おねがい
きらいにならないで

好きとか
恋とか
愛とか
もう
いいの

きらいに
ならないで

たまに会ったら
微笑んで

機嫌が良ければ
指切りげんまん
するみた ....
複雑巧緻のからくり時計

機械の翼

落ちる歯車

千年契約

翼天使の呟き

上昇と下降

他人の詩を盗んだ男が終身刑に課せられる

昼間の

断頭台の吊り紐は遥か高 ....
雁という鳥を

私は飼っています

しかし私が

雁について知っていることは

雁という鳥は漢字でどう書くのか

それだけです

その鳥はどういう容姿をしているのかだなんて
 ....
指の味がしそうな塩水というはなしを書きはじめると、たばこ屋のシマさんが居酒屋おかるの前で足をとめる。月面にでもロシアにでも辿り着けそうな路地を、がに股で歩いているような男が、でてきて、着ている .... こうあるべきだと
おもっても
からだはおもうように
なってくれない

かりものの
このからだには
いでんしがやどっている

こうあるべきだと
おもっても
いでんしはな ....
青空にも星が散りばめられていたら

昼と夜の空の違いなんて

青いか黒いかだけだよね



そう言ったら

君は

うふふと笑った



ハルジオンの花を結って

 ....
きょうざいしつで
ねむっていた

たしかかくれんぼの
とちゅうだったとおもう

こどものおにが
わたしをみつけた

わたしがおにになった
チャイムがなるまで

だれ ....
{画像=110927215321.jpg}


(扉絵:雨傘をさしてニッコリ笑うボクのアップ)

(絵?:雨傘をさして飛び出して行くボク。地面には大きな水溜り。)


雨降り
お迎え ....
泥のなかに いたね
いつも そこしか
なかったね

汚れることなど なかったね
すべてを 受けて
おのおのだった ね

なんにも 簡単じゃなかったね
だけどなんにも  ....
こどもたちの柔かい足のうら
パンのくず
魚、いるかな?

丸い5つの指を持つ足のうら
太古の感動を砂に記し
波の中の気泡に笑う

こどもたちの小さな足のうら
血管の美しくすきとおるそ ....
φの唄を
歌います
謳うわけでは
ありません
それは無償で
あるからです



一つ
羊飼いが
ビジネスに参戦するようです
世知辛いという言葉の意味を
誰からも教えられず
 ....
ザアー ザアーッと
出しっぱなしのシャワーの音
激しい雨が 大地を撃ち付ける
街も木も人々も
礫のような雨の洗礼を受けている

この雨がどこまで続くのか分からないが
雨の空間に閉じ込めら ....
 花束が枯れてしまって
 あたしは沈黙を選びたかった

 何もかも
 崩れゆく季節が来て
 きっと
 だめなんだな と


あたしがあたしであるが故
うまくゆかないことが多 ....
 
 
鬼ごっこをしているうちに
本物の鬼になっていました
友達は逃げ回っている間に
立派な大人になり
一人また一人と
遊びから抜けていきました
夜は水槽の魚に
言葉を教えて過ごしま ....
凍てつく世間の中で 燃え尽きてしまうだろうと 誰か云ってた
ハートの中のホットスプリング 枯れ果ててしまうだろうと 誰かが云ってた
身を寄せ合って生きる
絶望の世代
冷ややかに見つめる
生み ....
  墓石があるから
  人は静かに死んでいられる



  出来れば
  喧しく死んでいたい
  醜く腐食し
  おぞましい異臭をはなち
  いつまでも
  この世に迷惑を ....

つめたい交わり 踏切だけで三十の詩が書けるという人は
亡霊のような突き指をする


エール飛び交うマウンドで少年たちの夢を食べる獏は
消化不良で怒り目になる


お菓子をどう ....
熱帯夜が明けた
翌朝の駅前通り

ハンカチを頬に押し当てながら
駅へ向かう街路樹の下に

無数のセミが落ちていた

電車を気にする私や
数歩先を歩くYシャツの人の
慌ただしい靴音が ....
ぼくたちは
霧の深いなかを出かけていった

みどりときいろの
あたたかいマテリアルの服を着て
うたかただった

電話がかかってきた
すぐれたいたずらだった

天国のくらやみで
3 ....
「ヒーローあらわる!」と書かれた
スポーツ紙 一面を見ながら
コーヒーをすすり パンを食む
昨日の疲れがまだ残ってる

洗濯機を回して ぐるぐる
なんだか本を読む気分でもないし
ソファー ....
わたしは健康な子供だった

骨折はしたことないし

入院だってしたことがない

ただの死にたがり思春期

手首にカッターを当てて満足する。


なににも夢中になることのな ....
あの子が止めた時計が 今また動きだしそう
桜の花がほどけたら 僕のカウントダウンが始まる

季節のスイッチを神様が押すと
僕の心は息を吹き返すんだ
凍てついた眠りに落ちていても きっと救 ....
あんまり天気がいいので
かなしくなってしまう

あなたが
ここにいないのに
タイルの目まで
すべてただしい
人に混ざるほど 私の影は薄くなる
その影に透けて見える希望が
なおも私に自分を捨てさせる

人々の微笑が釣り針となって
私の喉の奥から
もつれた心を引っぱり出す
私はもがきながら涙を流す ....
暑い夏が続いていた

人々は日々のざわめきを忘れて

海水浴を楽しんでいた

今日のプチトマトは福島産か鹿児島産か

それが人々の生活の全てだった

僕は空を飛んでいた

 ....
暑い夏が好きだった
手に言葉を添えると時間が生まれた
時間に風味を添えると
愛の形が出来上がった

若さとは手品師だ
思いのままに時間の入れ替えができ
時間の繰越ができる

暑い ....
あいてますか?

愛してますか?

愛らしいかのじょはいますか?

昨日は何か新しいかなしみを見つけましたか?
約束は
履行されましたか?

何よりもあなたがしんぱいです

お ....
ひかりより速い存在に

乗ってあの星にゆけるのなら

二人してまた未来つくれるよ

ひかりより速い存在に

乗ってあの星にゆけるのなら


ひかりより速い存在が

発見された ....
しんしんと
たんぼに脳がふる
そそぎこまれた脳を
稲は根っこから吸い込んで
のびやかに育つ

私は脳をたべる
雪見大福と一緒に
稲穂の一粒が
まじったそれを

脳は何でも知ってい ....
私が見た夢は何なのか
過ぎていく幻の中で
いつも私が見ていたもの…
それは現実なのだが
明らかに異国の風景を思わせる
遠くにそびえる街の中で
私が一人で手にしてきたもの
多くは 縮れ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
おねがいこころゆくま...111/9/28 2:02
一日の出来事高濱111/9/28 1:37
雁(がん)雪路211/9/28 0:14
指の味がしそうな塩水ズー2*11/9/27 23:38
四季小川 葉411/9/27 23:06
世界一質素な戴冠式雪路011/9/27 22:26
かくれんぼ小川 葉011/9/27 22:20
雨降蝙蝠傘/想像絵本beebee17*11/9/27 21:57
泥だったね[group]千波 一也5*11/9/27 21:49
浜辺にてつむ4*11/9/27 21:41
φの唄雪路2*11/9/27 21:37
【 母体回帰 】泡沫恋歌9*11/9/27 19:36
練 習鈴木陽一レモ...1*11/9/27 19:00
童話(鬼ごっこ)[group]たもつ811/9/27 18:39
Love and peaceあやとり411/9/27 18:01
墓石草野春心4*11/9/27 17:53
いち/にち乾 加津也8*11/9/27 17:29
「黄金虫」のいる時麦穂の海8*11/9/27 16:48
芸術家の手甲斐マイク3*11/9/27 15:31
洗濯機 チャンネル ストローSeia5*11/9/27 13:52
ずっと生きてるハリマ111/9/27 13:23
春のタイマーアヤメ011/9/27 13:08
タイルはるな211/9/27 12:59
あなたはまだ知らないさすらいのま...2*11/9/27 12:31
 空を飛んでyamada...111/9/27 10:21
暑い夏花キリン211/9/27 7:44
かなしみの島梅昆布茶1*11/9/27 6:32
わたしは星に抱かれていよう吉岡ペペロ211/9/27 2:11
風見鶏斎藤旧2*11/9/27 0:55
いつの日か、二人で番田 211/9/27 0:53

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