あーあ
夏が来た
やばい
俺が性犯罪者に最も近づく季節

ってかさ
なによ
おねーちゃんたちの
あの格好
ミニスカート
ホットパンツ
キャミソール
下手すると下着見せてる
君 ....
斜光に詠う
蝉の時雨
蚊帳越しの庭
縁側の隅に
境界線を引いて
あの頃は
まだ色鮮やかに

幼い君を
母の振りして
よちよちと歩かせた
差し延べた手の
焦げた肌に伝う
ひとす ....
夏の日差し
夏の青
真っ白な街真っ白なふるさと
だれもいない街


あれから悲しみは痛みに変わりましたか?
痛みを知りましたか?
雪の記憶の声
いえ
ひとりぼっちでただひたすら歩く ....
われわれは
枝葉末節にて
生きるもの

幹に遠い
根に遠い

地を摑めない
空を仰げない

無知の世界
生の盲目
見得るものしか
見られない

枝の一本 ....


縁側につるされた風鈴を
さやかに押すその御手
彼らは海峡をこえてゆく海鳥の
滑空する翼の先端に生まれ
たたみで昼寝をする私の
ほほをなでて死ぬ





二人の間 ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく

ふるえる手で
間隔が
 ....
展示室に靴音が高く響く
自分の存在を悟られそうで

どきりとする
僕は君を愛していた
初めて出会ったときからずっと
君が好きだった

もう君しかいないと思った
君のためなら死ねると思った
君のためだけに生きようと思った

でも君にその思いを伝えること ....
平凡な服を着て、平凡な食器で食事をする、くつ下にいれる足もいたって真面目、
それらをおしこめておく革靴も、
どこにでもありそうなドアノブをまわし、いつものところに鍵を置いて、アパートのむかい、 ....
俺は偏狭な人間だ友人も恋人も本当に一人も居ない
『遊べ』と言われても遊べない遊んだ事が無いんだ
遊びは罪悪だと教えられたそれで31年生きてきた
タイムカードを打つ事はマサシク命を売る ....
あまりにも友達がおらず、周囲からも冷遇されているので、ネットの掲示板に友達募集と書いた。これで友達が100人できるから問題ない。

自己紹介欄に、愛読書は「失われた時を求めて」、好きな音楽はワーグ ....
今日もとっとと定時退社して、
寄席に行ったら、
雨だしガラガラだろうと思ったら、
どっかの団体客で満席だった。
ふだん、落語なんて、興味もない客層なのは明らかで、
なんだか居心地が悪いなあ、 ....
             110720

            
トコロテンでごはん
辛抱おし
半時ぐらいは
保つでしょう
お母さまは
まだお帰りにはならないのです
 ....
おそらく
今日という一日を
まめをつぶして過ごしてしまったのが
悔しくもなくて
誰のために
血を流していたのか

自分のために
なっていたらなあ
感嘆が漏れてから
夏の湿気につつま ....
言葉の中を泳いでいた。
やがて小さな言葉に行くほかなくなった。
そこに潜り込まねばならず、感覚でしかないが引き寄せられたのち、言葉は残らず去ってしまった。
目を覚ますと、それでまた言葉の海が ....
予定があるなら
是非、教えてくださいよ。
そうすれば音量も上げられますから。

もちろんそれは同意の上でです。
きっと
あなたの同意も
わたしの同意も
似たか寄ったかでしょう?
いつものように眠剤を飲んで
眠りに就く前に
もう眠ったまま
目覚めない方がいいと思うことがある
そのくせ死ぬことに
たまらない恐怖を
抱いているんだよな

朝いつものように
抗精神薬 ....
  きみの洗ってくれた
  白いシャツ
  お茶をこぼしちゃったよ



  二つの椅子が
  笑っている
  名前もしらない駅で
  通過待ちをしているような午後


 ....
つつましい
緑に幹を染められていく桜の木から
舞い飛ばされた便箋は
アスファルトを焦がす日光で
降り続いた雨とともに入道雲になった

反射光の
ちかり、ちかりと眩しい海岸線が
潮の香り ....
……・・「垂直歩行」E難度
(前方三回転宙返り)B難度
(後方三回転一回半ひねり)D難度 …・

空気が薄くてことばが伝わらない 。
(…ヤー !タバコ吸ってもいいかなー… アレ  ....
話をしてやろうと娘に言ったら
アンタの給料言ってくれたらいいわと
跳ね返された
数学が飛び抜けて出来る長女
俺は焼酎で喉を焼きながら
昔は柳に月に古い茶碗に
怖いモノ達が潜んでた
昼間は ....
僕は遠い昔に生まれ
すでに死んでいてしまいたかったな
神話は失なわれ
青空はなんにもない
空虚な哀しみに
剥げ落ちてしまった
今日の空を見上げると

夜の美しい闇も
ざわめきのライト ....
  死人の眼には
  海
  それは彼が
  最後に目にしたもの



  命をかけて成し遂げたいことが僕にはあった
  今は無い


光が爆発した
扉を開けると
そこはまるで別世界だった
今まで聴こえていた
懐かしい歌も
無邪気な笑い声も無い
時間は壊れて
だけどまだ生きていて
ようやく
ひとりぼっちだっ ....
カラカラと音がする 心の中が渇いているんだ
カラカラと笑っている
干からびた気持ちで 愛嬌をふりまいてみるんだ
誰に?
自分自身に
自分の周りの酸素殿とか窒素氏とかに
カラカラと音がする
 ....
必要なものがあった
俺だけは きっと そうだった
黒い車の中で
自分の信念を信じて唇を噛みしめた
心のチューニングをし続けた
溺れる。
溺れている。

 ペットボトルの海に溺れる。
 水を喉に下す。束の間呼吸を犠牲にしながら。
 口を離して喘ぐように息を吸う。
 酸素を求めるはやい心臓。
 それは君と同じだから ....
校庭には重機やトラックが持ち込まれていた

先週のうちに校庭の土5センチをさらったのだそうだ

それが泥いろになってうずたかく積まれている

プールみたいに掘ったスペースにどぶ色のシートが ....
昨日と今日の記憶があれば
社会人としては上等なのさ
二日酔いでも三日目だってさ
会社に行けば金はもらえる
何に使うんだ
どこに捨てるんだ

好きなことはあったけど
好きじゃなくなっ ....
せみがいないとおもったら
いないのは
せみだけではなかった

それではなにが
いないのかとおもったら
せみだけのようなきがした

せみだけをおぼえてる
ひぐらしの
かな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夏って真山義一郎2211/7/21 5:47
初夏凛々村上 和411/7/21 3:15
ふたつの夜想曲凛々椿911/7/21 1:27
枝の葉シホ.N411/7/21 0:25
ガマパックン011/7/20 23:27
卒業311/7/20 23:26
靴音kauzak6*11/7/20 22:40
ケツ毛占い花形新次2*11/7/20 22:35
がちゃがちゃズー3*11/7/20 22:15
百姓一揆TAT2*11/7/20 22:04
常寓祥匿鳳凰定説6111/7/20 22:04
セックスと雑感はだいろ211/7/20 21:51
心星あおば13*11/7/20 21:19
肉を刺す[group]中川達矢6*11/7/20 20:27
The eternity is on the stove.長押 新1*11/7/20 19:22
同意の餌付けyuugao011/7/20 18:08
ため息だけはつかないぞ渡辺亘411/7/20 17:46
午後草野春心3*11/7/20 17:23
日記ガマパックン211/7/20 17:16
連想ゲームアラガイs2*11/7/20 16:36
肝試し田園211/7/20 15:50
遠い昔に死んでいてしまいたかった。折口也511/7/20 11:53
草野春心211/7/20 9:11
itukam...311/7/20 7:55
椅子の上にも3年小藤211/7/20 4:38
いつも、好きでやっていることだから番田 111/7/20 2:25
『ペットボトルの海に溺れる』東雲 李葉2*11/7/20 1:33
ヒマワリ吉岡ペペロ511/7/20 1:09
鳥になって竜門勇気311/7/19 23:28
蝉のいない夏小川 葉711/7/19 23:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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