赤く開いた傷口に

           橙の光をなすりつけ合って

       黄ばんだ言葉を交わしながらも

    緑葉であり続けようとした僕達は
 ....
  はっきりしろ
  雲をみているのか
  {ルビ理由=わけ}をみているのか



  おい
  はっきりしろ
  おれをみているのか
  肋骨をはぎ
  {ルビ呼吸=いき}をみて ....
滅びるなら滅びよう
今年も淫らな夏がやってくる
何故生きている
何故?
生きることは
儚い悲しみだ
喜びとないまぜになった悲しみだ
怖いんだ
生きているから怖いんだ
仕切りのない野放 ....
答えって一つなのかなぁ
答えは一つしかないのかなぁ
それって ホント探したの?

ホントにホント??

百人に問いて 九十九人が不正解
千人に問いて 九百九十九人が不正解
一億人に問い ....
喫茶店で店主と話をしている

窓の外で 緑が風に揺れている



店主との話の中で しばし つまずきそうなことも

あるが それは言葉のことだけで


何かが一体になりつつあ ....
 食虫植物ズというノイズバンドでいつも弦の足りていないギターに傷を付けたり付けられたりしていた彼女が今日のライブ中に死んだ。おれは隣で彼女が書いた「子宮なんかいらない」という歌を叫びながらベースアンプ .... 誰がいちばんめにキスを
しただとか





誰々が付き合って5日で
セックスをしただとか





そんな話が大好きな女子高生たち


毎日毎日がご苦労様でした ....
夜空を聴診する
U・F・O
テキサスの広大な田園が
宇宙のカルテ
 

 
住所不定の人工衛星
ポップアップトースターみたいな
不思議なかたち
通信する明日の ....
点、で描いた集合には
意識を委ねざるをえない、火災現場の
人間が集合して燃えた挙句の肉のかたまりのごとくに
神経が摩耗し過ぎて
どこにも回路が繋がらない
約束されたはずの眠りは ....
{画像=110612024826.jpg}

日焼けに火照った肌が大理石を求める
君の肌えを求める
つやつやした冷ややかさがぼくを貶める
こころが求めている君の冷たい瞳を凝視めながら
ズブ ....
泥の水しぶきが見えた
遠くで 鴨が日差しと戯れていた
私は持っていたはずの金を無くし
憧れていた 遠い故郷の アメリカへの思いを馳せるばかりだ


今日することは もう 無くした
こ ....
押入れの年月を乱しつつ
奥からあの頃がつまった
プラスチックな衣装ケースを取り出す。
サイドの留めを外し
外気に飛び出た空気を嗅ぐ。
服の折り重なりに手を入れて探り
小さくたたまれた私だっ ....
 .... ただいま。
とは言わずに
疲れた。
と言って玄関を開けると
五年ぶりの父は
風呂にでも入れ、と言った。

ただいま。
とは言わずに
なんだお前か。
と言って五年ぶりの兄は
新聞を ....
夜中に突然空腹が訪れたからって
何もつけてない食パンをそのまま

もさもさ

温かいスープとか
ミルクの入った珈琲とか
作ってくれるお嫁さんが欲しい

よし、
この流れで
お嫁に ....
あじさいの大きな葉っぱの上 
2匹のかたつむりは 
雨の中、風に揺れていました 

葉っぱから眺めるあじさいは 
小さいかたつむり達にとって 
巨きな巨きな花でした 

かたつむりの目 ....
10日前に言いあった 
苦手な上司と声をかけあい 
皆で円滑に 
お年寄の入浴介助が出来た日 

各々は言葉のボールを 
互いに投げあい 
各々はそれぞれに必要な 
お年寄に手を差しの ....
古本の千切れた表紙の裏側に 
ぴったりセロハンテープを、貼った。 

最近、昔の差し歯が浮いて 
すました顔で、隙間に舌をあてていた。 

渡る世間を歩いていれば 
どうしても出会ってし ....
顔の右が緑で
顔の左が赤い
それからリズミックで
跳ねるように歌ってる
カリビヨンっていう
カリビヨン? 特に知りたくもないんだが
それから
そうしているうちに
歌はどんどん続いていく ....
「いただきます。」

そういいながら私は箸を突き立て
食卓にのぼった魚の目の中をじっと見る。

魚はもちろん死んでいて、魚の目には
私がはっきり映っている。

果たして私は
私の中 ....
空腹で目覚めたあなたはラッキー
一週間の脂質、蛋白質がたっぷり溶けた
洗濯機にあるだけパンチュ投げ込んで
南南東に進路を取れ
七時の揺れでグレタ・ガルボのフレームが
吸殻の上に倒されたけどお ....
売れ筋の人生論の本にある
「30代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「20代でやっておくべきこと」がある
「20代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「10代でやっておく ....
真ん中まで跡形もなく
染みこんで侵してしまった
唾液が汗が空想の体液が
見えなくなってしまうまで

ひどくキレイに
ひどくさっぱりと
怪我をしてしまいそうだ

真ん中まで跡形もな ....
水槽をぶん殴る女の子
届きもしない 白百合の揺籃
録音された声が漂う館内
あの子の死んだ声帯

―――わたしの髪は鉛のように重い
――どうかどうか泣かないでいて
―いまから眠る/共犯者で ....
 
 
夕暮れの公園で牛が一頭
シーソーに座っている
反対側にトンボがとまる
牛は少し腰を浮かせる
トンボは驚いて
飛び去って行った
しばらくして
男の人がやってくる
牛は腰を浮か ....
君のところに行く理由は
君が思っているほど
ロマンティックなもんじゃない

この際ロマンティックかどうかは関係ないんだよ!

なんてことは言わないよ
君が思っている以上に
僕はロマンテ ....
あれから、
彼女に、会っていないのは、
土曜日は、用事があるらしかったから、
落語に行って来なよ、と言われて、
ぼくは大手町の落語会へ行ってきた。
きのう、
電話をしたのに、
つながらず ....
  唄うもの
  唄われるもの
  輪をなし
  浮かんでいるだけの
  此処



  犬の夢
  維管束の音
  電子たちの
  青い鬱



  在れ
  ....
{引用=




さみしい 砂浜

月光に 横たえて
浮かび上がる
やわらかな肢体






(とてもキレイな
 、ひと。)



呼吸が、
止まるほど
 ....
箍を外すとほうていがへいていしましたが霊気でぬれそぼりました
、箍を外すとらららん星団がシャチのあいだをながれていきまし
た、箍を外すとすでにありづかの収益構造ができあがっていま
した、箍を外す ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
nonya18*11/6/12 9:05
かんかく草野春心411/6/12 8:33
緩慢な二〇一一年の六月within3*11/6/12 6:12
答えは一つじゃないsubaru...6*11/6/12 5:05
土曜の午後の八男(はちお...111/6/12 4:22
木魚屋魚屋スイソ9*11/6/12 3:48
天の邪鬼サワメ111/6/12 3:26
星に願いをかいぶつ411/6/12 2:55
いきもの、が、騒ぐからホロウ・シカ...0*11/6/12 2:51
薔薇 / 陽の当たる暗闇でbeebee1211/6/12 2:45
dvdを返した日番田 211/6/12 2:13
夜の夏電灯虫11*11/6/12 1:20
或る朝目覚めると、ゴキブリはグレゴール・ザムザに成っていた。TAT3*11/6/12 1:04
家族かいぶつ10+11/6/12 1:01
i want you鳴海2*11/6/12 0:32
梅雨の花見 服部 剛311/6/11 23:59
労働ノ涙 311/6/11 23:55
夢の文房具屋 111/6/11 23:43
右が緑でオイタル2*11/6/11 23:42
いただきます、ごちそうさま物語。吉澤 未来211/6/11 23:28
今日の運勢salco6*11/6/11 23:22
影踏み遊びyumeky...6*11/6/11 23:14
きれいさっぱり竜門勇気111/6/11 23:12
夏の水葬館ayano811/6/11 22:32
夕暮れシーソーたもつ911/6/11 22:00
2099年花形新次111/6/11 20:08
会えない女はだいろ511/6/11 19:51
芝生[group]草野春心411/6/11 18:24
空遊海月村上 和411/6/11 17:15
モニュメント・エックス (生体反応の設計)乾 加津也22*11/6/11 16:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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