ブレーキかける
下り坂
スピードつけて
おりてもいいが
無駄なちから使って
失速させるもよし

苦しまぎれの
上り坂
後退しては
またのぼり
ぎりぎりいっぱい
出すちから
 ....
あたたかな
彩りの
うつくしい
絵を描きたいと
思ったけれど

哀しみは
キャンバスを
暗い色彩に染め
決して
壊れることはなく

さやか水流した
静かな時は
すうっと
 ....
京の街中に引っ越してきたのは
師走に入った頃でした
世間も僕も慌しい頃でした

東向きのベランダの彼方には
百年の風雪に耐えてきた
銀瓦の低い峰々が連なっていました
午後の北 ....
そのひとが
どんな人生を歩んできたのか
二秒のすれ違いでは
理解できないかもしれないが
考え始めることが
何かのはじめ

漠然としすぎているから
ためしに
どういう風に髪を洗っている ....
好きという気持ちを大事にしたくても

それが苦しいのなら

きらいという気持ちをつくればいいんだよ

ビートルズだってサザンだって

活動をやめちまったじゃない

夜景に列車がつっ ....
「僕等は何処に行くのでせうね」

 始発のホームで誰かがそう呟く。
 電車の行き先は決まっている。
 けれども誰かがそう呟く。

「僕等は何処にいくのでせうね」

 病院の屋上で誰かが ....
 ....  
 
それは、わたし
眠たい壁の一種
舌の裏で
縄跳びをする子供たち
名前の回数だけ跳んで
空想のまま
その間、冷蔵庫に向かって
嘘をつき続ける
アフリカ行きの
切符を手に入れ ....
イチゴのクレープ頬張って
オレンジジュースを飲む
ダイエーの一日楽しかった。
両手に荷物を持って

本当の意味を教えて
本当のことを教えて
もどって来て欲しい。
信じた事を忘れない。
 ....
仕事をやめて
また風来坊になって
雲を仰いだら
鳥の群れが光った

へやにあったものはみんな売った
売れないものは捨てた
あの本も
あのレコードも
あの写真も
手紙も
何もか ....
愛を説く前に銃を取れ
もう
清い心だけで
乗り越えられる時代じゃない
神は
兵器の値踏みを始めた
軍隊を揃えて
戦略を指揮するつもりさ
愛を説く前に銃を取れ
なにも出 ....
白いスカートにコーヒーのシミをつけて
笑う少女の無邪気さを
貴方はそうやって嗤いますけれど
残念ですね
口の端にケチャップがついてますよ。

文学少年気取りの
私たちのエスプリなんて
 ....
世の中は
やさしい
世の中は
温かいと思いたい

ダメージは大きいけど
良い報告ができるよう
頑張ります。
生活が懸っているから

当たって砕けろ
数打ち当たる鉄砲撃ち
丁寧に ....
笑ってごらん
地球が回っている
笑ってごらん
笑い返してくれるから

気負わず
素直に
自然体で
正直に

きっと涙になって
叶えてくれるから
きっと力になって
助けてくれる ....
風が
吹く

いつもは
風は
優しく
頬を撫でる

風が
吹く

今日は
髪が
乱暴に
引っ張られ

音が
舞う

いつもは
風に乗って
心地よい声が
聞こ ....
「リサイシャです。」 
突然の呼びかけにハッと顔を上げる
カウンター越しにその女性は佇んでいた 
小さな女の子を二人連れている 
一瞬 何と声をかけようか戸惑う


胸の底に沈殿している ....
こころよ、からだよ、がんばってくれ

俺はいま

疲れること

めんどくさいこと

そんなことを一生懸命やりぬいて

たましいを高みに運んでいるのだから
黄昏がすぎて
流れ星をみてから
一日が無事におわったと
ふとほくそ笑みして
わからないことや
知ってもどうしようもないことを
抱きしめながら輪廻したがら思案してうずくまりながら
ぐるりと ....
私を怨みなさい

何もかも 知ったような顔して

貴方を突き放す私を

私を憎みなさい

言えばいいこと 言わなければいいこと

本当は知っている私を

私を嫌いな ....
思ったより砕けませんね。
だから時間もかかりますし
これは結構な消耗ですよ。

(その横の粉で固めた塊)
ここは暑いということで
時々、氷を頂いています。
そうすると私も
なんだかとて ....
犬猫とは違うことぐらい
判っているよ




でもね
薄汚れた服でサンダル引き摺ってた女の子

大切にしてもらっているのかな
パートのお母さんと
いつも家でタバコ吸っている男の ....
夏の

薄明と

薄暮とが

震わす弦

此の世と

彼の世との

あわいに張られた
このまま
私は朝日を記憶して
今朝のコーンスープを味わい
日差しをスペクトルに縁取る
一杯の水に潤いながら


このまま
私は子供たちのこだまする
無邪気な朝の空気を吸い
街路 ....
  歌よ、
  さようなら。
  みずみずしい言葉の列を
  かつてはわたしに注ぎ込んでくれた
  歌よ、さようなら
  これでおしまい。



  わたしよ、
  さよう ....
金魚鉢に金魚
上から覗き込むと金魚
胸鰭を動かし
尾鰭を動かし
背鰭を動かし
何となく静止する金魚よ。

夏だけ生きている金魚
ほんの数リットルの水に漂う金魚
横から観ると大きく見え ....
「私」という少年の、なめらかに刻まれた、とめどない夏の血流の跡に蒼がゆっくりと続いてゆく。

鳥たちが空にへばり付いているころには、いつかの母の乳房が錯乱して海ぼうけ。

景色から突出している ....
ただ無性に好き勝手に綴ってみたくなった

ただペンが握りたかったんだ
金属質特有の冷たさが欲望を更に煽って

宿題のワークを放り捨てて
原稿用紙をばらまいた
宙に舞ったレポート用紙


いるのは紙
な ....
毎夜毎晩黙々と
オナホ洗いに取り組んで
合成洗剤さわっていたら
手指の甲に湿疹が出て
皮膚科にいったら
汗疱だってよ
オナホの洗い過ぎで
かゆいなあ畜生
乳房をすう、
くらげを、ほどいて、
山のような女の、
小指が歩く、

水の底は、
虹がかかり、
馬がめぐる、
足のない、

テーブルで、
首を吊った、
青空が、
しずんでいる ....
踏んでいく、
鳥のかげ、

貝の、ねむりを、
ちぎって、

また、
植えて、
海を、まぶして、
足もとへ、

ふとんで、
生まれたての、
両親を、
ジュゴンのように呪って、 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
坂行くちからシホ.N311/7/26 0:18
五十のオトが描く夢。aria28...211/7/26 0:13
お日さま色の猫yumeky...8*11/7/25 23:40
街のあるきかた[group]中川達矢8*11/7/25 23:16
きらいになれた吉岡ペペロ111/7/25 22:17
「僕等は何処に行くのでせうね」亜樹311/7/25 22:05
ピカレスクTAT0*11/7/25 21:50
朝焼けたもつ211/7/25 21:45
サンデーペポパンプ2*11/7/25 21:37
はらたいらはだいろ511/7/25 21:36
愛を説く前に銃を取れホロウ・シカ...011/7/25 21:23
貴方はそうやって嗤いますけれど亜樹211/7/25 21:19
残酷かつ大胆にペポパンプ2*11/7/25 21:15
笑顔を忘れずに3*11/7/25 21:15
りり0*11/7/25 20:38
罹災者渡 ひろこ23*11/7/25 20:18
生きる吉岡ペペロ311/7/25 19:36
日暮散歩たそがれ龍生211/7/25 19:30
一酸化炭素111/7/25 19:06
粉砕機のそばでyuugao1*11/7/25 19:06
リア充のひと恋月 ぴの2911/7/25 18:57
蜩(ひぐらし)[group]塔野夏子3*11/7/25 17:38
このまま折口也211/7/25 17:15
おしまい[group]草野春心411/7/25 16:49
金魚 パートⅠ……とある蛙14*11/7/25 16:41
ゆうさく411/7/25 15:42
衝動詩月2+11/7/25 15:23
オナホ洗いセガール、ご...111/7/25 12:36
おぼれうたリンネ311/7/25 10:46
踊って211/7/25 10:44

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