青空は深いが、
こまかいことにとらわれている私は
つまらないのであった。
とらわれないようにすることにも
とらわれないようにするには、
今ある問題と向き合うことだ
もちろん
バランスをと ....
半月を過ぎる未だ手前、
夜陰の上弦引き絞り
闇に閉ざされた弓の
残りの弧  夕刻から
薄っすらと今に黒光り
浮き出し円を描く折 、

想い一にして人の脳髄に
影踏み落とす自我それ自体
 ....
それは本当の音にも聞こえたしこの世のどこでもない場所で鳴っている音にも聞こえた、場所が特定出来ない以上そのどちらかに決めることは出来なかった、だから俺は取り敢えずそれを「そのうちのどこか」という風 .... 誰からも奪いたくない
それは甘い考えでしょうか

今まで
気力を奪う人
物を奪う人
人生を奪う人を

知ってきて
見てきて
されてきて

なりたくないだけ
この逆をしたいだけ ....
禅宗の硬直、堕落よ
ただひたすらに座ること
自分でいろいろ体勢を変えながらも
苦行を戒められた釈尊の
その教えも省みないで
警策でたたく
作法にこだわる
それに何の意味がある
人間は動 ....
誰も知らんが
ここには
どうしようもない
芸人が居て
そいつは
舞台も利益も
ぶっ飛んで
なんだかんだ
探しまくってんの

そんだからさ
もうどうでもよくて
俺は救われんし
 ....
暑かった
太陽は 灼灼と
砂漠に照り付け
波のような光の渦が
日焼けた顔を更に焼く

青い空は 魂の最後の涙
薄青い胸元を潤した一滴は
灰色の雲にと昇華し
空を埋め果てようと足掻き
 ....
ナイフは指の延長
だとすると

包丁は掌の延長、か

すると斧は腕の延長
そうだな 

では鉈は?

仰向けのわたしに
思い切り振り下ろされる鉈
ギャッ!と叫んで
深夜のベッ ....
どんないろがすき
あおいいろがすき

クレヨンに巻かれた包装紙が画用紙をこする音
が部屋を満たす
リリーは一日寝ている
サリーは右手にフォークを持ったまま、
左手を器用に使って手づかみで ....
何度目かの絶望なのに慣れてはくれない心
部屋は散らかり
心そのままのようだ
心が歪み
体そのままのようだ

誠実になれる曲をかけて
力をくれる香りを焚いて
立ち上がる

誰もが何か ....
ムシムシ
またムシムシ
確信的ムシ
ムシし続ける
終わらないループ
ずっとずっとずっと
出口のないトンネル
まっくらで気味が悪い
そしてムシムシ
またムシムシ
平気でムシ
ムシが ....
森はうすい木漏れ陽
誰知らず湧き水が澄みわたる

泉の
閉塞した世界に生まれる
山女魚は けして他の暮らしを知らず
夢さえもみず
泉に生きる

存在は、認識の果て
山女魚には街 ....
6歳だった
80cmの溝を飛び越えられずに
何度も何度も砕けたのは
歯が欠ける衝撃があった
頭蓋骨をぶつける痛さがあった
心底、怖かった
泣きながら家に帰ると
泣くな!と父が怒った
ど ....
やさしい心に
みっつの涙が落ちる
誠実な心に
みっつの汗が落ちる
なにかを引っ掛けようとして
鈎に身をむしられ
こゝ、といって詰まり
呂れつが
りっしん偏
わたしはいまどきの
字が ....
誰かの役に 立ててるかしら

小さなことでもいいから

いつか死ぬ時 どう思うかな

幸せだった いまいちだった

それを思う 自分は誰


愛をみつけて 愛に溢れて

愛に ....
神影

果たせる哉、例へば闇夜が神の影とするならば、
それは成程、∞を呑み込む様相といっていいのかもしれぬ。
何故に神に∞が纏はるのかは、人間の知が∞を前にすると、
屈服するしかなく、
そ ....
昨日まで秘密にしてたこと
秘密が秘密のままでいれなくなった日
僕だけの秘密が二人だけの秘密へと変わっていく

私のどこが好きと尋ねる君
答えを用意できずに「全部」と答える僕

照れな ....
痛みに怯えるなよ
敵はどこにいるか
それを見失っているのに気づけ
時は流れを変えたりしない
寿命は主に決まっている
得をするとはどういうことか
自分を効率の歯車へ変えて
死ぬときよく生き ....
目を伏せて話しても
心のまなざしを感じる
そんな関係でいたいね


見るものすべてに傷つくから
いつしか伏目がちになって
あなたの視線は地を這って
たくさんの蓑をまとっているよう

 ....
受信機は今日も空っぽです
天気は晴れ 時々 鉄の破片
流れ落ちる 身を梳くような
鋭い 言葉に 気をつけましょう
空は その様相を変えたとしても
美しさを 損なうことはないのですよ

あ ....
未来の道筋 自ら司り司られ
沈黙の凝縮の一点と向かい合い
      、 
動きは時は止まり留まり続け
チンケな卑小な私事から解き放たれ
五年だけ時を共有クロス離れ愛
      
しっ ....
若い人がファミレスで
たわいない話を
楽しそうに盛り上がる
そこに30年前の
ワタシがオーバーラップする

お年寄りが公園のベンチで
物思いにふけてる
今と過去を味わう
そこに30年 ....
投げ輪
投げ輪
投げ輪!
神たちが
投げ輪を
投げ合っている
心の津波が押し寄せる
理解不能なインダストリー
理解可能なストーリー
悲しいメロディに心ざわめき
時の魔法がまた動き出 ....
ストを行う、よく月に気付くような子を落とす。
すとおおこなうよくつきにきづくようなこおおとす


果てた詩の香りと一人、丘の下では。
はてたしのかおりとひとりおかのしたでは


よ ....
システマティックに確認できないこと
人間の目視の職人技的正確性と
人間の目視だからこその不正確

今日もいくつもの瞳が瞬きを忘れて

行ったり来たり

大切なことは0と1の隙間にある
 ....
青空の青に
染まるこころ
ここだけが
深い静けさに
満ちる






 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
もうさ
何もかもを
楽しもうと
観念すればいい
どの道行くのなら






 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
 本当を知るのが恐い
 わたしたちを
 グリーンスパイクは身を震わせて
 時に火の息を吐き、
 ふり落とそうとしている

 ただ振り落とされないために
 回転するスパイダー咲きの
 ....
○「私の愛する旦那様」
出世もできず財も築けず
平凡な夫だけど
一生懸命に働いてきた
その働きに免じて
「私の愛する旦那様」
一度はそう呼ばれたい呼ばせたい
たとえお世辞でも

指輪 ....
ゴミステーションで
水色の捨て金魚を拾った
可愛がってください
という手紙が添えてあった
水槽も金魚鉢もないから
洗濯槽で飼う
上から覗き込むと
金魚は驚いたように
奥深くに潜 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
晴れのみが いい天気とは限らないこしごえ6*25/7/31 22:43
詩想、月の私のまた充ち生きひだかたけし725/7/31 22:07
running waterホロウ・シカ...3*25/7/31 21:59
エネルギーバンパイアの人々との決別sonano225/7/31 20:23
禅宗杉原詠二(黒...2*25/7/31 19:03
こまつかいが来て林 理仁325/7/31 18:05
7月Giovan...325/7/31 16:18
延長SDGs1*25/7/31 16:12
fujisa...725/7/31 15:55
何度目かsonano425/7/31 15:37
ムシ5*25/7/31 12:39
 夢をみない魚 月乃 猫12*25/7/31 8:21
原点りつ5+*25/7/31 4:11
こゝろ室町 礼625/7/31 3:30
書きなぐり短角牛125/7/31 0:25
神影積 緋露雪0...125/7/30 23:44
トップシークレット自画自計125/7/30 23:17
自分を守れ杉原詠二(黒...1*25/7/30 21:33
心のまなざし乾 加津也5*25/7/30 21:31
20210331みぎめ ひだ...225/7/30 20:49
斜光ひだかたけし625/7/30 20:15
30年前のワタシと30年後多賀良ヒカル225/7/30 19:24
投げ輪杉原詠二(黒...025/7/30 18:19
友の月(回文)水宮うみ225/7/30 15:45
瞳が揺れる6*25/7/30 12:48
※五行歌「青空の青に 染まるこころ」こしごえ1*25/7/30 10:53
※五行歌「何もかもを 楽しもうと」2*25/7/30 10:51
花車リリー6*25/7/30 10:35
独り言7.30zenyam...4*25/7/30 9:19
水色の金魚たもつ6*25/7/30 8:34

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