君が猫舌だというので
ぼくは世界を冷ます旅に出た
温泉街で死神と呼ばれて
火事場ではジーザスと呼ばれた

ただぼくの胸だけは
熱く燃えたままなので
君はぼくに触れられない
力不足は
だれの目からも明らかで
愛してるなんて
言えやしない
たとえどんなに想っても


それでも消えぬ
過ぎたまぼろし
寄せ集めては凝縮し
集中極めて
念じるの


夢 ....
酩酊する鳥、踊り狂う爪、剥がした謝罪と月明かりの弓、オレンジ色のケースとそこに収まるグラス、腕まくりした腕の傷、傷跡に群がる蟻たちと、すっぱい緑色、ひざまずく、俺はひざまずく、すべての信仰と薄まっ .... ホッテントット族が眠たくなって
だらんと垂れているところを
ピグミー族が短い脚を伸ばして
落ちないよう引っ張っている
夜中の十二時半のいびき

その反対側では
バスッケト選手のアメリ ....
 昔の帯地や

 古着などを見る

 大和の帯には

 夢が宿る

 芸者や上?や素人娘の

 身につけた小物など

 妻が蚊帳の生地を買った

 二千円

 庭には赤 ....
スプーンのお腹は 唇の熱を一瞬奪う。
離して写れば 魚眼レンズなお米顔
花柄の柄を掴んで 口に入れちゃう。


スプーンはテレビと違って
私を これ以上小さくすることはできない。
小さく ....
歓声が僕を呼び
観客が僕を呼ぶ
一時のショータイム

ライトが僕を飾り
イメージが僕を飾る
孤独なステージ

見ているだけのパビリオン
聞いているだけのパビリオン
歌う事には価値は ....
君から爽やかな風が吹いてきた
5月の午前のことだった
悪い噂は私の勘違い
君の夢が叶ってうれしいよ
ありがとう
私の夢も叶ってうれしいよ
これで私達の青春は
本当の意味で終わりを告げた
 ....
台風がいった空は
洗濯したての青空が
それだけで
私は幸福なのに

昨日の夜は
生き物の声のしない
しん とした夜で

それさえ気づかない
あなたは
男という生き物で


 ....
君が自殺しても
誰も、悲しまない
皆、告別式に来てくれるかもしれないが
皆の頭は明日の事で一杯だ
「面倒だ 手数をかけさせるな」と
彼らの頭が反響している
だから君は死よりも辛い地獄を
 ....
布団を重ねる順番で
保温力がちがいます。
もしくは同じであっても
皮膚に触れる布団の面において
肌触りや素材が原因で
体感温度がちがいます。
しかしそれは寝入るまでの感覚でありまして
寝 ....
しくみをつくり
しくみにいきる

乱調もまた
しくみとしてあり

  解体したしくみを
  新たなしくみとして組む
  
  新たな乱調が
  主軸とならぬ軸の留め具に
  ささ ....
ああ
舐めることは
そんなに嫌じゃない
ただ足を開かせて
股の間に
顔を埋めるだけ
ああ
舌使うと
徐々に高ぶってくるのがわかる
アソコのお湿りと
微かな喘ぎ声
本当に望むのは
 ....
何処の世界へ行きたいですか?
花がたくさん咲いてる世界ですか?
笑みが溢れる世界ですか?
愛される世界ですか?

本当に行ってみたい世界は?

行ってみたいのは 差別のない世界
行って ....
遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
しごとを

せいかつを

ゆうじょうを

れんあいを

しゅみを

いのちを

じんせいを

そうして
しずかにわらっていられるように

さいごにわらっていられるよう ....
{引用=
鴉の眼に宿る一閃の煌きが人々にとっては畏怖でしかなくとも
夕暮れに戻った巣の中では献身的な愛を育む母鳥であるかもしれない
そう言ったおまえのイメージからははっきりと
精巧な素描の上に ....
昼下がり、一人の子供が道端で待っている。
何を、というのではない。ただ当てもなく待っているのだ。
小さな眉をかすかにひそめ、人通りの絶えた路地を眺めている。
年に似合わぬ気配が、傷ひとつない ....
派手なお囃子
とうに過ぎ
祭り終わった水面に
ホテイアオイは行進を続ける
ホテイアオイの行進が続く

世界中から
少しずつ
世界中から
削られた
かけら達と共に

ホテイアオイ ....
あなたの狂気に触れた時わたしは海の底へしずんでしまいたかった
あ、共鳴してる。
(そんな気がして)
熱くなるのに気づかれないうちに海の底へしずんでしまいたかった
(深海はつめたいわけではあ ....
人間はきっと誰もが不安だ
生きる理由を無くしたとき
一体どこへ向かって歩けばいい
私にも それが わからない


買ったばかりのギターで
何を弾けばいい
何もわからなかった
観衆 ....
中途半端に生きてきた
水泳だって
吹奏楽部だって
勉強だって
仕事だってなんだって

このまま人生も
中途半端に
終わらせるんじゃないかと
時々
おもうんだ

そしてみんなに
 ....
僕の
指で
嘔吐する
君の
口内から吐き出される
言葉、言葉、言葉は
キラキラと
美しい
夜の
露の
ネオンの
輝きの
眩しい
現実

夜風が
気持ちいい

夜だ
 ....
しらないまちを
あるいた

しらないというだけで
まちはふるくなり
あたらしくもなっていく

しらないまちのひとにも
わかるような
ことばではなした

ほとんどつうじ ....
樫の木に
素直に、彫り刻んだ

少年の言葉…。

僕は
決して、忘れない…。

あの時に
鋭く、光った

あの少年の輝きを…。
待ち時間は後○分です
そんな掲示板を見慣れてた
いつ終わるのか始まるのか
わからない日々がこわい

雨は雨で 風は風
身をもって知るのがこわい

みえないものがこわいのは
元からだっ ....
長い睫毛の目をくりくりと
人見知りも見せずお話してくれました
独学で成るレゴのヘリコプターと
黒マジックで見事に塗装し直したセダンと
救急車の工程中も見せてくれました
東京ばなながヒットして ....
念のために確認しておく

モーソー
それはある
内容はない

カップラーメンのから
空っぽのビールの缶
それはある
それらに手はない
足もない

カッターナイフはある
ナ ....
待ちがなんなのか
みんなにはミエミエ
今にも泣きそうに
麻雀を打っている
点棒なくして
役満目指して
字牌に固執する
わたしなのね
ここでツモれよ
懐はあまりに軽く寒い
黙ってツモ ....
林檎が地面に落ちるように
名前がきみに落ちてきたのか
それともきみが落ちたのか
兎にも角にも
もはや後戻りは出来ない(と、思う
柔らかな髪の一本一本に
小さな指の桜貝に
きみの名前が刻印 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ソリッド・サーディン竜門勇気311/5/31 21:14
ゆめ仕掛け佐和411/5/31 20:05
パンの角[group]はるな211/5/31 19:41
十二時半のいびき乱太郎10*11/5/31 16:26
午後の休憩生田 稔511/5/31 16:11
匙な相棒電灯虫6*11/5/31 15:38
パビリオン1486 1...011/5/31 14:40
断片渡辺亘111/5/31 12:38
ハネの折れた扇風機が雨にぬれいた蒼木りん311/5/31 11:08
方法yamada...111/5/31 10:58
布団の順番七味とうがら...2*11/5/31 10:22
しくみ日紫由111/5/31 9:00
アソコ舐めのバラッド[group]花形新次0*11/5/31 8:12
本当に行ってみたい世界subaru...13*11/5/31 6:41
あまみずの 水化粧村上 和811/5/31 6:36
_るい011/5/31 4:15
冷血の行方高梁サトル1011/5/31 3:40
小田原小林 柳211/5/31 2:49
雨後の河口北村 守通111/5/31 2:32
共鳴c7*11/5/31 1:22
枯れた植物の写真番田 211/5/31 1:09
ないないこころゆくま...311/5/31 1:07
海月になろう。プル式411/5/31 0:21
知らない街小川 葉511/5/31 0:12
少年カズヤ111/5/30 23:46
壊れた掲示板朧月111/5/30 23:42
SiDsalco6*11/5/30 23:28
自己確認シホ.N411/5/30 23:16
迷わずに北[group]花形新次0*11/5/30 21:37
命名北野つづみ311/5/30 21:07

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