満員電車に揺られる。
まわりは社会人と学生。
苦しさと、蒸し暑さで
頭が変になりそうだ。
隣の中学生は
立ったままジャンプを読んでる。
さわやかな1日の
....
変な女だと思った
外見よりも少し嗄れた声が印象的だった
人懐っこい女だと思った
面白い女だと思った
危なっかしい女だと思った
か弱い女だと思った
自分勝手な女だと思った
人の話を ....
あなたのあしおとに世界は絶望した
理性が邪魔だ
まっすぐな瞳と誰が決めただろう
正しさを解体した
手を差し伸べるなら最期までついてきてくれま ....
とろけるような綿菓子だと思っていた
濃厚なコンデンスミルクだと思っていた
綺麗なキラキラのビー玉
真夏のサイダーの炭酸の煌めき
つららから垂れる雫
....
私は死んだとき
世界が暗くなるのを知っている
いつも 言葉の途絶えた
夕暮れに 私は 立っている
気持ちいいのだけつなぎ合わせて完成の途中の完成を収めた 音
1.宙に漂ううちに覚えた一番最初からあった子守唄
2.そこへ還るための入り口
3.ヒトデ、珊瑚その他深海生物の日常会話
4. ....
鍵が開かねぇ
....
現実なんてひとつの夢でしかない
硝子の瓶の色は青
その一辺を叩いてみる
そう
僕は瓶の外で無くて
瓶の中でもがいている
瓶の外はブルー
そんな意味で色が重要でないことはわか ....
{引用=いつまでも眠ってるフリして
芝居が下手な君
普段よりも綺麗でしょ?
と語りかけるような唇
人差し指に水を晒し それを乾いた唇に引く
少しクセのある髪を 手グシで直してあげる
僕 ....
「毎日毎日、
一日一日を生き抜くこと。」
それが私の夢だ。」
なんて 言ってみたら あの二人はなんて答えるだろう。
日々繰り返される
こうしたい ああしたい は
きっと誰にで ....
小さな薪がいつまでも燃えているような
雑然とした部屋の中で
冷たい風が僕の傍にあった
艶やかな声の為に白墨を幾つも食べた
僕は狼よりも孤独だった
僕の愛の歌はどれだけの人の傍を ....
僕たちは原始的な歓びの中で生きている
僅かな偶然の縺れ合いの世界
神様から授かった贈り物をカエシテゆこう
バスターミナルから繋がっている電話から雨の音が入ってくる
アンジェノアール ....
【Love Replica】
自分を偽る仮想空間
何を求めて
誰を求めて
私は何になれたの
私は誰を愛したの
あなたに出逢って
そして愛して
....
わたしは生来みなし児であったので
血縁のおそろしさを知らない
また血の繋がりの
ありがたさも知らない
血の糸がもつれからみあい
愛憎きわまる悲喜劇に
みなし児らは失笑するの ....
殴ろうとしてあげた右腕をふりおろそうとすると
空気の抵抗にあたるさきからさらさらと砂のようになってかすんでしまった
なくなった利き手に呆然としながら、彼女をみると
殴ろうとしていた先の左 ....
大勢の生物が暮らす
青い地球に
あまりにも僕は小さくて
何だか悲しかった
きっと
僕が息を殺しても
誰にも気付かれず
静かに目を閉じるんだろう
悪夢を見た長い夜も
正 ....
優しい顔をすることが出来ない
その理由も説明出来ない
僕は黒く歩く
真夏の人混みの中を
息を止めて
顔を隠して
音に酔って
血を流して
下半身から動き出す衝動
....
欲しいものは手に入れてきた
好きなときに好きなだけ好きなやり方で
私をばかにできるの?
わたしは欲しくて手に入れてきた
あなたたちがそこで
欲しいかどうかもわからずにたじろいでる間に ....
妻と伝道に歩く
午前は持病の為
病院に
蒸し暑い、しんどい
妻は一人で伝道に
午後は会衆のホールの
清掃に妻と行く
午後三時に終了
草刈りをした、ちょっとしんどい
四時から妻 ....
自分ではなかったとき
落胆する
自分ではなかったとき
安堵する
他者の選択に
浮き沈みながら
自分で自分を
選ぶのは いつ?
おはよう
昨日までやり残したことが
今日の地盤を揺らし
タスクリストの波となって押し寄せてくる
後手後手で考えたくはないから
見晴らしのいい
高台へゆこう
筋道が見えるといいね
対岸が ....
連絡無いし
ウンじゃあー
先に
行っちゃおうかな
さてと
でも。
何処へ行こうか
東京さんど
さすらいの
途中にいるひと
探そうか
....
人々が楽しそうに話す間
僕は一人、酒を飲んでいた
人々の話す言葉は何だか分からない
とても難しそうな言葉を使っているが
実はごく簡単なことだという気もする
いずれにしろ人々の言葉は僕に分から ....
そらには大きな口がある
風でくちづけしてくるくせに
無口なところがいとおしい
そらには大きな腕もある
胸いっぱいに星を抱き
ついでに燕をつまめるく ....
全てが美しい時と共に1つの夢を連れてくる。
狂おしい程の愛情を
1つの命がもう1つの命を宿し
美しい「生」を創りだす
世界に「入」り そして「人」となる鏡文字は
一人の美 ....
生きていくのには優しさだけじゃ駄目だ
強さと忍耐力がなきゃ駄目だ
少しくらい乱暴になってもいい
強く逞しく生きなさい
君はきっと優しすぎて
泣いてばかりいる
だけど
泣いてばかりじゃ ....
すべての葉たち
わらってる
しゃべってる
楽器を弾いて
いるみたい
風が吹き
よりどりみどり
揺れる時
無口な人は悲しげだ
無口な人はうれしそう
主人公って大抵無口だ
そんなに話さないのにどうして
人をひきつけられるのか
そんな気になる設定は
やっぱりテレビの中にしかない
無口な人 ....
東海道大震災で、子供三人連れて福岡に避難してきた、めーちゃん。
おじいちゃんがご危篤で、5月のサウンドデモの2日後、子供を連れて福島に戻っていった彼女。
今日、片道1300キロの道のり ....
フラットがたくさん並ぶ
その向こうに何が見えるだろう
はるか遠い未知の世界
シャープな雨降る季節には
豊かにきこえるカエルの合唱
楽しくもあり哀しくもあり
過去のおたま ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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