僕が公園でハンバーガーを食べていると

人がその前に小石を置いていった

それが何かの印なのかと 僕は

ハンバーガーを置いて 小石を拾ったが

それはほのかに温かくて捨てるに忍びなか ....
さっきふき取った
除光液の
ツンとした匂いが

まだ部屋に
漂っている

シャワーを浴びて

真っ赤な
ペディキュアを
塗りなおす

チュニックも
サンダルも
決まった
 ....
月曜日

昼休み
コンビニで
メンチカツ
入りの
パンを買い
公園で
前向きに
食らう


いつもと
同じ光景
昨日と
違う蝉
財布の小銭は
明日あたり
 ....
かわうそは水をくぐる
水は瑠璃色に光り、水音は鈴だ
そう言うかわうそは嘘つきなのだ
かわうその棲家は荒れて、臭気すらただよう

かわうそは魚を獲る
餌はあふれるばかり手当たり次第だ
嘘つ ....
袖にはいつも
きまぐれさんが住んでいて
ときどき、すこし、
わたしに優しい


 雲のかなたに広がるものや
 星の向こうに輝くものを
 いつからかわたしは
 素直に待てなくな ....
稲の花
誰にも観られることなく
知られることなく
散ってゆくよ

闇に浮かぶ
百合でさえほらこんなに
観られたがり屋
なのに

散ってゆく
ひとひら
淡雪に似たその

手の ....
ヤモリ

ここはとても狭くて 何処かに隙間を探している
大事な記憶ごと 鎖に繋がれてしまっている
暗い夜が続いていて 僕を閉じ込めようとして
何故か知らないけど 抜け出せなくなっていた

 ....
君との時間…
忘れられない…
大切な時間

覚えていますか?
色んな所に…
二人出掛けたこと

覚えていますか?
色んな事を…
二人したことを

覚えていますか?
色んな話題 ....
女と高台までのぼった

簡素な公園がそこにはあった

商店街で買ったトッポッキと貝を食べた

ソウルの町を一望しながら舌をからめた

白い夏だなと思った

白内障ってこんな感じだろ ....
  初めて
  父にぶたれた日
  近くの河原へ行った



  ひとり座って
  痺れる頬をさすりながら
  川のなかの魚を見つめていた
  一匹、二匹と
  その生きも ....
日曜日の午後、黒井千次の短編小説を読む。短い小説は、小さな旅をしたみたいに、すこし疲れる。
朝の散歩で拾ってきたおち葉を、ページの間にはさみ、椅子にすわった姿勢で目をつむる。
眠るつもりはないが、 ....
無気力と言う船がある
一度乗るとその乗り心地に魅了されるから
考えることを止めてしまったりする
昨日乗り込んでみた
ぼんやりとブルーの空を眺めていると
ぽっかりと空白ができた思考の片隅か ....
明け方の空へ左様なら
わたしはいつか
あちらへ行く。

終わることが出来ない
という のは ある意味、
絶望である
永遠の命なんて。透明な
花時計が求心する眼球の
水 ....
あるけるけれど
おぶってちょうだいと
おかあさんに
おねがいしたの

いいわよといって
おかあさんは
おぶいひもをだして
せおってくれた

秋の日よりも
あたたかい
おおきなせ ....
届かなかった
無数の声を
毛むくじゃらの姫が
歌う

時計が砂になるほどの
はるか昔の
花束
人間が砂になれば
人間は忘れられる

本当の微生物
が織りなす不思議
さびしくなったらわたしをよんで


すんすんすん”と自分勝手に時間が流れる
ものだから

と と と
      て ててと
追いかける


颯爽と走りぬけるきみと
恋をし ....
フォークで人を殺すことはできるか?
午前2時のグラスは汗をかいている
伝えたい言葉
伝えたい人に
ちゃんと 伝えられて いますか
ちゃんと 伝わって いますか

なんてコトを 考えるよね

伝えられる時に
ちゃんと伝えておこうって
いつも 思うんだ
 ....
やがて来る引き波の底
陽気な友達は俺の両足をつかみ
俺は自分で築いた砂の城の城壁につかまるが
靴は一体どこへ行ってしまったのだろうと
考える間もなく城壁は崩れる

八月の光の中
誰も気付 ....
もしかして
こんな夜は
流星群が
くるかもしれない

いつか休みの日があれば眺めたい

好きな娘にふられた時はちょっと
いっしょに
流れたい
宇宙の友だち

星って自由だよなと ....
かげに入ると消えるよ
あまい香りなびくよ
そして、山をのぼろう

低い木立続くよ
かくれんぼは負けだよ
蜂は蜜をみつける

 肩に落雷
 肩に落雷
 ころされそうな扉をひらけ
  ....
たましいが汚染された

失ってはじめて気づく汚染だった

この汚染から

学ぶべきことなどなにもなかった

あとすこし汚染されつづけよう

仕方がない

半減期はもうすぐだ
 ....
庭のつばきのあしもとに
ちろちろ光る晴れ色を
わたしたち 雑草なんて呼んで
きみに叱られてしまった

雨上がりでもないのに
つまむだけですんぽと抜けて
糸くずみたいな根っこ
かわいいね ....
昔むかし あるところに
とても優しい おじいさんと おばあさんが住んでいました。
 
おじいさんは山へ芝刈りに行きました。
 
おじいさんは山で不思議体験をしました。
そして、たくさんの小 ....
夜が夜を動く
ふたつの音
ふたつすぎて
削れる音


緑の鍵盤をひとつ呑み
崖を歩く
植物園
火のなかの釦
かけてはほどく指


前へ 前へ 過去ではなく
 ....
  お願い、
  ドアを閉めて。
  その椅子に座って。



  涙のギター、
  スライドして。
  出来るだけ、
  音を伸ばして。



  歌うなら、
  ....
日曜日の11時
生き延びた僕らは
模型機関車の運転会に出かけた
会場のツインメッセは
石炭や油の排気ガスの臭いが立ち込めてきつかったが
子供達を乗せたC56型やロケット号が快走し
 ....
話しかけても顔をそむけて
そっけない返事をするのは
なんか

愛ゆえのことで
千尋の谷に
つきおとして
ようすをみるてきな

かのうせいが

ある





おもっ ....
暑中お見舞い申し上げます
いっさいの躊躇がない貴女に
私は憧れやまぬ者
楕円構成完璧のフォルム
速度が流れるプロポーション
一撃必殺モチベーション
蒙昧と狡知の渾然一体
周知の行動原理に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
猫の睥睨yamada...111/8/1 15:38
ペディキュア森の猫8*11/8/1 15:36
まひるのうたホロウ・シカ...5*11/8/1 15:33
かわうそ[group]非在の虹3*11/8/1 14:52
ひだまり千波 一也2*11/8/1 14:19
いつの間にか塩崎みあき2*11/8/1 13:27
ヤモリitukam...111/8/1 13:24
前を向いて…清風三日月211/8/1 12:57
白い夏吉岡ペペロ311/8/1 12:32
数える草野春心3*11/8/1 10:10
おち葉の舟yo-yo3*11/8/1 8:02
花キリン311/8/1 7:07
独りのロンドこしごえ6*11/8/1 6:35
秋の日のぬくもり殿岡秀秋411/8/1 6:09
夢の果て春日線香211/8/1 3:55
記憶011/8/1 3:42
と て c111/8/1 2:31
フォークで人を殺すことはできるかはるな111/8/1 2:11
伝えたい言葉藤鈴呼1*11/8/1 1:24
八月の光カワグチタケ...311/8/1 0:30
流星群1梅昆布茶111/8/1 0:28
エストエム伊月りさ211/8/1 0:12
汚染されたたましい吉岡ペペロ111/7/31 23:46
雑草伊月りさ411/7/31 23:14
昔ばなし北大路京介12*11/7/31 23:11
ノート(いない わたし)[group]木立 悟111/7/31 22:41
クソ草野春心211/7/31 22:25
創書日和【蒸】ライブスチーム大村 浩一411/7/31 22:14
どうなんですかね6211/7/31 22:12
女優 鋭利杏子の凋落salco5*11/7/31 21:15

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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