家の周りは田んぼばかりだった
今はアパートが建ち減った

今年も田植えが始まった
田植機は一切使わず
手で植えるのが楽しい

このまま
田んぼが減っていくのは
寂しくて仕方ない

 ....
今度 
おいしいコロッケ
たぺよう!

この、ぺ

点々か、丸かよく見えなくて
適当に送ってくる
たぺる系ライン

いつも おいしい
雲が空のように見えた
走り書き
眠たいだけが取り柄だった
バス停が点在するこの街で
列車の駅を見つけた
小さくて冷たい
それだけの駅
草の夢で躓いて
命を生きることにも
少し ....
 熱いゆげをわけて
 ちりれんげですくって
 ふう ふう 吹いて食べるのです

 舌の上にのせた豆腐が
 かすかに香って崩れる時
 ふと時間は逆戻り

 勤め帰りのスーパーで
  ....
さささと
身動きできずにいるが
怒りでもなく
悲しみでもなく
ただただ驚くばかり

さささと
判断できないことも

さささと
反応できないことも

なんでもかんでも
さささと ....
石のように冷えていた
わたしの心 を
貴女は温めてくれる

荒れ狂い 悪魔にも犯された
私の魂、剥き出しにして
貴女に曝す、この瞬間
貴女は何を言うだろう?
貴女は何を歌うだろう?
 ....
風に吹かれて
永久の風に吹かれて

しずかに
寄り添いながら
時を過ごす二人は
遥か遠くから響いて来る
白く透明な呪いの声、
耳を傾け聴き入り
燃える魂の均衡、
造り上げる

 ....
「マリアノス様もお悩みでいらっしゃるのですね?」
ガイゼル・マーガセルは言った。事態は刻々と変化している。
今は民兵も含めた兵士たちが、なんとかアースランテの軍勢を足止めしている。
しかし、翌日 ....
ファシの街が落ちるとすれば、一週間は持たないだろう。
すでに、戦いは市街戦へと移っている。
ファシブルの兵士たちの練度は、それほど高いわけでもない。
ここでも戦いの行方は、魔導士の活躍にかかって ....
魔法石とは、魔法素子が集まった結晶のことである。
魔法石は、常に魔法素子を蒸散させている。
しかし、過剰な魔法素子の蒸散を防ぐために、
通常は弱い結界をその周りに張り巡らせているのだ。

マ ....
大切にしたい気持ちと
したい気持ちはいつも交じります

割合を変えながら
行ったり来たり ゆれてうねり
波が生まれます

波に押され 波にのまれ
私は大きな洗濯機の中です

純粋で ....
 錦市場を 腕すら組まず
 真昼にふたり 立ち飲み屋
 店でて貴方と そぞろ行く
 ひそかな胸の 高まりを
 抑え歩いた 京のまち

 寺町京極 商店街
 貴方手にとり ながめ見る
 ....
ピカの思い 忘れない 田中はまだ17歳だ
カフェの部屋で沖縄にいる
女の子だ

カフェの部屋は沖縄の密集地域にある
ビルの4階で経営している
というのも予約制である

このカフェは
◯◯有限会社の社長のカ ....
まや 夕方、アイロンをかけていると
背中のすぐ後ろまで
海は来ていた
昔と同じ懐かしい波音が聞こえる
泳ぐことは得意ではないけれど
波打ち際で貝を拾ったり
足の指の間にある砂が
引いて ....
耕し石拾う 堆肥を入れ耕す
くり返し くり返し
ご先祖さま

豊かな土、良い土は黒い土

腐った生きもの
小さな生きもの
混じっている

生きた土、良い土は黒い土

命をつなぐ ....
🎵この残飯で最後一切合切たいらげん
🎵もしもし亀よ亀さんよ🐢の
だめなジャミングはあまり効果なしか。
防御力は盾だけではダメなんだ
根こそぎ引っこ抜けるのを
おさえる術で挑まないと

陰 ....
  読みさしの本に
  めがねを置いて

  電気をけして寝る
  かぜのたたく
  春のよる

  飼っていた 小さい いぬ
  ゆめのなかで やわらかく
  きみの手にだかれ ....
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力

新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ....
「降伏など思いもよらないことだ」マリアノスは言う。
「さすれば、わたしはまた幽閉の身となるであろう。
 それよりも心配なのは、ミーガンテが再び王位に返り咲くことだ。
 そうなれば、ファシブルは必 ....
ファシの街では激戦が続いていた。ファシブル軍も
果敢に応戦したが、アースランテのほうが一枚抜きんでていた。
そこにはやはり、魔導に頼るものと武力に頼るものとの違いがあった。
魔導士の力には限りが ....
マリアノスは、そこで女千人隊長のガイゼル・マーガセルに声をかけた。
「もう、ファシの街は持たないのではないか。わたしは遷都も考えている」
その遷都先は、ファシブルの南方にあるヨーミルノスという街で ....
今年もうぐいすが鳴いた
うぐいすが
うぐいすであることを誇るような
透明の声は
命の分身
離れてしまえば
もう本体に戻ることはない
永遠に

たとえば
意に沿わない風にも
うぐい ....
 さっきから私の背を追ってくる
 オヤジ節の様な咳払い
 切れない痰のしつこさに男はどんな顔しているのだろう

 振り返り見ず 歩く私の前にはさっきから
 くるくる回る
 まぶしい笑顔のデ ....
あの人の事を思うと
今でも心がふるえる

あの人がどんなに強かったか
あの人がどんなに優しかったか

私自身
あの人にどんなに励まされたか

あの人に恩返ししたい。
そのための人生 ....
さらっと
神仏
生きる
呼吸
するりと

+++

まあるいお月さまが
雲にかくれたりなさって
顔をだしたりなさって
ぽかんと見ている私は
だまって
道は一つだけじゃない
キミは一人ぼっちじゃない

誰かの足跡
草を踏んだあと

その後に続け続け

来た道 引き返したくなる
時たま しゃがみこむ

いいんだ それでいい
 ....
お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない
と書いたことがある
受け取られ方としては
前半部分は吹っ飛んだのである

「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった
と書いたことがあ ....
CERNそれはちょうど赤い夕暮れのうつりこんだ道路の水溜まりだった。道路わきの草むらにはおそらく子供たちが忘れていったであろう白い野球ボール、水面にはちょうどあのときのCERNたしかにこんなあかい夕暮 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
田植え夏川ゆう223/5/26 11:17
おいしい日朗歩野0*23/5/26 9:28
水鳥たもつ323/5/26 7:11
湯豆腐リリー10*23/5/26 6:08
さささと坂本瞳子1*23/5/25 23:10
夜想55〇私にとっての音楽ひだかたけし3*23/5/25 20:13
最初の言葉423/5/25 17:17
ファシの戦い(十五)[group]大町綾音1*23/5/25 15:34
ファシの戦い(十四)[group]1*23/5/25 15:34
ファシの戦い(十三)[group]1*23/5/25 15:33
日朗歩野3*23/5/25 12:38
みやこのエレジーリリー1*23/5/25 12:27
折り鶴123/5/25 12:13
カフェの部屋moote223/5/25 11:54
たかし023/5/25 11:21
背中に海たもつ423/5/25 6:57
黒い土のため日朗歩野4*23/5/24 23:15
#メトロノームはリズムを教えない足立らどみ123/5/24 21:18
託す草野春心323/5/24 19:46
生命の力動〇上昇、そして下降ひだかたけし423/5/24 16:58
ファシの戦い(十二)[group]大町綾音1*23/5/24 15:29
ファシの戦い(十一)[group]1*23/5/24 15:29
ファシの戦い(十)[group]1*23/5/24 15:28
うぐいすそらの珊瑚8*23/5/24 15:19
リリー3*23/5/24 12:21
_渡辺亘323/5/24 10:55
さらっと神仏日朗歩野2*23/5/24 8:45
その後に続け続け 2020年8月11日制作  20 ...ルルカ323/5/24 6:32
貝になりたいりゅうさん4*23/5/24 6:28
CERN本田憲嵩3*23/5/23 23:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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