
死にたくなってくる
あの子が好きだ。
死んだらどうなる
世の中 バカばっかり
もしも君が暗い部屋の隅で眠れずに膝を抱えているなら
魔法の力で窓を開けて星のカケラを届けよう
今夜は月が綺麗だから町が少し明るい
動物達は夜更かしして金の原っぱで踊るよ
寂しい時は ....
きんじょのえきに
エレベーターができていた
めずらしいので
のってみても
たどりつくのはいつもの
かいさつぐち
めあたらしいものは
なにひとつない
ただ、エレベ ....
午前三時の必要性がたった今解った気がした
両足が横にはりついてまるで星みたいだ
左目を廊下に忘れたから今日ははやく寝よう
ひどく瞬いた世界の夕暮れに
軸が傾いて腕の栓ばかり見ては
凍 ....
{引用=
増殖していくものはいつでも潮のにおいがする
侵されてふくらんだ節に
くちびるを近付けて躊躇う暁
赤色の中指を
所在なくわたしの腹のあたりで止めた
おなじ濃さで ....
長く暗い道を歩くときは
壁に標を残しておいで
忘れたら帰り方さえ分からなくなる
とっくに淋しさなんて通り越した
薄ら寒いだけの街の骨董屋で
ひび割れた器を探している
清潔すぎて
....
ふにゅっとした地面に打ち込む杭は
手で押すだけで十分に ぐにゅっと沈む。
見てて 不安定さが心配になるけど
倒れたら また立てればいいかなと思う。
引越しで使った 余ったビニール紐を持って
....
なまにくが
ないている
ごめんなさい
あやまりたいのに
からだがないから
できないんだ
きみのからだを
うばってしまって
やいてくれれば
よかったのに
....
加工を免れた水分も蒸発した紙の様子 その月日は残したいから
ホームセンターで購入したコロコロを使って
紙から浮いた「好き」を構成する言葉だけ 巻き取る。
口説きも含めて たくさん言葉は貰 ....
しはいつもおれのかたわらにある
きみもか?
....
僕らはよわっちくて
久しぶりの
悲しみ攻撃に
ぼろぼろになっちまった
だけど
からっぽになった所に
いつのまにかじわじわと
ゆるいキモチが
染み出てきていて
たぶんそれが
僕ら ....
やさしいものをみたくって
あるいてかわをわたったよ
ねじをまくのをやめたから
おとはとまってむねはしずか
くうきはずっとあめのにおい
すいこむけしきがとうめいになる
かみからお ....
描いては消し
描いては消し
一枚の紙と
向き合って
どのくらいの時間を
費やしただろうか
あの時
陽だまりの中で
踊っていた水彩筆は
一本また一本と
姿を消した
あの時
....
やべえ、いきる!
そうさけびながら
まだわかいろうじんが
かいだんを
かけぬけていきました
ひとはあれくらい
いきてると
ひとつやふたつ
おそろしいことにも
そう ....
僕が落ち込んでいて
全然その気にならないとき
自分の手でもどうしようもなくて
つい道具やDVDに頼りがちになるとき
目を瞑って
君のことを思い浮かべるんだ
すると嘘みたいに
すぐに元気に ....
文字に手をかけて
広げてゆこうとするけれど
かたくてとても広がらないから
あきらめそう
旅にでたくて
背伸びしていた
わたしの中に
あるはずのない世界に
わたしはいない
....
色とりどりの洗濯物が風にたなびき揺れている。
風の通り道。白い壁に囲まれた路地裏を駆け抜けて。
視界の端の景色を過ぎ去り私は小高い丘へ出る。
そこからの眺めといったら!
空の高さと海の ....
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