Who’s in your heart now?
誕生日、おめでとう。ぼくはあなたに言った。
全身がおれのストレッチだ! ははははははは!
陽気な日だ、きのうみたいに、特に憂鬱なことはない。 ....
○「異常な世界」
押すと
すぐ電気がつく
押すとすぐ
水が流れる
押すとすぐ
友人とつながる
僕たちは今異常な世界に住んでいる

○「豊かな社会」
豊かな社会は
孤立を深めた
 ....
「朝の夢」
 
食卓にはフルーツ・グラノーラと
地中海ヨーグルト
ラジオのFMからは
ドロレス・オリオーダンの
「ドリームス」が流れる
僕は朝の夢を感じる
これから天国に行かなくっても ....
あの子が「たまごそぼろだ」と言ったから
あの角の家にはおいしそうなたまごそぼろが咲く

神様に祈ってみたり、嘘をついてみたり
大して変化のない生活を強い風が撫でていく

更地になった場所に ....
いつまで待てばいいのだろう
触れる事の出来ない〝君〟

もし〝君〟の傍に一歩でも近づいたら壊れてしまうんだ
何もかも
まるで繊細で複雑なガラス細工のように

だから僕は見守るよ
〝君〟 ....
子が眠り、
一日が死んだあと
ソファーで寝そべる妻
スマホからあふれた光が
ぽたぽたと腕をつたい
床につくる水たまり
を横目に
もずくでご飯を食べる
言いようもないしんどさがあり
く ....
ぽつんぽつんと
白骨の砕け
戻る地から
魂魄を離し
いってらっしゃい
いつかまたと

ぽつんぽつん

時の刻まれ

浮き立ち在るもの
また在るもの、
白骨のうたを歌い

 ....
私はいったい誰の為に何かをしてあげられるようになるのだろう?
いったい、どんな時にひとをこころから信じられるようになるのだろう?

きっとその時は胸の底にある涙すら差し出して
〝愛する〟ひとを ....
このごろきもちが
ひきこもってる
喪失した数が多くて
容量を越えてしまったよ

他人は知らぬ間に死に
他人からその死を知るものなのか

先日突如重篤な病を告げて
暫くの間と伝え消えた ....
煌々と部屋を照らす明かりからふと視線を反らすと
ふかい闇が眼の前に現れた

〝不安〟という名の蟲が漆黒の鎧を身に纏い
私の肌を這いまわる
精神(いのち)は闇に侵食(オカ)され喰い尽され
堪 ....
遮光カーテンの隙間から
溢れる朝日が睡眠に射し込んで
夜から切り離されたぼくは
恐る恐る目を開ける

考える間もなく朝のルーティン
決まった時間にドアを開け
同じ方向に向かう人々に混じり ....
大きな呼吸の
あるところ
迷子の流れ星もどうぞ

下町の画廊
築百年
ブランデーみたいな色してる
二階が住居で一階がお店のタイプ
こまい植木鉢が外の棚にいっぱい並んでいて
植木屋さ ....
知らない国の見果てぬ路線図
ここで乗り換えると海へつながる
春を見たければ各駅停車で

こうしているうちにも
砂時計のすなはおちつづけ
耳をかたむけると
さらさらさらさら、とささやき
 ....
一枚ずつ数えていくように過ごした貴重な季節が途轍もなく愛おしくて僕の頬を伝うのは残り梅雨、何もかもが新鮮な野菜に囲まれている、幼虫1匹として入る余地のない空間に隙間風が通る古いコインランドリーの前で、 .... 「みかんのはこ」

うちではふるいようふくは
みかんのはこに入れられて
ほんのりといい香りがついていたけど、
とてもしあわせだったよ。



「りんごのはこ」

いつまでもつめた ....
○「米高騰続く」
米作り農家は
米離れが心配だ!
これからお菓子が
主食になるかもしれない

○「薬医療」
医者に症状を訴える度に
薬が増えていく

○「戦争」
どちらも正義のた ....
干し無花果を食べ

思いがけず 美味しかったようで

もうひとつと

私に手を伸ばす

まだ知らないこともあるんだな

四月も後半

まだ夜は冷える
椅子の背もたれに届く
夏の小さな雑音
子供になった父は
昆虫採集に出掛けたまま
帰ってくることはなかった
大事にしていた許可証が
風に飛ばされて
どこか遠くの海溝に
沈んでいく ....
ぱらぱらぱら

傘のうえにおちる雨のしずくがここちよく音をたてる

ぱらぱらぱら

哀しみもはじけて空へと消えてゆくよ

ぱらぱらぱら

ああ、まるで叩くように布から伝わる水の感触 ....
響きの光りの雪崩れ打ち
流れ来ては絶えることなく
滑落していく我のわたし
光響の中に入り込み
光響もまた入って来る
明度増す意識のなかの
張り裂ける想いそのもの
響き光りに打ち刻まれ
 ....
嗚呼もう
愛してる
阿吽の息
逢えたね
青い鳥も
赤くなる
飽きたら
悪夢見て
明け方に
憧れたの
朝日の方
足を向け
明日から
汗かいて
遊びたい
あたしは
あちこち ....
あしたになれば
いちにち寿命がへるのに
あしたを待つのは
なぜだろう

お墓ビジネスの話をみて
とりあえずあたふたしてみたけど
いがいと長く続かず
逆にスンとなった

今日もど ....
時は立ち止まらず指の間からすり抜けていく
まるで水のように目を見張る暇も無く

ああ、一瞬一瞬がフラッシュの光の間に瞬いて僕を責め立てる
緩やかに
まっすぐに
人々があれほど畏れ敬う〝美意識〟とは何か
時々考える事がある
美について語る時対象はもちろん人ではなく
建造物や芸術品など〝モノ〟を指すべきなのだろう

しかし、時に人はカリスマを身に纏った ....
歌や詩は魔法のように人を感動させる
そして自分も人も救う
そんな傲慢な事を
真剣に言ってしまう夜

僕はナルシスト
この表現も
この歌詞も
この歌も
全部自分のために

自分の言 ....
わたしは生まれが卑しいものですから
その家の二階に上がったことはありま
せんでした。いや、そもそも上がろう
にもわたしごとき下働きの住み込みは
二階に上がる階段のありかも知らない
し、教えて ....
月よう日は

仕事へ行く前に

神社に行く


桜の樹が黄緑の葉を

ゆさゆさ振る

誰もいない境内

でも たくさんおられる


狛犬さんの足をなで

狛狐さ ....
○「百歳登山」
東京から帰ってきた娘さんとその孫二人にわれわれ三人も加わって
百歳のOさんと登った
登ったといっても朝5時半から登り始めたOさんたちは
1700メートルの日本百名山の韓国岳に先 ....
削れた指を頬にあて
新しい水を吸うときに
意識ははりがねのように細く強張って
あー犬や猫や魚
象やいたちやカメレオン
うまれたての山羊や栄螺やひぐま・・・
ペンギンや、にわとりみたいに ....
「しなものになる」

しょるいを作る
しょるいを手渡す
しょるいを顧客にくばる
挨拶をする
おはようございますを言う
おつかれさまを言う
ルールでもないのに
昼食のときにいただきます ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。田中宏輔12*25/4/23 13:08
独り言4.23zenyam...2*25/4/23 10:35
夢の詩大町綾音3*25/4/23 3:26
木香茨青の群れ1425/4/23 3:08
哀しみの君栗栖真理亜5*25/4/22 22:45
<お互いの欠落を暴き立てる> fujisa...425/4/22 21:44
白骨の響ひだかたけし5*25/4/22 21:23
誰かのために・・・栗栖真理亜2*25/4/22 20:49
ひきこもりの気分けいこ6*25/4/22 20:40
闇蟲(ムシ)喰い栗栖真理亜3*25/4/22 20:00
普段10*25/4/22 19:00
下町の画廊ふるる11*25/4/22 17:24
あなたがすこしさみしいときにもそらの珊瑚14*25/4/22 13:04
札束饂飩(うどん...725/4/22 11:49
大町綾音3*25/4/22 10:53
独り言4.22zenyam...3*25/4/22 8:54
こたつの向こうで花野誉4*25/4/22 7:32
青空の続きたもつ9*25/4/22 5:14
雨音栗栖真理亜7*25/4/21 21:26
しゃんばらひだかたけし425/4/21 19:00
あ+五十音/アハ体験?苦しい11*25/4/21 18:58
溝とアーチ唐草フウ8*25/4/21 18:35
時と懺悔栗栖真理亜425/4/21 17:54
履き違いの美225/4/21 17:46
Narcissistsonano225/4/21 17:03
階段室町 礼3*25/4/21 16:36
月よう日花野誉3*25/4/21 13:37
独り言4.21zenyam...3*25/4/21 9:57
はりがねはるな425/4/21 8:47
働くということ大町綾音3*25/4/21 3:24

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