ひざしが

丁寧にものごとを区別している(明るいところと影と)
かたむいてみている窓のそとがそうされるのを。
床はすこしつめたくて、かたくて、いい。
すこしずつ、ものごとは遠のいていく
 ....
夏に実った果実は
その夏が暑ければ暑いほど
甘く、またみずみずしい
だからたくさんの輝く甲虫たちは
夏の果実に鉤爪を食い込ませて取り付く

夏の果実がとりわけ腐りやすいのはそういったわけで ....
     ?

百年の時が流れても
緑におおわれる事のない
荒れ果てた灰色の大地
小石まじりの砂が
地表に渦を巻いていく
叩きつける雨
照りつける太陽
数え切れない夜と昼が
淡々と ....
やるべきことはない
取り柄などいらない
守るべきものもない
目指す場所などない

彼岸はすぐそこにある
彼岸はここなのだから

いま僕たちが住んでいるこの場所こそ
かつて彼らが憧れて ....
暖かい春を終えて苦しい夏が来て、もう残暑になってしまって
あの町もこの街も西日のまぶしさなんて陰に隠れてしまって
ああお終いなんだなと悟るよ
穴が開いたみたいに寂しかったけど
ひんやりとした日 ....
  言葉を
  影に埋めて
  やがて歩くだろう
  さっき来た道を



  あたたかい
  心から漏れる
  音、ひとつ
  ただひとつ抱いて



  本当な ....
 一面だけ開いた立方体の箱の中に、で、昔の女の
 屍体と遊んでいた 金槌やノコギリや物騒なものは
 あるにはあったが工作は得手ではなかった
 女の唇から精液は奮えたが パフェを食べ
 ....
ごめんね
やさしい ひと

軽いキモチで
送った言葉が

キミを

惑わせてると
思うと

罪人みたいな
気分になるよ

騙されてるのか
騙しているのか

言葉遊びじ ....
       
色づけは賑やかにした。表現は自由だからと複雑な視点を置いた。真っ白なままの表現もあるのだろうが、真っ白のままでは、万の捉え方があって複雑過ぎるから、色を自由に塗り重ねていくことにした ....
戻れそうで、戻れない
記憶をたどる
指のさきに、夏の
光があった。


光は
しずくとなって、
虹色の、かげろうをつくった。
ゆらめいて
いのちのかたち。
輝いて
一瞬を生きて ....
たぶん僕はお馬鹿だけどさ…

ともちゃんの内面の輝き見抜けたのかもしれない。

間違いなくともちゃんは僕にとっては
ぴかぴかの
いい女!??

今度の彼女もつよがってるけど旦那の浮気と ....
夜中にコンビニでいのうえさんに会った
いのうえさんはサラダの棚の前を
うろうろしていたので
私はドレッシングを探しているのだろう

と思った

レジ打ちをしていた私の前には
 ....
ラブレターを書いたから読んでくれよ。

「同じ小学校だった友人や知人、又は他人達が続々と留学していく。
フェイスブックに楽しい写真。
留学しない他人や知人、又は友人達も、楽しそうに集まりパーテ ....
きみがもし
しにたくなったら

ぼくがいっしょに
しんであげる

けれどもし
しにたくなかったら

ぼくがひとりで
しんであげる

そういって
ゆうひはうみに
 ....
>よかった?幸せそうで。
>ちょっぴりじゃじゃ馬さんにやきもち?
>よっちゃんはいつも言葉のマジックであたしを心地よくさせてくれる人?
>あたしもまんざらでもないよねなん ....
We don't have money enough
But I can to be myself
煙幕のような雨を見ている
事務所の中から濡れる心配もせず
一枚の絵を見るように安穏と

 その雨の中に入って行く
 傘など用をなさずに
 あっという間に濡れ鼠になって

 髪から滴り落 ....
彼女を思うと彼女のまえにゆけた

テーブルにまだ開かれていない新聞が置いてある

日付を見て三年後の世界にいるのだとわかった

おれはおれが死んでしまってから

三年もたった世界にもど ....
流されてここにきた
民主主義という言葉があって
首をかしげながらも
今日まで何となく暮らしてきたのだが
決定的な大事故が起きて
これはヤバイと
遅まきながら気づいたのだった


流さ ....
 .... 薔薇色の浴槽に
ブランデーと煙草
無為に過ごす休日
神聖なる時
今聖者は来たりて
轟かん!

トゥリニティー
主は来る
静まらん!

主はより良い道に
導き給もう
喜ばん!
ワンツーピースv v
最後に笑えばいい
100年一昔
10年なんて転寝

永久の愛を交わし
桜が散る
酒を飲む
景色は花吹雪

約束の血判を押し
新たな日を迎える。
新たなるメ ....
どんなに精密にダムをつくっても
降る雨の量はそれを上回る
川とは不思議
山とは不思議

枯れているとみせかけて
川はよみがえる

忘れていることが罪であるかのような
想いを抱かせる
 ....
高校生が、飲酒したといって、
それが悪いとか、
言いつけて、それがなんだというのだろう。
ぼくは、どうでもよいことだと思う。

芸能人が、暴力団とつきあったって、
それが悪いとか、
 ....
  コンビニ前の
  喫煙所で
  マイルドセブンを吸う
  雨がふっている
  さっきまで
  ついさっきまで
  ここには猫がいた
  片耳の潰れた
  グレーの猫
   ....
ある日あなたは月だった
僕は宇宙飛行士になった

ある日あなたは歯車だった
僕はそっと時計をばらした

ある日あなたは数式だった
僕はチョークを折りまくった

ある日あなたは風だった ....
 
 
壊れたヤドカリが階段を上る
その先には二階があるだけなのに
暑いと感じる人は、暑い、と言う
今日という退屈な一日
下駄屋のおじいさんが亡くなった
母を斎場まで車で送った
一時間 ....
あんなに安らかだった

会うとさよならに傷ついている


こころが荒れてゆく

怖い夢を見てしまう

こんなに好きなのに


あんなに安らかだった

会うとさよならに傷つい ....
私は事象に五感にて触れる

私は海から来た海綿
乾ききって硬質な海綿

私である海綿は
事象を吸い込み
柔らかさを取り戻す

私である海綿は
私の手により絞られる

私である海 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
うつむいてはるな4*11/8/26 12:58
甲虫たちの記憶水町綜助611/8/26 12:18
灰色の大地の下でwako311/8/26 11:51
神の国小鳥遊儚311/8/26 11:39
ひのたかさなつか311/8/26 11:19
草野春心3*11/8/26 8:58
 ピカソたちのドロップキックヨルノテガム011/8/26 6:47
ごめんね森の猫5*11/8/26 6:33
絵画花キリン1*11/8/26 6:29
夏の光yo-yo6*11/8/26 6:16
最後の広島への手紙梅昆布茶411/8/26 5:01
夜中にコンビニでいのうえさんに会ったどちらかとい...111/8/26 3:47
フェイスブックに楽しい写真粕谷智011/8/26 3:31
夕日小川 葉411/8/26 2:21
広島からの手紙梅昆布茶011/8/26 2:17
GETTING番田 111/8/26 2:17
煙幕のような雨kauzak5*11/8/26 0:54
おれ死んだ吉岡ペペロ111/8/26 0:29
流されてここにきた麦穂の海1*11/8/25 23:48
ABCD包囲網TAT011/8/25 23:32
dead mindれもん211/8/25 22:49
グローリアペポパンプ1*11/8/25 21:44
密約4*11/8/25 21:44
心の川朧月211/8/25 21:33
つぶやかないはだいろ211/8/25 20:52
コンビニ前草野春心4*11/8/25 20:00
君追い虫D-driv...311/8/25 18:23
海の生き物たもつ311/8/25 18:04
あんなに安らかだった吉岡ペペロ111/8/25 17:52
海綿小川麻由美1*11/8/25 15:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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