ハッピーハッピーハッピーハッピーライフジェネレーター
そんな筈じゃなかったの
そういう積りで生くと誓ったのではなかったの

こんなふうに秋でもなんでもない生温い季節に
恨み言をゆうなんて
 ....
 色褪たページは
 枕辺のまぼろし
 テーブルに伏せた夜のとばりを
 そっと捲るように

 形を感じさせぬ影は
 ただそこにあり
 幾重にも揺れるカーテンの奥で
 かすかに濁すマドラス ....
このまま、眠らないでいると
うす紫の夢を見るじゃん
嘘のつがいが 空を
飛ぼうとするじゃん
飛ぼうとして、飛べなくて
それでもいいかって笑うから
嘘の全部が 愛になっちゃうじゃん

 ....
朝の光に包まれて
紫陽花の青、浮き上がり

意識、うっとりあけてひらき

朝の光彩 闊達に浴び
青の流出 今や止めどなく

新たな現の顕れに
眼と成るわたし
静かさの内
 変な 顔の子だった 
 くしゃみをした犬の子の様だと人が笑った

 その子が 二十歳をすぎて
 段々と美しくなって来た

 笑う時、口許に愛嬌がある
 と人が言った
 いや 目もとが ....
○「終活」
終活は死に支度である
そして死にざまは生きざまである

○「無心」
自分の気持ちや考えが
強いと
相手の気持ちや考えが
見えなくなる


○「非難」
みなそれぞれ
 ....
エインスベルは、オーバ・ニーチェに潜入した戦士エイソスや、
独自行動を取るアイソニアの騎士や盗賊ヨランに関しても懐疑的だった。
もしも己の利益を取るのであれば、あるいは無私の精神で行動するのであれ ....
その夜、ヤーコンのエイエントスが、ラゴスに宣戦布告した。
ヤーコンから、ライランテ大陸の西端にあるラゴスまでは、
早馬を使っても十日の距離がある。
エイエントスの王であるコイノス・ヤー・ガレンは ....
一方、そのころエインスベルも迷いのなかに包まれていた。
イリアスの所在は分からない……エイソスの報告では、
フランキスがイリアスを連れてどこかへと赴いたということだった。
アイソニアの騎士はその ....
 
枯れちまった海で

魚は息はできない

また涙で溢れるまで


 
 手をコピーする。左手をコピーして、右手を
コピーする。腕をコピーする。左腕をコピーし
て、右腕をコピーする。顔をコピーする。光を
見ないように、目をつむってコピーする。肩と
胸をコピーす ....
躓かぬように
丁寧に均した心に地平線はあるか

太陽はそこに沈みゆくのか
月はそこから昇るのか

それでお前は納得がいくのか
安らかに眠れるのか
 都会の片隅に、にっこり
 置いとかれたお地蔵さん
 短い夢にからかわれ
 ビルからまたビル渡り
 錆びた引戸の奥で
 さよならぽつり

 きみはやわらかに抱きしめ
 つつみながら
 ....
みてみて あの二の腕、ボンレスハムみたい

黒レースのアームカバーの上に お肉が乗ってるわ

しかもあの表情はなに? 彼氏のイケ・メンタロウ君に向かって、仏頂面

きぃぃ なんなのよ なん ....
引き裂く対角線、
伸びる白い未知、
月の光零れ落ち、

三の物影立ち尽くす

(あれは三歳の夜の悪夢、
現の一つの顕れ観た)

交わる漆黒の二線、
あらゆる形態壊し
純白の月の光 ....
○「お一人様」

私が重い病気になったら
誰が
入院の保証人になってくれるのだろう

私がボケたら
誰が
面倒みてくれるのだろう

私が
死んだら
誰が
お葬式をやってくれる ....
夏の少年は
河童が河から上がって来るのを
待ちながら
堤防の先端から飛び込む
海へ

ひたすら

波のうねりに
身を任せながら
浜辺へ向かい
泳ぐ 泳ぐ

そうしてまた

 ....
たかが
旦那や女房以外と寝たぐらいで
不倫って
それは言い過ぎってもんだ
デヴィ夫人はスカルノ第三夫人だぞ
経済力とポコチン力があれば
女なんか何人いたってかまわない
女だっておんなじさ ....
僕は君といるの嫌だったよ
最近 外歩いてると
虫がいっぱい
あちこちにいて
君のこと思い出す

しょうがなかったんだ
お互いにそうだったはずだ
この扉を選んだあとどうなるかなんて
わ ....
 
 雨あがりの夕まぐれ
 駅前通りの小路で見かけた
 たどたどしい足どりの小さな長靴

 ランドセルは背負っていないけれど
 スクールスカートを履いて
 片手に持つ二つ折りの画用紙
 ....
習い事をする指
花粉が入ってきて
鉛筆に降り積もる
狭い心房
右と左がある
一時間後バスに乗る
土の上、優しい
柔らかな色彩の
ように息継ぎをする
発熱、発汗、
生きている ....
とある真夏日、とても楽しくじゃれ合いながら、ともに駐車場まで歩いているみたいだ。アスファルトのうえで羽を休めている早生まれの赤とんぼがその過程でおとこの手に選ばれる。それはまるで透明なうすい玻璃で拵え ....  いつからか

 私のまわりを古びた影が踊るようになった

 冷たい唇を
 心臓にぴったりとはりつけて
 やがて
 血汐をすいとってしまうのではないか


   だが
    ....
陽の光 溢れ
青の天空 遥か高く
鼓動 確かに
己 在り

街道横切る銀輪の輝き、
学生たちの声のさざめき、
母親に抱かれた赤子の眠り、
杖つく老人の覚束ない足取り、

平静な内面 ....
 その視線はどこを見るでもなく
 誰を みるでもなく
 そして何に
 留まるでもない

 体になじむポロシャツと
 洗いざらしな作業ズボン姿のおじさん

 きっとシルバー人材センターか ....
ネズミにかじられた日々
錆びた釘
二階の楽園から逃げ出して来た蝶がテーブルにとまっている
青い翅に書かれた詩
息と息の間の甘い舌のもつれと苦い錠剤の散弾が
古いR&Bのむこうとこちらを煙のよ ....
それじゃ
この活き造りにしようか
あと、この日本酒追加ね

あのいけす
うちの会社みたい

(沈黙)

あっ、網で捕まえたよ
すごい跳ねてるね

えっ、あれを食べるの?
なん ....
○「不幸」
他人の不幸は蜜の味
自分の不幸は地獄の苦しみ
自分を世界で一番の不幸者にしてはならない

○「これからの詩とは」
人工知能がつくる詩と
人間がつくる詩と
どこが違うのだろう ....
いまとなれば
遠いおはなし

うすい膜のなか

半透明の階段をのぼる
(あしおともきこえない)

くうきの浸透圧で
うかぶ猫の蒼い眼が揺れる

水の音が、間隔をおいて、したた ....
 どんなに小さな町にも

 大きな幸せが育まれている

 大きな町に大きな幸せが必ずあるわけではない

 大きな心には大きな幸せがやってくる素養がある

 大きな心の単位はなんだろ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
非の打ち所のないパーティーライフ万願寺4*23/6/27 0:56
ブルーマウンテンsoft_m...323/6/26 17:34
うすむらさきはるな623/6/26 16:31
静かさの内ひだかたけし4*23/6/26 15:52
ボディーメイクランジェリーリリー4+*23/6/26 9:21
独り言6.26zenyam...3*23/6/26 6:39
エインスベルの迷い(三)死に巫女1*23/6/26 5:50
エインスベルの迷い(二)1*23/6/26 5:49
エインスベルの迷い(一)1*23/6/26 5:48
殿上 童4*23/6/26 0:02
コピー。田中宏輔15*23/6/26 0:01
地平線印あかり4+*23/6/25 23:30
お地蔵さんsoft_m...823/6/25 21:54
ボンレス・ハム子さん短角牛5*23/6/25 19:41
夜想64ひだかたけし223/6/25 18:20
独り言6.25zenyam...1*23/6/25 17:19
灯火ひだかたけし2*23/6/25 15:58
キャンドル、灯しちゃいなよ花形新次023/6/25 14:40
,LO09K竜門勇気023/6/25 12:43
浮き草[まち角10]リリー4*23/6/25 8:25
習い事たもつ823/6/25 6:43
サザンオールスターズ本田憲嵩423/6/24 23:32
鎮魂歌リリー4*23/6/24 19:23
新生ひだかたけし2*23/6/24 15:55
朝のシャンソン[まち角9]リリー9*23/6/24 13:43
六月の寡黙ただのみきや2*23/6/24 11:59
香典3280円イオン1*23/6/24 11:21
独り言6.24zenyam...3*23/6/24 9:28
sketchryinx4*23/6/24 7:46
大きな町佐白光2*23/6/24 0:56

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