守りたいのはただ一つ
君の笑顔、だよ
悲しみも喜びも分け合って
一緒に歩いていこう

明けない夜はないから
安心してね
君が闇に紛れてしまっても
絶対僕が見つるよ

強くなくていい ....
違ったばかりの現実の
まだ塞がらないきず
やたらとぶっつけたくなる
せめてのムシャクシャが
どっか頭の中通り抜けて痛みを残す

どっかの誰かが通り抜ける
昼前の繁華街に
ナイフだけで武 ....
風林火山のごとく
誰にも知られず家を飛び出したわたしたちは
しばらくおびえながら暮らし
酷暑の陽炎 むしばまれつつ
いまに至っている

洗濯もの 干してたら綿毛の種がとまる ふわり ....
猫のいる角曲がる
冷たいバス一台
靴履いて踊る
カード屋の店主

寝転んだまま
樹林は日曜日
歯ぎしりを忘れて
ずっと待っていた

壁の入ったビン
3つだけもらった
赤い流体
 ....
半分だけ寝ぼけて
ぶらぶら生きてるうちに
何もかも嘘だらけに見えてきちまったのさ
時々いい気分で信じてた嘘が
だんだん姿を見せなくなったんだ

でもよー
誰かは信じてなきゃ
くたび ....
蛍光色の空を
眺める
鳥の目も
蛍光色で
そこからしみだした色が
鳥の身体を伝い
なんだかいろんなものを
蛍光色に染め上げる

鳥はあわてて
蛍光色をついばむけれど
色とともに崩 ....
きみは、
自分勝手なきみは、
いつもわたしのかばんに荷物をつめこむ

わたしは、
わたしを形成するものたちは、
いつも肩身狭そうにちぢこまっている


よるは、
くろい色したよるは ....
お金を無くした
名も知らない街で
私は 一人で
何をするべきなのかと思っていた


緑の花壇を見た
花を 覚えていない
自分だけは確かだった
何もない 心で
荒野にときどき吹く風がある

代わりを求めても仕方がないのに

荒野にありもしない花を探している

荒野にときどき吹く風がある

お花屋さんの冷蔵庫の匂いがする

さわやかな湿った ....
あつくこく
たかぶりゆく盛夏

うごめき
上昇気分

厚く濃いこの空気の中ひそやかに
偏在しているエアポケット

ひとり
静寂の中にとりこまれて

ぽたりと汗のひとしずく
 ....
此の肌
白く
夜にだけ
光る
その黒さと
対をなす
蜜のオセロ
純粋な目をして
花の匂いを
纏いましょう

焼けた風を
掴んで
呑んだ
何からも
自由になれるように
中 ....
デイサービスに初出勤の日 
助手で乗った送迎車の窓外に 
前の職場の老人ホームを去る時 
手を握りあったお婆さんが散歩道で 
杖をつき、せっせと坂を上っていた 

( 僕も、新たな日々の坂 ....
「人生は、まさかという名の坂がある」 
ある日、同僚は言った。 

愛する{ルビ女=ひと}と結ばれた僕は 
30年住んだ実家を出て 
12年詩を朗読していた店が閉まり 
10年働いた職場か ....
「どこにいる?」
誰のしわざだろう

  (どこにいる?)

有限のたましい


絶対音感の人の指先が
たくさんのたましいの呻りで
にごってゆく
そのとわの中で
その
  と ....
八年まえのおとといに行くと

そこはパラレルワールドで

八年まえのおとといそのものではなかった

すこしちがうおまえが車を降りて

ぼくのマンションに入っていった

ごくあたりま ....
独りになりたくて
そんな夜があって

そんな夜には
鏡越しに見える現はいらなくて

吐き出す術をも知らずにいて

まるで深い井戸の闇から
遠く彼の空の幻を見ているようで

人 ....
オナニー、それは甘く       
シコシコッ

オナニー、それは強く       
シコシコッ

オナニー、それは激しく      
シコシコッ

オナニー、それはすばやく(ばれな ....
○電車――走る匣体。棺。中には死人が詰まっていてぼくたちはホームと電車の隙間の21mmを各々の足で越えることで死と生を繰り返す。


○ポニーテールの幼女――黒のギンガムチェックのワンピースに黒 ....
取り付け可能な器具で
是非、この胸の部分を開けてやって下さい。

使い覚えのない器具で
どうやって開いてやればいいのです?

(同席、同罪の)
私は客でもあり、進行役でもあります。
こ ....
有給休暇(というか、夏休み)をなんとか2日取り、
新幹線に乗って、
ある地方都市のセクキャバへ出かけた。
どうして、駅弁というのは、
列車が動き出さないと、開ける気にならないのだろう。

 ....
なんでおまえが

あんなおまえになれたんか

おれわかってん

おまえのこと

おれが愛してるからやろ

おれの愛につつまれてるからやろ

だからあんなおまえになれたんや

 ....
曲がり角でぶつかるみたいに
言葉たちに出会って

だからページはいつも
四角くなっている

その扉をあければ
いつかゆけると信じ
夢を手放さないよに
手のひらぎゅっと握る

あの ....
人の事は考えない
自分が良ければいい
威張り腐り
仰け反っている

権利を主張し
自分は義務を果たさない。
文句ばかりいい
必要以上に求める

感謝、お礼、労いも言わず
人を命令 ....
道路を誰も歩かない
灯りは全てを照らさない
私は少し後ろめたい
自習室から、逃げ出して

空には蝙蝠
お前だけ
地には人間
私だけ

悲しい訳じゃないけれど
苦しい訳でもない ....
芝生の匂い
犬の毛
麦畑

太陽の光
パンケーキの
メープルシロップ

BGMの音
テレビの声
シオカラトンボ
I'm good.
You're wrong.
You must change!
I don't change.

I'm supervising you.
I'm exceeding y ....
エンマサマに舌を抜かれて一番困ることは
ともだちの味がわからないこと
手が勝手に増えたり
シナプスが複雑になったり
全部 ひとりぼっちになること

おじぎをおしえるおかあさん不足
そんな ....
  一輪のすみれを
  花のところだけ切り落とす



  いとしい{ルビ女=ひと}よ
  きみの優しさが
  どこまでも悔しかったからです
コーヒーカップ

ポケットに挿したペン

ネクタイ



ワイシャツの裾




目なんて、

見れないの
錆の浮いたガス栓を少し捻ったのは
標本が見ていた
リノリウムの床を上履きで踏みつける
よそよそしい靴音

思い出の中にある理科室では
夕方がひどく長引いていて
折れてしまうんじゃないかと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
受容洞野いちる111/8/5 6:23
遅い春竜門勇気111/8/5 5:53
回顧夏唐草フウ6*11/8/5 4:41
憐憫バニー竜門勇気411/8/5 3:20
マッドウォッチ スタースケール211/8/5 3:09
原色の太陽一般詩人-1*11/8/5 1:49
かばんpoco211/8/5 1:44
イルカの顔の死番田 011/8/5 0:31
荒野の花吉岡ペペロ211/8/5 0:10
盛夏の中の静止の音シホ.N211/8/4 23:52
夏恋さき511/8/4 23:50
声援服部 剛411/8/4 23:40
坂の上にて 411/8/4 23:27
夜景・死に水ピッピ311/8/4 22:53
タイムマシン吉岡ペペロ011/8/4 22:44
ひとりごともずず111/8/4 22:26
オナニーについて語るときも僕はオナニーしているということ[group]花形新次011/8/4 22:23
Note.士狼(銀)4*11/8/4 21:39
取り替え、付け替えyuugao2*11/8/4 21:36
換気扇は回るよ、あの日の風車のようにはだいろ411/8/4 21:30
そやろ吉岡ペペロ011/8/4 21:30
すき朧月311/8/4 21:15
anti Nペポパンプ2*11/8/4 19:27
息を吐いて青井とり011/8/4 19:17
日曜日ペポパンプ2*11/8/4 19:07
Who's bad?1*11/8/4 18:57
優等生伊月りさ411/8/4 18:30
すみれ[group]草野春心511/8/4 17:47
視線一酸化炭素111/8/4 17:42
カーテン月見里司011/8/4 16:48

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