インドから来た 一隻のタンカーが 岸壁の前に泊まっていた…
だけど海は それを知るにはあまりにも広すぎた…
私の好きだったことは 一体 本当は なんだったのだろう
季節は 流れていく
そし ....
もう終わりなのだと
言われても
私という人間は
顔では笑っています
それはとりあえず
同意の笑いです
あなたとの関係を
壊さないための笑い

すぐに終わるわけでは
ないのですから
 ....
めだまやきには
苦痛をともなうべきだと
たまごがやかれ
失われるのは
とりのめだまの

だった
きみとしろみとその他もろもろ
たとえられて
身のぎせいを
あじわっている
なんて ....
人間にあまねく破滅を。
そう願う刹那的な快楽は、雨の降る深夜の
一人きりの部屋の中にふさわしいとのこと。
要するに、吠え回る犬はだまらっしゃいということだ。

音のある集会場に集うのは、
 ....
銀髪の男はガラス張りの骨組みに四肢貫かれた死のイメージをしていた
青ざめた倉庫街で

少年が自慢の「戦闘機」で痩せた犬を追い回していた
青い塗装のマイクロサイクルで


よう、くそガキ
 ....
筒の大小は関係ないと思っていたけれど
手ごろに大きかったら
やっぱり嬉しかった。

午後が良いとされるお茶会で
シートを使う予定なので
午前のうちに
ロールからシートを抜いておいた。
 ....
 
 
窓を開ける
雲が見える
昨日のことのように
上り坂を下る人がいる
解熱剤でも飲んだのか
郵便局の職員が
自転車に乗っている
 
 
再び僕等は、ヴェールが落ちるのを見る。 
いつも目にする当たり前の風景達が囁き始める。 
新しい星空が僕等をさし招き 
魂は更なる旅路を、歩むだろう 

世界は僕等のまわりで 
新しいサー ....
23じ33ふん うえのえき16ばんせん
こどもはねるじかんだけど
きょうはとくべつっていってくれた
おとなはしごとでつかれてねちゃったから
のとはぼくだけのでんしゃ
ぼくだけの489けい
 ....
 三時五十分の角を抜けて、横浜の白塗りを思い出しながら、三歩進む、唾は頤から天に上る、喧騒は耳鳴りのかたちで映されまた描かれ、きみが網膜を着ていようといまいと、忌々しい素振りで、彼女は手首を切り取って .... 跛(びっこ)をひいた男が独り
本屋の軒先を横切る
そこが本屋の軒先であることなど
全く意にも介さず

杖をついた老人が本屋の中から出てくる。
一冊の本を購入するでもなく
じっくりと日課の ....
き、き、

夏空にもくもくと湧き出した巨大な雲たちの間に間を、眩しい白の半袖シャツを着た大勢の子供たちがまるで天使のように飛び交い、

き、き、

炎を混ぜた白い煙をさかんに吹き出す二階建 ....
ある役割が終えて
新しい役割がこんにちは。

(入り口が入口となるような時)
どうぞ、いらっしゃい。
こちらが入口となります。

入口を通るわけですから
名目としては、新しいということ ....
あなたのことが心配で戻ってきました 
と言う男がいて 
へっと思った
あたしは 
その男のことをそのとき初めて見たのだけれど
まるで ずっと昔から知っているようなふりをして
腰のあたりで  ....
君には会いたいと
思っていたよ

遅い春の報告も
したかったから

君は相変わらず
優しいから
きっと自分だけが
幸せなのが
嫌だったんだよね

1年4ヶ月凄く
毎日が寂しか ....
  働いて
  働いて
  四角い紙と
  円い金属



  立ちっぱなし
  犬が過ぎる
  犬が嗤う
  中也の
  失くした椅子



  生きっぱなし
 ....
久しぶりに…
君に逢った…

元気かどうか?
笑顔かどうか?

心配していた僕は…
働く君を見た瞬間…
不要な心配だったと…
思ったよ♪

あの頃のように笑い…
幸せそうに話す ....
100歳の詩人のまつ毛には、虹が架かるらしい。
「涙が出さえすれば、虹になってるんです」という。
ふしぎがりの詩人 まど・みちおの映像をテレビでみた。
「自分のここ(まつ毛)に涙、小さい虹が出て ....
わたしはものがよくおぼえれらなんいです
ですらか思い出すとこも思い出せない
わたしはとてもとてもばかです
ばかを恥じることに恥じ入こるともありません
どこからどこでまがわすれたこなとの ....
季節は黄金色輝く稲の穂を尻目に、よくできた鳶色の瞳で追いかけるように単純には語れない 。
晴れ渡る日には地図を描いた布団を干す傍らで、照れ隠しに外へ飛び出す少年の姿も
大きく翻るスカートの裾 ....
ベランダで裸になったまま
何もすることのない私は なんとなく今日はいい気分だった
このまま死んでもいいと思った
そうして いつまでも 私は流れる風に吹かれているようだった


ぼん ....
いきていることが
つみなのだと
ちちはいった

おまえさえ
いきのこればよいのだと
ぶきような
ちちがははにいった

わたしもちちににて
ぶきようだった
にもかかわら ....
ためされていることは
わかってる

と、いって
おとこはさっていった

このよにおとこはいて
はじめから
いなかったかのように

るすでんをさいせいすると
まだいきて ....
肌を剥き
熱を忍ばせたら
恋になるとでも思っているのか

あの人なら
触れずとも
私を炙る
腐るぐらいに
人は何故、殺すのか
人は何故、殺せないのか
普通の者は
殺される側への意識的感応で踏み止まる
が、普通の人間も
対象を下位に置く精神操作なしで、人は殺せるのだ
相手を敵、脅威と見做さずとも ....
ろくさいの
おかっぱあたまの
むすめがいた

こいもしらない
そのむすめが

まさか
よんじゅうにさいになるとは

はちじゅうはっさいに
なるとは

しらずに
 ....
抱えるほどに
桃を買って
浴槽に投げ入れる

熟れながら
毛はかたく
肌にするどい

桃とわたしの内側は
べたべたしてきている
あなたの轍を見つめながら歩いていた

自転車に乗ったあなたのこころを感じていた

すべてがあなたを守るためだけに

存在している、ぼくは邪魔なの?

帰りの電車でとなりのひとが

 ....
あのころのぼくをときどき思い出す

お寺で不動明王をみた

石でできたお不動さんだった

こわい顔というより

こっけいなほど醜い顔をしたお不動さんだった

つぎの日図工のじかんに ....
バスが停車するたびに
バスガイドが代わる代わる乗り込んでくる。
口元に引き寄せたマイクから
日本から海外まで。観光地から
狭い路地から、台所から、寝室から
行くこともない土地の話を
そこに ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
譲れない自分番田 411/7/28 1:14
水面下での戦い三条麗菜3+*11/7/28 0:07
めだまやく[group]中川達矢15*11/7/28 0:01
或る日常のパッケージ一般詩人-1*11/7/27 23:59
灰色の青1*11/7/27 23:58
筒を抱きしめてyuugao1*11/7/27 23:25
上り坂たもつ511/7/27 22:33
新しい体験 服部 剛411/7/27 22:17
きゅうこうのと黒い翼211/7/27 20:18
リストカットマミー411/7/27 20:17
頑固堂書店購買部……とある蛙13+*11/7/27 16:01
き、き、☆atsuch...13*11/7/27 13:23
進行する進行yuugao1*11/7/27 13:00
あれよあれよという間のblue10*11/7/27 12:32
ありがとうちゃんこ311/7/27 11:57
中也の椅子草野春心2*11/7/27 10:16
君が笑うから…清風三日月111/7/27 9:28
なみだの虹yo-yo6*11/7/27 6:33
しらなでいくださいしななでいくさだい[group]凪名木なぎな211/7/27 5:54
夏の終わりアラガイs2*11/7/27 4:47
辞職の8月番田 311/7/27 1:52
罪状小川 葉311/7/27 0:53
再生311/7/27 0:39
じくじくはるな411/7/27 0:27
殺人の否定salco5*11/7/27 0:19
お墓の娘小川 葉211/7/27 0:17
べたべたはるな211/7/27 0:17
教えてくれないか吉岡ペペロ411/7/27 0:03
おふどう天使811/7/26 23:27
[:tripプテラノドン311/7/26 23:18

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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